魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ラリラリ-コング選手の入場です!

2006年06月11日 | ワイン ~2020年
ラリラリ-コング選手が入場です。
リングに登り、おっとマイクを取って言い放っております。


おい、世の中のチャラチャラしたワインたちよ、今日はお前らに言いたいことがある。
よ~~く聞け!

ひと~~つ!

「コルクはワインの番人なんだよね、コルクを通して呼吸してるんだよね。」っていう
コルク!

番人? 呼吸してる?  ハァ~???

お前のおかげでどれだけ一般人がワインに親しみを持つのを遠ざけてると
思ってるんだ!開栓するのが面倒くさい。コルク抜くのに、よいしょ、よいしょするのは
ホント大変なんだよ。おかげでなかなか一般的に根付かないだよ。
さらにブショネまであった日にゃ、「おまえのせいだーーー!」と叫んでしまうよ。
スクリューキャップが一番だろー。
ソムリエさんの仰々しい儀式を奪うかもしれないが、世の中、平和になるってーもんよ。
さらに最近は合成コルクや人工コルクまで出来たからお前(゜⊿゜)イラネ !だぞ。コノヤロー!
(ここでコルクを地面に投げつけて、カーン、カーン、カーンとゴング!)


ひと~~つ!

「ワイングラスはお洒落じゃなくちゃ。
カッコイイし、持つ手の体温でワインの温度を変えないように足が付いてるのさ。」
っていうワイングラスの足!

カッコイイ? ワインの温度を変えない? ハァ~???

お前、麦茶飲むときに足持つか? ジュース飲む時はどうだよ?
ちょっとくらいグラスをそのまま持っても、温度に影響はねぇーんだよ。
逆に足がない方が安定感があるってーもんよ。
おフレンチレストランではテーブルの見栄えがダサくなるだろうけど、
袖が振れてグラスを倒すこともなくなるから、世の中、平和になるってーもんよ。
赤ワインこぼして、せっかくの一張羅が台無しになったオレが言うから間違いない!
最近は足のないグラスも発売されたから、お前(゜⊿゜)イラネ!だぞ。コノヤロー!
(ここでグラスを地面に投げつけて、カーン、カーン、カーンとゴング!)

酔いが回ってきたので戦闘不能!!!
両者リングアウト! カーン!カーン!カーン!!!
コメント
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