魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

政-BrgR(セリニー)

2025年01月24日 | ワイン 2025

「ラーメン家 政」へ。

 

今回はつけ麺いこう!

 

きたよ~。

安定の味だ。

前回どこか軽くて驚いたのだが、今回は問題なし。

つけダレもスープ割してフィニッシュしようと思ったが、そこは自重。

それは体重計とご相談ね。

でももちろん美味しくいただきました。

 

 

今夜の試飲はこれ。

 

2022 ブルゴーニュ ピノ・ノワール(ドメーヌ・セリニー)

(仏、ブルゴーニュ地方、ピノ・ノワール種、赤、3千円台)

 

いよいよ2022年ものが出てまいりました。セリニーは良心的な造り手で価格もそう高騰せずには

すんでいますが、それでもかつてよりは高めです。ACブルゴーニュで3千円台ならまだなかなか良い方でしょう。

 

香りはイチゴ、チェリー、フランボワーズなどのフルーツにシナモンやクローブなどのスパイス、

赤い花、紙など若いのでフルーツ主体でチャーミングです。

 

味わいは赤いフルーツが弾けるようにピチピチと華やか。酸は溌溂として、タンニンは

乗ってはいるものの細やかです。一番の飲み頃は案外早めに来ることでしょう。

チャーミングで美しく美味しいです。2、3年後がより美味しくなっていることでしょう。

この高騰したご時世に持っておかれて少し待ってから飲んでいただきたいなと思います。

 

 

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政-Brg Arig(ジョブリーヌ)

2025年01月20日 | ワイン 2025

やって来たのは「ラーメン家 政」。

 

ちょっと久しぶり?

行列が出来て入るには入れない時もあったのさ。

 

満を持して、ラーメンきたよ~。

今月のクーポンはウズラのタマゴね。

 

おいおい、この日はスープがどこか軽い!!!

今までこんなことはなかったのだが・・・

タレが少なめだったのだろうか?まあこんなこともあるのだろう。

 

その分ニンニクや辛味噌を投入して完飲完食だね。

いつもの満足感がちょっとだけ弱かった。

次回に期待しよう。

ちなみにこの日店内も並んでいたお客さんも9割以上は野郎だった。

漢の店だぜ!もちろん女性も大歓迎。この味が好きになってくれたらすごく嬉しい。

 

 

たまには券売機の写真を。

2段目に「あえそばつけ麺」「野菜がっつり」「辛口そぼろ」「政竜辛麺」があるのだ。

みんな知ってたか~?

 

 

今夜の試飲はこれ。

 

2018 ブルゴーニュ アリゴテ(ドメーヌ・ド・ラ・ジョブリーヌ)

(仏、ブルゴーニュ、マコネー地区、アリゴテ種100%、白、2千円台)

 

高騰した中で、割安なブルゴーニュを求めての試飲となります。

 

香りは柑橘の中でもカリンやキンカン、トロピカルフルーツ、白というよりは熟して黄色い花、

蜂蜜やマロンっぽさもちょっとだけあります。

 

味わいはさわやかながらもまろやかで熟した果実味、すっきりしたほど良い酸味。

どこか上品さもあってブルゴーニュを感じることが出来ます。これは美味しいです。

試飲のため1本だけの仕入れでしたので、追加を入れても良いかと思います。

この造り手は初めて飲むことになりましたが、とても良心的なドメーヌだと思いました。

 

 

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濵かつ-ネリオ

2025年01月17日 | ワイン 2025

「濵かつ(浜勝) 出島店」へ。

 

福袋のお食事券の消費です。

ヒレカツの定食、きたよ~。

ヒレカツは当然美味しいけど、今貴重なのはキャベツ~!!!

野菜の高騰で、もしかしたらカツより高いキャベツ~!!!(笑)

キャベツとお味噌汁をお代わりするのさー。

お店もキャベツやお米の高騰で(その他食材も)大変だろうなあ・・・。

ごはんもお代わりしたかったけど、そこは朝の体重計を見て自重。

 

ええ、もちろん来月もキャベツ食べに来ますから。ランチも行くかも。

とりあえずごちそうさまでした~。

 

 

本日の試飲はこれ。

新ヴィンテージなので試飲です。

2020 スコラ・サルメンティ ネリオ

(伊、プーリア州、ネグロ・アマーロ種メイン、赤、2千円台)

 

香りはプラム、ブラックベリーなどのフルーツに黒糖、革、ダシ、甘草、クローブや

スパイス、黒土、ローストされた肉など。

 

味わいは濃厚で力があり、スケール感もまずまず。

タンニンはしっかり、酸味もほど良く合ってバランスしています。甘さのある果実味が

スパイスとともにズンときます。ステーキなど肉に合いそうです。

冬にはやっぱり赤が良いですねえ。

 

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マドゥバニ-フェランディエールRSV PN

2025年01月14日 | ワイン 2025

「マドゥバニ」へ。

 

