魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

先を読む・・・って読めるわけない!

2006年02月21日 | ワイン ~2019年
「インデント」というシステムがあります。ヨーロッパのサプライヤーの在庫リストを輸入元が公開してくれます。それを見てオーダー。到着まで船便で3~4ヶ月。というものです。
そのリストはまるで宝探し。安くて美味しい(かもしれない?)掘り出しものから、メチャ高くてまずい(であろう?)ものまで玉石混交なのです。
しかもオーダーしても必ず買えるわけでもなく、リスト作成中、オーダーを集める間に売り切れていたり、同じアイテムにオーダーが集中、競争率が激しくて買えなかったり・・・・・と運次第の面も多いのです。大抵レアアイテムは買えないのだけど、とりあえず手を上げておく(参加表明)ってのもありです。

で、本日リストが公開されました。その数、数千アイテム!!!。必死の形相で見ていました。いくつかオーダーも出し、何とかため息を付いていたところ・・・・別の輸入元より、またリストが届きました。「えーーー!!!」。しかしこっちは1000アイテム程度。
また必死ににらめっこしてたら、別の輸入元よりメールやらFAXやらで新入荷の案内が・・・・・・。ヽ(`Д´)ノウワァァァン
日々の業務も片づけなきゃいけないし、ちょっとしたパニック状態。
さらに試飲会の案内やら、メーリングリストも遙々USAから届いてきました。(これは後日書きます)

何を選んでオーダーするかは、もう決断力ですね。数ヶ月後の予想と価格の相場の判断。あれやこれやと迷ってしまう優柔不断な自分に腹も立ちます。それでも熱中してしまうのは、良い商材を仕入れて販売したい自己満足?のためなのか、単にワイン狂の性なのか、ひいてはお客さんの喜ぶ顔が見たいからなのか・・・・・?
実は「そこにリストがあるからさ。」とまるで登山家のような条件反射なのかも知れませんね。
コメント
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