先日から楽しみにしていた、イラストレーターすずき ももさんの講座、お話は苦手、絵を描くことがコミニケーションツール、余り人前で話すことがないと言いながら、本を出版するいきさつや本の制作の為、多くの人々と話し、話を聞くことの大切さが身にしみて痛感したと、穏やかな口調で話されていました。
いろいろな所に取材に寝る暇もない生活が続いていましたが、子供を授かって、自分が変わったように思われますと、ゆっくりと周りをみわたす、この自然をこの子供達に残しておこう、まず自分の家の周りを、暇があるときは散歩することにし、子供の目線に立って物事を見る、お散歩を通じて自然のふれ合いが出来るようになったとか、
「お散歩のようにのんびり行こう」と、今まで貯めたスケッチ、ふらりと立ち寄ったケーキ屋さん、お店、美術館、小さな公園とイラスト入りの本にまとめられました。
イラストが可愛らしい、一冊目は「さっぽろ おさんぽ日和」
札幌の街を知っているようで知らない、そんな方達が多いと言う事でこの本を書かれたようです。
私も札幌に住んで30年余り、札幌の街を知っているようで、なんにも知らなかったのだとこの本を読んで改めて感じました。この本を持ちながら札幌の街を改めて散策したいと思いました。
お店等の選択は、広告料など貰っている訳でもなく自分の感覚で記載、もちろん記載するまでは相当下調べをしてのことだそうです。
本持参、娘の為にサインもしていただきました。
ただ、私は前もって本を読んでいましたので、話の内容は把握できましたが、初めての方は、お話のみでは、チンプンカンプン、本の一部分でもスライドに、もう少し講義に工夫があればもっと楽しかったのにと残念に思いました。
本の愛読者も女性それに若者、殿方には余り受けなかったようです。