この日は定食は売り切れ。

チキンコルマとなる。

美味しいよねえ。今日のコルマはいつもより辛めだった。

しっかりと染み入るスパイス。今年の食べ初めだ。

新年であちこちと食べ初めが大変。回らねば。(笑)

 

 

今夜の試飲は新ヴィンテージのこれ。

 

2022 フェランディエール レゼルヴ ピノ・ノワール

(仏、I.G.P. ペイ・ドック、ピノ・ノワール種、赤、千円台半ば程度)

 

ヴィンテージも変わり、ついでに価格もちょっと上がってしまい、それでも大好きな

ピノ・ノワールゆえに試飲です。

 

香りはチェリー、イチゴ、フランボワーズなどのフルーツに、赤い花やちょっとだけインク。

 

味わいは優しくまとまり良く現在は熟した果実味主体です。酸味は健全でまずまず、タンニンは

細かくシルキーさもあります。まだ若いので凝縮した感じがあって、これがほどけるのに

6~8か月程度あると理想的とは思いますが、いきなり美味しく飲めているので、ボチボチと

飲んでいきましょう。

 

ブルゴーニュワインがあまりの高騰状態なので、少しでも替わりになり得るピノ・ノワール種を

探しています。このワインだとお手軽に飲めそうなので決して悪くはありません。ただし、やはり

ブルゴーニュの風味はしないです。まあ、そこは価格差なので残念ですが割り切りましょう。

次回の仕入れの時に入れておきます。

 

 

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無印カレー-BrgB(ガコン・モワンジョン)

2025年01月11日 | ワイン 2025

大人しく自宅で無印カレーを。

 

写真は以前のを使用ね。

 

南インドいくばい。

写真一番上はラッサムなのでこれは単体でも良い。

チキンカレーとカボチャのカレーを混ぜるととても美味しい!

まぜまぜは楽しいです。500円台で素晴らしいと思います。

 

 

本日の試飲はこれ。

 

2021 ブルゴーニュ ブラン コート・ドール レ・フェムロット(ガコン・モワンジョン)

(仏、ブルゴーニュ地区、シャルドネ種、白、5千円程度)

 

6月に入荷したワインですが、その時はまだ早いと思って寝かせておりました。

さて半年たった今はどうでしょう?

 

香りは・・・良いですねえ。

パイナップル、リンゴ、バター、蜜、ハーブなど、それっぽさが出てきました。

良い白ですねえ。

 

味わいはだんだんピュリニー・モンラッシェらしさちゃんとあります。(畑はピュリニー村のすぐそば)

果実味はバターと蜜っぽさがあり、品があります。酸味はしっかりとバックボーンとなって

張りを与え、余韻もとてもきれいです。

 

私の予測が結構当たっていて、寝かせて時間が経つと本当に良いワインへと変身してきました。

ベストでお出ししたいのであと2、3か月待ってからワインリストに書きたいと思います。

もちろん現在でも販売はします。(この畑のすぐ隣はピュリニー村なので1.5万円~とかします)

高騰したブルゴーニュワインですが、このワインは地理的にすごく良い場所でとてもお買い得です。

 

 

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中華大八新戸町-オー・ムレール クレマン・ド・ボルドー

2025年01月09日 | ワイン 2025

「中華大八 新戸町店」へ。

 

ネットではあまり登場せず、地元の方々に愛されるお店。

 

メニューを見る。

 

よく見るとカツ丼、カツカレー、とんかつ定食とカツメニューが3つもある。

こちらはちゃんぽんとチャーハンが美味しかったので、次なるターゲットは・・・

 

カツ丼きたよ~。

うん、まずまずのルックス。

 

カツは厚みはまずまずで標準的か。

タマゴが絡んでとても良い食感。

飛び抜けた感じまではしないけれど、十分だ。ごはんもしっかりと進む。

満足でした。

やはりちゃんぽんがより満足度が高く感じたので、次は皿うどんや焼きそばあたりを狙ってみるか。

穴場のお店だと思う。

 

 

今夜の試飲はこれ。

V・ファーレンの選手たちがフルに揃ったみたいなので祝杯ですね。

 

NV オー・ムレール クレマン・ド・ボルドー

(仏、ボルドー地区、セミヨン種メイン、白泡、2千円程度)

 

きれいな泡立ちです。香りはシトラスやライムなどの柑橘、青リンゴ、ミネラル、

綿アメやちょっとだけ揮発性。

 

味わいはまず泡がとても繊細で粒が細かい。さわやかな辛口でとても端正。

ピシッとしたテクスチャーだがどこか柔らかさも秘めています。

料理はかなり合わせやすいと思われます。

シャンパーニュほどのエレガントさはありませんが、クリアでクリーン、潔く好感が持てます。

 

実はセミヨン種60%、メルロ種40%というセパージュですが、調べるまでメルロの存在を

分かりませんでした。セミヨンがメインだとは感じましたが、確かにコクはありますね。

ボルドーのスパークリングってちょっとだけ珍しいでしょう。

 

 

