昔、映画の宣伝で、
「読んでから見るか、見てから読むか」
なんていうキャッチが
一世を風靡したことがありましたっけね。
いつのことだったのか、何のキャッチだったのか、
改めて調べてみると、
1977年の『人間の証明』(森村誠一)が映画を前提に作られ、
角川映画として世の中に出た時に使われたキャッチだったとか。
あの時は結局、
わたしは読みもせず、見もしなかったのですが、
キャッチだけは鮮明に覚えています。
今回の池井戸潤の小説、
ドラマ化との関係ははっきりわかりませんが、
この小説が発表されてそんなに時間が経っていないために、
「読んでから見るか、見てから読むか」
という選択を迫られた人も多かったのではと思います。
わたしとしては、ぐっと我慢の子で、
最終話がオンエアされるまで、
原作は手に取らないと決めました。
原作ありきのドラマですので、
ネットを見てると、当然ネタバレが載ってることもある。
けれど、そういう記事はできるだけ避け、
最後まで、まずは物語の展開を色々予測して楽しみました。
ただし、中盤あたりから、新興宗教が絡む筋立てとなったので、
それは原作通りなのか、
原作の目次はチェックしましたけど・・・。
まだこれから本を読まれる方もあるでしょうし、
見逃しでドラマをご覧になる方もいらっしゃるでしょうから、
ネタバレにならぬよう、
少しぼんやりと書かせていただきますが、
ドラマの方は、最終話に至り、いろんなものを回収して、
それなりのラストを迎えました。
最後まで裏切られることなく、楽しく見ることができました。
最終話を見て、すぐに小説の方をポチったわたし。
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わたし、
『半沢直樹シリーズ』にしても
『ルーズヴェルトゲーム』なんかにしても、
テレビドラマを見てそれで満足してしまい、
これまで池井戸さんの本って、
読んだことがなかったのですが、
初めて読むと、まあ、とても読みやすい文章で、
スルスル頭に入ってきますね。
結構分厚い本でしたが、
病院の待ち時間を含めて数時間であっという間に
読み終えました。
原作の方が、比較的単純な展開。
ドラマの方は、原作をもとに、
少し波乱に飛んだ展開になってるかも。
例えば、
ドラマでは主人公と恋人関係になる立木綾ですが、
小説の方ではそこまでの関係でなかったり、
放火犯が、
ドラマでは消防団員の一人だったけれど、
小説はそうではなかったり。
ドラマの方は、
登場する俳優さんたちのキャラ立ちがすごくて、
出てくる人みんな怪しい雰囲気ですけど、
小説の方は各々にそこまでの怪しさは感じられない。
大筋は変わらずとも、
細かいところでかなり違った展開になっています。
でも、
だからと言って、小説がつまらないとか、
がっかりするとかは全くなくて、
小説は小説で面白く、
テレビドラマはテレビドラマで面白い、
「見て、読んで」の2倍楽しめたと感じられました。
ここからは、
さらにわたしの個人的感想ですが、
最初の話に戻ると、
「読んでから見る」がいいかな。
まずは池井戸さんの文章を楽しみ、
物語のイメージを自分なりに膨らませてから、
映像に入る方がいいかも。
どんなものもそうかなと思いますが、
作られた順に見ていくのがいいかな。
そう思いました。
さて、
同じ夏のクールで人気の『VIVANT』は、
外向きで派手な作りになっているドラマですが、
『ハヤブサ消防団』は、
むしろ内向きの、
日本の田舎の静かな怪しさが溢れるドラマになっていて、
どちらも面白いなと感じています。
ドラマづくりにどうお金をかけ、
良いものを作っていくのか、
これら2方向の取り組みが、
今後の日本のドラマの転換点になっていくのではと
感じたまんじゅう顔なのでした。
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いやー、面白かったですね。
今季のダークホースドラマでした。
序盤の気持ち悪さは、何だろうと
思っていたら、
後半のネタバレで全て回収されて
スッキリしました。
タイトルがミスリードしようとしているような…
後から、口コミで人気が出そうな気がしてます。😊
そうか、ドラマの方が、細かく「脚色」されてるわけですね。(^^; でも、面白かったですね。(^.^) 私的には、今季のドラマは、やはり「日曜劇場」と「ハヤブサ」の2本勝ちだと思ってます。 「学校関係」のは、一応、最後まで観るつもりだけど、「暗過ぎ」て、ウ〜ム…という感じだし…。(*´-`) あ、息子の付き合いで観た「ばらかもん」は、なかなか面白いです。^_−☆
濃いキャラ軍団が良かったです。
もちろん太郎くんも。
高校1年生の時だったかな?
クラスの友達数人で映画を見に行きました(*^_^*)
ハヤブサ探偵団、面白かったですね。
「18/40 2人なら夢も恋も」も良かったですよ。
「ばらかもん」もほっこりして良いですし
今期のドラマは当たりなのが多かった気がします。
VIVANTの最終回、楽しみですね!
コメントをありがとうございました。
ほんと、面白かったですね〜。
確かに、最初あたりから気持ち悪さ全開でした〜。
タイトルも、完全にミスリード。池井戸さんの小説だから、企業がらみと思ってたら、新興宗教がらみ。
いい意味で色々裏切られましたが、最後回収できていましたね。
地味でしたけど、じわじわくるドラマでした〜。
そうなんです。結構ドラマは見てるのに、わたし、本は初めてでした。
池井戸さんの文章、すごく明快で読みやすいです。
今回も「読んでから見る」で良かったかもと思いました。
「ばらかもん」も静かな人気ですね。こういうドラマが増えてきてくれるといいなあと思います。
それぞれキャラ立ちがすごくて、印象的でした。
太郎くんもその中で、独自の存在感があって。
役者さんたちのレベルが高く、安心して見ていられました。
面白かったですね〜。
なおさんはお友達と見に行かれたんだ〜。
「18/40・・・」は、全くチェックしてませんでしたが、面白かったのですね??
「ばらかもん」も静かなブーム??
わたしは、「ハヤブサ・・・」と「VIVANT」しかしっかり見てなかったのですが、
いい作品揃いだったのですね。
いよいよラストがもう少し。
さてさてどう回収するかな。
今期ドラマ面白いものが多かったですね~
やっぱり「VIVANT」と「ハヤブサ消防団」
それから「18/40」も(*^^*)
「最高の教師」もなかなか良いですよ
わたしはけっこうネットの考察とか見ちゃうんです
それも楽しかったです(笑)
確かに毎週楽しみにするドラマが複数あって、
暑いシーズンでしたが楽しく過ごすことができたように思います。
やはり「18/40」「最高の教師」もご覧になった方々には評価が高かったですね〜。なるほど〜〜。
わたしは他に「シッコウ」を見たのですが、これも結構面白かったです。
秋のシーズンはどんなドラマがお目見えするのでしょうか。これも楽しみですね〜。