実は先週週末から数日、生まれ故郷に帰っておりました。
帰ると言っても、
コロナ禍の影響でギリギリまで体調管理が必要で、
熱は測るわ、酸素摂取量は測るわ、念入りのチェックが必要。
さらにはまーさんのショートステイのあれやこれやもあり、
「本当に行けそうだ」と思えたのは、まーさんを預けて一晩明け、
わたしたち皆の体調も悪くないとわかった当日朝のこと。
かなりホッとして新幹線に乗り込んで、
やっとゆっくりしたと思ったら、
途端にケアマネからの電話・・・。
もともと8日間ショートステイに預けるところが、
まーさんの引き取りが早くなってしまい、
わたしたちも予定より早く帰ってこなければいけなくなるという顛末。
コロナが出たとかそういうことではなく、
まーさんがスタッフさんの言うことを聞かないので、面倒見られないということでの放り出しデス(泣)。
そして最後の最後には、小指を骨折して帰ってきました。
ありえない結末です。
さらには、車椅子固定で歩かせてもらえなかったから、
数日で自立歩行がとても難しくなってしまってた・・・。
短い日数でも「施設に預ける」リスクの高さを強烈に思い知らされた形。
簡単に言うと、
そもそもまーさんが落ち着かずイライラした原因は、
車椅子から立たせてもらえなかったから。
立ち上がるとストップがかかる、ちょっと伝い歩きをするとストップがかかる、
「あれだめ」「これだめ」と言われてプライドを傷つけられたのだろうと思います。
家でも干渉しすぎると、声を荒げることはありますから、
なるほどそういうことだったかと思いました。
まーさん自身、家ではトイレには伝い歩きで自分で行き、
家の中を伝い歩きをしながらゴソゴソし、を自由にやってきてたのです。
それを全て制限されてしまうと、プチンと来てしまったのでしょう。
もし、そんなまーさん自身の情報が普通に伝わっていれば、
そういった規制はかけなかったはずで、
キレることもなく穏やかに過ごしたろうと思うと残念で仕方がありません。
骨折も、使ったことのない自走式の車椅子に座らされたから、
やったこともないのに自分で車を動かそうとして指を挟んだのだろうとの推測されますが、
スタッフ側としては誰もその現場を見てはおらず、
どうしてそうなったのかがわからないと言うのです。
なんだかなあ〜〜。
とにかくまーさんがかわいそうで、
預けたわたしたちもずっと気になっていたり、
負い目を感じたり、
何だか散々な帰省となってしまいました。
帰省と言っても、
3年ぶりに夫の空き家になってる実家の風通しと片付けの算段、
わたしの実家での亡き父母の法事も兼ねた親族との再会、
これくらいのささやかな帰省だったのですがね・・・。
これまでショートステイは、わたしの入院・手術の時と、
3年前に実家の片付けに行った時との2回だけ使いました。
その時も、最初の2日くらいはまーさん、不穏な感じだったようですけど、
結局落ち着き、帰ってきてからは「ホテルみたいなところに泊まってきた」と笑ってました。
当然のごとく、施設からの連絡なんて全くなかったのです。
今回のように、
一晩で「もう帰ってもらいたい」というくらいの言われ方というのはありませんでしたので、
一体どうしたんだろう、どうなってしまったのだろうと思いました。
家に帰ってきて、普段と変わらないお茶目なまーさんを見てると、
??マークだけが頭の中を飛び交いました。
過酷な中で、いつもお世話をしてくださってる介護職の方々には、
本当に感謝しかないといつも思っています。
ただ一方で、
今後、介護職の方々とどううまく連携を取れば、
介護してもらう本人が居心地良く、元気で過ごせるのか、
預けている間、家族が安心してやるべきことをやったり、
一時ホッとしたりできるのか、
多くの課題を持っているなと感じました。
今後、まーさんはさらに施設にお世話になっていく身。
そしていずれは自分もお世話になる身。
ケアマネさんを含めて、お世話になる施設と
裏表ないコミュニケーションの取れる関係の構築、
模索の日々は続きます。
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負い目に感じられたり、腹立たしく思われたり、
他人事とは思えなくて胃がキュっとなりました。
かなり嫌な思いをされつつ、冷静に対応なさった場面が想像されます。
施設と上手くお付き合いする方法、
相手があることですから、難しいですよね。
長くお付き合いしても??と思うことがあります。
皆さんが回復されますように。
母がお世話になってた「グループホーム」の施設長さんの話では、やはり「働き手」が少なくて、探すのが大変らしいですね。
それでも、「よくやってくれるスタッフさん」たちも、もちろんいらっしゃって、その姿を見ると、頭が下がりますね。♪( ´θ`)
tmtmさんは色々とご存じですから、きっとわたしたちの状況もきちんとわかってくれてると感じます。結局は、介護をしてくださる人々、家族の2者がうまく連携し、関わるということがとても大事ですよね。そうすることで、介護される者も自然に生活でき、介護に関わる方々も無理をせずに関われる、家族も安心するということになる。今回どこでどんな行き違いがあったのか、しっかり見極めて次に進みたいと思いました。
今回のことは、私たち家族の伝えた情報が、途中で中身が変わって伝わっていたというところに問題があったとわかりました。この誤情報のために、施設ではまーさんを車椅子固定にしてしまい、まーさんはまーさんでどうして立ってはいけないのかがわからず、パニックになり・・・。途中、誤情報が修正された時点で、スタッフの対応が変わり、全くまーさんは落ち着いたらしいのです。スタッフの方々は律儀に関わってくださってたので、情報さえきちんと伝わっていればどちらにとっても問題はなく、無理もせずに済んだということです。こういう問題って、介護の現場だけでなく、学校でも病院でもいろんなところで起こりうること。情報共有の大切さ、それも正確な情報共有の大切さをわたしたち家族も思い知った出来事でした。