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家庭内格付けチェック-まずは小さな1歩

2025年01月07日 | ワイン 2025

TV番組の格付けチェックではありませんが、家庭内で出来る格付けチェックを

やってみました。

 

まず私は出題者に回りました。

奥さんと娘夫婦がチャレンジ。

何と娘婿がこのお高いワインをいただいたそうなのです。それでどうせ飲むのだったら

格付けチェックごっこをやってみたいとということになりました。

 

 

出題ワインはこちら。

 

左のワインが

2019 JCB カベルネ・ソーヴィニョン(USA、ナパヴァレー、約2万円)

JCBはジャン・シャルル・ボワセという大手の造り手名です。

 

右が

2020 コノスル シングルヴィンヤード カベルネ・ソーヴィニョン(チリ、2千円台半ば)

 

価格差は8倍~10倍。

私は香りだけでわかると思って出題者になったのですが、やっぱり・・・ね。

 

回答も全員正解!

たいして難しくなかったようです。(ちょっと面白くないじゃないか!?)

 

でもわかりやすく説明も交えながら、楽しい時間でした。

ただね、価格の開きを考えた上で、コノスルのシングルヴィンヤードがあまりに出来が良かったので

驚いてしまいました。まあ、普段から美味しいですよとお客様にもおすすめしているわけですが、

上質なものと比べてみて、その素晴らしい出来具合にあらためて驚きました。

コストパフォーマンスが異常に良いと思います。

 

かつては千円台でした。それが物価高の煽りで2千円台になり、今は2千円台半ば程度となってしまっています。

いや、それでもコストパフォーマンスを考えるとやはり凄いのです。

たとえ上がってしまっても胸を張っておすすめしていけることを再認識しました。

良いチェックだったと思います。

 

 

そしてここからは新たな一歩。

昨年は牡蠣に当たってしまい、それ以来食べられずにいました。

しきゃ~し、それを克服しなければならないのだ。

 

ということで何故かガストへ。

560円ランチいくよ~。

チキンにソーセージにタルタルのかかったカキフライ!

そう、あれ以来初めて食べる牡蠣だ。

 

やったよ~、食べられました。

この1歩は小さな1歩だが、人類にとっては大きな1歩だ・・・

って月面着陸したアポロ宇宙船のアームストロング船長が言った。まさにそんな気分だ。(笑)

 

もうシーズンですし、牡蠣小屋遠征もやってみたい。

自分自身で焼いて「しっかりしっかり火を通せば」大丈夫だよね・・・と思う。

 

 

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格付けチェック-シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ

2025年01月05日 | ワイン 2025

今年の「格付けチェック」のワインのおはなし。

近年、この番組にはきっとシナリオがあるんじゃないかと疑ってしまってワイン以外は興味がありません。

 

いつも番組の最初にあるし、私の専門なのでこのワインのコーナーだけは見ることにしています。

 

AもBも薄めの色合いでしたが、Aの方が濃く、Bが明らかに薄い色でした。

 

正解のシャンベルタン・クロ・ド・ベーズは特級(グランクリュ)でかなり力強いワインです。

ブルゴーニュの中でもしっかり濃い色合いであるはずです。しかも名手アルマン・ルソー作となればなおさらです。

アルマン・ルソーはシャンベルタンの造り手の中でも極めて素晴らしい評価で、まず真っ先に名前が出るほど。

これです。

出題されたのは2011年もの。

 

ですので色から推測するとAということになります。さらにgackt氏はAを考えながら数口飲んで

Bはひと口だけ。正解がというか100万円のワインをそんなひと口、あぁそぅと放り出すはずがないわけで。

 

実はこれと同じワインの2014年ものをかつて数年前の出張の折り、某所で64800円(この頃消費税8%だった)で、

見かけて買おうかどうか?かなり悩んで帰った記憶があります。それを家族に話したら「買っておけば

良いのに・・・」と言われました。(さらにもう1本シャンベルタンと並んで2本置いてあった)

ですから今でもこの時を思い出してずっとずっと後悔しているのです。(笑)いや(涙)

現在では50万~100万円台ですね。2本ともゲットしたかった~。

(そしたらワイン会でみなさんと飲めたのよー)

 

ということでボルドーワインは今までに結構出されたので、ブルゴーニュワインへとシフトしてきましたね。

ワインのコーナーの後、弦楽器のコーナーまで食事しながら見ていて、あとはもう見ませんでした。

実は音楽も専門なのですが、そのあたりは既にどーでもいい。

 

で、大事なことですが、この有名な造り手アルマン・ルソーの一番お高いワインがシャンベルタンと

シャンベルタン・クロ・ド・ベーズの2アイテムなのですが、その次にお高いアイテムが

1級畑のクロ・サン・ジャックという有名なワインなのです。Top3と言われています。

これは今年当店のワイン会で飲もうと思っています。実勢価格30~40万円くらいはするので

実際はどうなのか???お楽しみに。

というかぜひご参加ください。会費は格安でやります。

 

 

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