神保町の三省堂本店の1階入り口付近に入ってる、
神保町という街が持つ「雑多な」と「知的な」雰囲気を持った雑貨店です。
他にも東京都心を中心に数店舗を展開しています。
レトロなもの、
おっと何だろうと思うもの、
外国の方が喜びそうなものがたくさんあります。
ここは、
いわゆるハンズやロフトなどの大型量販店とはまた違うテイストのものが集められてて、
とても個性的。
雑貨といっても、中には食べ物もありまして。
これは懐かしくて買っちゃった。
子供の頃は、カレーといえばこれだったかな。
この後、グリコやハウスのカレーも出てきてたような。
あまり近くのスーパーで見なくなってたのですが、健在!
実際作って食べてみたら、
あっさりしたカレーで懐かしい。
夫とわたしは美味しくいただきましたが、
息子は「小学校の給食のカレーを思い出す」と辛口な評価。
さて、話を戻しますね〜。
そこでこんなものも見つけたんです。
一体なんだろう・・・・。
「背中からの手紙」「偽りからの手紙」「三人からの手紙」など、
いろんなものからの手紙なんです。
この懐かしい簡易封筒〜〜。
わたしはその中から、「予定からの手紙」をチョイス。
手帳オタクとしてはね、これかな。
買った後、早速開けてみたかったけど、我慢、我慢。
家に持って帰って、
落ち着いたところでオープン!
封筒裏には「手紙小説在中」と版が押されてますから、
一つの小説になってるのかもしれません・・・。
B5のわら半紙4枚に手紙が書かれてるんです。
内容はただただ不思議・・・。(中身は買って読む人のためにシークレット!)
本当に面白い想定、そして装丁の本だと思いました。
そして、今回の収穫物、後の2冊は・・・。
オアシス御茶ノ水店で、
『わたしの信仰 キリスト者として行動する』アンゲラ・メルケル著 (新教出版社)を。
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この本は、
ドイツのメルケル首相が、
教会関係の集会などで語った講演やインタビューなどを16編収録しています。
「政治家メルケルの信仰観・社会観・人生観が余すところなく語られる注目の書」ということ。
まだ読んでませんが、
男性女性関係なく、
一人の政治家として彼女がどんな思想を持って行動しているのかにとても興味があって、購入しました。
そして東京堂では、
『ほんとうの味方のつくりかた』松浦弥太郎著 (ちくま文庫)を購入。
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松浦さんは、
『暮らしの手帖』の前編集長で、『暮らしのヒント集」シリーズなど、
多くの著作があり、とても有名な方ですね。
こちらの方は読み始めていますが、気楽に読める本です。
読んでいると肩の力が抜け、よく生きようと思える本だと思います。
今回、
三省堂や東京堂をはしごしていて気づいたのは、その歴史の長さ。
この東京堂で買った文庫本『ほんとうの味方のつくりかた』には、
東京堂のしおりが挟んであって、
「本と人をつないで130年」と書かれていました。
創業1890年だそうで、昨年130年周年だったようですね。
そして一方の三省堂は、
今年140周年!
創業140周年フェアが行われている最中でした〜〜。
このコロナ禍も合間って、
最近は電子書籍の普及やネット通販などの興隆で、
本屋さんはなかなか厳しい時代を迎えていますね。
日本でも小さな本屋さんはなかなか立ち行かなくなっていますし、
実際わたしの周囲でも、最近ある本屋さんのグループが一気に撤退していきました。
友人の話だとアメリカでは本屋がほとんどなくなってしまったとか。
とても寂しいことだと思います。
本屋さんって、やはりその存在そのものが一つの文化だと思うんです。
新しい時代に向けて本屋さんなりの挑戦をし、
是非是非もっともっと長く続けていってほしいと願います。
消費者のわたしたちも、
本屋に出かけていって、あの雰囲気を楽しみ、
手にとって本を選ぶ心の余裕を持っていたい。
夫婦の間で、
今後新たに住みたいところの話をよくするのですけど、
先立つものがあれば、
「夢の第一候補は神保町界隈だ」が共通意見。
歩いて書店街に行ける場所。
老後はめちゃ楽しいでしょうね〜。
あ、これ、夢のまた夢ですけど。
言うだけなら誰にも迷惑かけません、ね!
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紙をめくり、行ったり戻ったりしつつ、読むという行為のかけがえのなさ、わたしも感じています。音もそうですよね??今後どうなって行くのでしょうね。
でもなんだかあまり読んだ気になれない時もあります。
やっぱり紙を自分の手でめくって,その音を聞きながら読み進めるという作業もひとつの大事な要素なのかなと思ったりします。
時間があるときしか読みませんが,誰かが新聞をパラっとめくる音を聞いているだけでもなんだか嬉しくなる時があります。
ネットでの本の売り買いが主になると、本って、キャチーな題名の中身のないものがたくさん出るんじゃないかって思うんです。手にとってパラパラ読めないからね〜。書店の減少とともに衰退するものってあるんじゃないかな?
今みたいに、大掛かりな書店というわけでもなく、それなりの大きさで、それなりの品揃えで…と、居心地もよく過ごせたものです。
車で移動することが主流となった今では、広い駐車場のある書店が普通となり、さらに昨今の「本離れ」の風潮もあって、あの雰囲気は「遠きモノ」「貴重な空間」と言えるものになりつつありますね。♪( ´θ`)