最近は、
韓国映画をアマゾンプライムで見ることも多くなりました。
でも、
韓国映画に関しては、
まだまだ内容よりも
誰が出ているかで見てるレベルで、
詳しくはないまんじゅう顔です。
ここ1年ぐらいは、
コン・ユさんの映画を何作か見ましたっけ。
でも、『ソボク』は怖かった!
チョン・ウソンさんも好きな俳優さんの一人でしたので、
アマゾンプライムでこの映画を見つけたときには、
飛びつきました。
それが、
『無垢なる証人』
日本公開は2020年です。
決して前日のリーガルパッドとのつながりではありません(笑)。
チョン・ウソンさんが演じる弁護士スノは、
もともとは人権擁護派の弁護士。
しかし、親の借金も抱え、
出世もしないといけない状況にあり、
自分の信念と野心の間で揺れ動いています。
そんな彼、
出世のかかる大事な事件の公判で、
対立する検察側の証人として、
一人の自閉症の少女と出会うことになります。
その自閉症の少女ジウを演ずるのが、
キム・ヒャンギさん。
若いけれど、芸達者な女優さんです。
最初はジウの人間性まで否定するようなやり方で、
自分達の方へ勝ちを呼び込もうとするスノですが、
彼女との交流の中で、
自閉症というものを理解し、
正か偽か、清なのか濁なのか、正義か野心か、
彼自身は彼女の言う「良い人なのか悪い人なのか」、
自分自身の生き方が問われていきます。
そして、
最後には弁護士としての立場を投げ打っても、
真実を追求しようとする一人の法律家になっていきます。
一方、この自閉症の少女は、
法廷で精神障害のように言われ、
自分が貶められても、
「人を支えていく弁護士になる夢があっても
それはなかなか難しい」
「けれど、わたしは証人にはなれる」
「証人になってみんなに真実を伝えたい」
と立ち上がっていきます。
音に対しては超過敏で、対人恐怖もあり、
知能はすごく高くても、
他とうまく意思疎通が図れないために
しんどい思いをするのですが、
法廷の時計の音に悩まされていることを告げ、
それを除いてもらうことで
集中して「証人となる」努力をします。
そして最大限自分の力を発揮して
真実を皆に告げるのです。
彼女自身も、
この「証人となる」経験を通して成長していきます。
クライマックスの法廷シーンは涙ものです。
ネタバレになるので、
ここは口チャック。
是非映画本編でお楽しみください。
主演のチョン・ウソンさんは、
こういう弁護士役にピッタリな雰囲気の持ち主。
彼は、
日本のドラマ『愛していると言ってくれ』が、
韓国でリメイクされるにあたり
豊川悦司さんが演じた
聴覚に障害のある画家役をされる予定だと聞きましたが、
わたしとしては、
これも、
韓国でリメイクされると発表された
TBSドラマ『最愛』の
井浦新さんが演じられた加瀬弁護士役にピッタリだなあと思いました。
目が澄んでいて、とても美しい俳優さんですからね。
『無垢なる証人』、
とっても考えさせられる、
温かい、
こうでなくっちゃと思える映画になっています。
すごくオススメです。
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記事の中に出てきたドラマ
「愛していると言ってくれ」に反応してしまいました。
「愛していると言ってくれ」は昔見て大好きなドラマでしたが
1話だけ見逃してしまってすごく心残りでした。
それがコロナで最初の緊急事態宣言が出た頃
再放送のドラマが沢山放送された時に
1話から見る事が出来、念願叶ってすごく嬉しかったです。
最近またTVerで見つけてしまい
ストーリーは完全に覚えているのに
トヨエツさん見たさにまた見てしまいました(^^;)
何度見ても当時のトヨエツさんはカッコ良いです(^O^)
とってもハートフルないい作品ですよ〜。
ところで、「愛していると言ってくれ」、わたしも大好きなドラマでした。
このドラマでトヨエツさんをキチンと知ったのだったかな。
サラッとシャツを着て、つっかけのようなものを履いてて、軽い格好の彼がすごく格好よかった。
わたしたちと同学年(中退されたのだと思いますが)ですので、同じ大学に行った同級生の中には「あ、あの人!」と思った人もいたのではと、当時よく思いました。
今も格好いいですよね。いい役者さんだと思います。
わたしは「20世紀少年」のおっちょも好きです。