10月1日、6日と2度に渡り「赤い羽根共同募金運動」に立ちました。 快く募金を入れてくれる方、募金は終わったよと言う方、募金などするゆとりなどないと一言、無視する方・・この募金は何に使われているのかと質問する方など様々な方々がいました。確かに赤い羽根共同募金は全国的に知られていますがどの様なことに使われているのかは余り知られていないようです。
赤い羽根は昔、ヨーロッパやアメリカで「善い行い」や「勇気」の象徴とされてきたことによると言われています
赤い羽根共同募金運動の始まりは、むかしヨーロッパのある村で一人の牧師が道端の樫の木に「与えよ、取れよ」と書いた箱をつるしておきました。生活に困っている人や病人、老人を助けるためのものでした。これを見た村人の中で多少とも余裕のある人はその箱の中にいくらかのお金を入れ、困っている人は箱の中から必要なだけのお金を引き出して役立てる、この牧師の精神が「たすけあいのこころ」現在の赤い羽根共同募金に受け継がれたと言います。
日本は昭和22年、戦後、民間で運営されている福祉施設の乏しい財源を補う必要から始まりました。
みな様からいただいた寄付金は
・お年寄りが安心して暮らせるための地域づくり
・送迎や物品搬入などに必要な福祉車両の購入
・ハンディキャップをもつ方々の社会自立のため
・子どもたちの青少年育成の健全育成活動のため
・地域で活躍するボランティアの育成や研修に
・さまざまな福祉活動のお知らせや募金運動の啓発のため
・被災地を支える災害ボランティアセンターの運営のため
などに使われているそうです。「赤い羽根共同募金運動」資料より