つれづれなるままに 154 歴史の主役

広島に続き次の日は歴史の街、萩・津和野を訪ねました。
山口は「西の京」として栄え、歴史の中心地に有りました。フランシスコ、ザビエルがキリスト教を山口を根拠地として布教、吉田松陰の叔父が開いた私塾、松下村塾、この塾からは、伊藤博文、山形有朋、新撰組の2次隊長、高杉晋作もここの塾生でした。三井物産の前身のちの大臣になった井上馨、幕末長州藩主桂小五郎の名で知られている木戸孝允、明治に入って森鴎外、幻の童謡詩人金子みすヾ、国木田独歩、宇野千代と小説家、詩人など数多くの文化人を生み出しています。
津和野の殿町通り、雨にぬれた掘割では丸々と肥えた錦鯉が泳いでいましたし、萩は城壁の土蔵の美しい城下町、有名な萩焼ともう少し時間があったら、のんびりと歩いてみたいと街でした。