つれづれなるままに 1607  おもちゃ図書館

2012-10-01 17:05:37 | 雑記

昨日は「おもちゃ図書館ボランティア北海道地区研修会」のお手伝いに行ってきました。~笑顔をつなぐ おもちゃ図書館~わたしは「おもちゃライブラリー」ボランティアとしてお手伝い、元気な子ども達に囲まれてボランティア、障がい者の子どものためにスタートしたことを初めて知りました。

「障害のある子ども達におもちゃの素晴らしさと遊びの楽しさを」との願いから始まったボランティアで、 スタートした当時は、障害のある子どもとそのきょうだいのための活動でしたが、現在は障害のある子どももない子どもも、ともに遊び交流し育ちあう場として、一人ひとりの違いを認め合い、共に生きる地域づくりをめざしています。

子ども達は遊びの中で育ちます。おもちゃは、「遊び」を豊かにする道具です。しかし、子ども達の中には、なかなか上手に遊ぶことができない、またおもちゃにも興味を示さない子ども達がいます。そうした子ども達に沢山のおもちゃを用意して、気に入ったおもちゃを選んで遊ぶ場・機会を提供し、家でも楽しく遊べるよう貸出しをするのが「おもちゃ図書館」だそうです。

世界最初のおもちゃ図書館は、1935年大不況の時代に、家が貧しいためにおもちゃを買ってもらえない子ども達のためにアメリカのとある学校長が社会資源としてトイ・ローンシステムを作りおもちゃの貸し出しを始めたのが世界で最初の図書館、また障がい者の為の「おもちゃ図書館」は1963年スエーデンで障がいのある子どもの母親がおもちゃを交換したことから始まりました。日本でボランティアの運営する第1号のおもちゃ図書館は東京三鷹で誕生、その後全国的に広まったと言われています。

北海道で一番に名乗りを上げたのが白石おもちゃ図書館、私たちの「おもちゃ図書館」「おもちゃライブラリー」は161番、道内でも700ヵ所で開催されています。月1~2回開催ボランティアの運営で行われています。

道内の方々が70名ほど参加、分科会に分かれてワークショップ形式で活発な意見交換会が行われました。