つれづれなるままに 168  60歳退職

2006-12-20 22:39:02 | 雑記
ブログの仲間、夕刊に記載されている、黒井千次氏の「60歳の陰影」を読むようにと言われ目を通しました。団塊の世代来年は60歳定年退職が数多く出るとの事、60歳退職、以前は悠々自適の生活を送る人、今後のことはゆっくりと考えてからと、そんな方がほとんど、しかし今は会社から離れたら、次の会社に移って仕事を続ける人が多くなりました。
従って60歳は年老いて退職するのではなく、会社、社会の規則に定められて時期がきて退職せざるをえないのです。しかし60歳は老人ではないが、老人の入口に近づいています。老化の進行の差はありますが、60歳には60歳の体力が残っていればいいし、70歳では70歳の体力が残っていればいいのだそうです。60歳の人は60年間、体を動かした、その事を素直に事実を受け止め、残りの歳月をいかに挑むか、これからの老後のほうが遙かに長い、80歳寿命としても20年もある。退職は終わりではなく、新しいスタートであり老いをおそれず一日一刻をいかに充実した時を過ごすか考えて欲しいと。けして「ぬれ落ち葉」「わしも族」にならぬように