LOVE モータサイクル 団塊世代のバイクライフ

02年式の古いロードキングで、ツーリングやキャンプを楽しんでいます。

ガソリン生活

2015-04-06 18:27:15 | 日記

今読んでいる本は、伊坂幸太郎の作品。

人以外の目線で書かれた小説で有名なのは、なんと言っても『夏目漱石』の書いた【吾輩は猫である】でしょう。

ネズミ、シマリス、ウサギ、シロクマ、ミツバチなど、いろいろな生き物の目線で書かれた本はありますが、この本【ガソリン生活】は、生き物でない車と言う機械の目線で書かれています。


車が意識を持って話が出来ると、こうなのかなぁ。 

確かに、蒸気機関車が動いているときの汽笛や蒸気、ドラフト音などは生きているように感じられるし、古い車やバイクなどのエンジン音や震動なども生きているように感じられない事もないですね、
 
伊坂幸太郎の作品は『死神の精度』や『ゴールデンスランバー』など、よく読んでいますが、この本もなかなか面白いです。

車同士は話ができるし、電車とも話ができる。人の言葉は理解できるけれど、人に話しかけることはできない。といった設定です。

私の14年目になるバイク、正確にはHarley-Davidson FLHRと言うんですが、こいつが意識をもっていたりすると、面白いでしょうねぇ。 だんだん、ファンタジーの世界に入り込んできたような。(笑)

 


キャンプグッズ

2015-04-05 19:54:16 | 日記

まだ3月だというのに、最高気温は28℃くらいにもなっているし、室内の湿度も80%を超えて不快指数は梅雨どき並みです。

連日、『曇り ときどき雨』の予報では、バイクで走り出すこともできないし、ストレスもたまります。

晴れ間がやっと見えた木曜日に桜見に出かけて、ミニタープを張ってみたり、コールマンのスポーツスターというホワイトガソリンコンロで珈琲をわかしてみたりと、キャンプのまねごとをしていました。

一人でタープを張るときには、2本のポールを立てるのはなかなか面倒です。 

そこで、タープの片側を地面にペグで固定してしまってから、もう一方のポールを立てると、一人でも簡単にタープをたてることができます。

木曜日に、自作タープの片方をペグ打ちしようとしたのだけど、なんと取り付けた10mmハトメにはペグが入らないという事を発見。

仕方がないので、細めのペグを買いに行くことにしました。 キャンプ用品などを扱っている専門店のペグは、¥500とか¥1100とかで、高いこと。

もったいないので、【DAISO】に行って、4本¥100のペグを4袋買ってきました、

MADE in CINAですが一応ABS樹脂なので、しばらくは保たないこともないでしょう。

ついでに、折り畳みできるスプーンとフォークもあったので、こちらも買い物かごに。 

ちょっと取っ手部分が弱いかもしれませんが、面白いから良し!としましょう。

画像のように、宗谷岬で元旦を迎えるための雪中キャンプなどはできませんが、暖かくなってきたのでそろそろ九州もキャンプシーズン インです。 


フェリー

2015-04-04 09:59:45 | 日記

長距離ツーリングに出かける時、たいていの場合フェリーを使うことになります。

四国には何本もの橋が架けられているのだけど、九州とつながっている橋はないんですね。

九州と本州の間は、関門トンネルと高速道の関門海峡大橋でつながっているだけです。

だから、関東東北やブルスカ富士への旅では志布志-大阪南港間の【フェリーさんふらわあ】を、北海道への旅なら舞鶴から小樽をつなぐ【新日本海フェリー】、種子島に行くのなら【フェリープリンセスわかさ】か【ハイビスカス】を使うことになります。

3月末に打ち上げられたH2Aロケットを見に行ったときには、行きも帰りも【プリンセスわかさ】でした。

フェリーに乗船すると、ハンドルロックはせずに駐めるように指示されます。 荷物などは積んだままでOKでした。

新日本海フェリーは、荷物は下ろして荷棚に置くように指示されますが、これが面倒に感じます。

乗用車なら、荷物はトランクにでもキャビンにでも放り込んでおけばいいのですが、バイクの場合はしっかりとパッキングして荷崩れしないようにひもでむすんであるので、下船前にもう一度積み込むことになるかと思うとねぇ。 うんざりなんです。

閑話休題

初めての種子島ツーリングを楽しんでの帰りの事。

鹿児島港について、固定していたロープや車止めが外されて、さてそれでは自宅に向かって走り出しましょうか...と。

シートにまたがりンドルに手をかけた時、「あれ?ハンドルって、こんなに押さえ込むようなポジションだったっけ?」

違和感を感じながら、フェリーの凹凸のある車輌甲板から上陸して、後方からくるトラックを確認しようとしたのだけど、バックミラーには地面しか映ってない。

ハンドルのグリップ部分に固定ロープをかけて思い切り締めたようで、ハンドルが下を向いてしまっていた。

ここまで締めなくてもねぇ。

画像は、北米のグランドサークルを走っているとき、転倒事故を起こした車輌です。  

タイダウンベルトがかけてある位置なら、どれほど締めてもハンドル位置が変わることはないのですけどねえ。

シートにベルトをかけられて、シート表皮が破れてしまったなどという話も聞いたことがあるし、フェリーの作業員も、もうすこし学習してほしいものです。




夏日

2015-04-03 14:42:15 | 日記

昨日といい今日といい、最高気温は25度を超えてますね。 夏日だ!なんて、テレビは浮かれてますが。

昨日から、Tシャツで過ごしていますが、それもそのはず、最低気温が20度って6月の気温ですからね。

昨夜は、夏用のシーツに毛布を一枚、そして薄い綿のパジャマでで寝ましたが、ちょうど良いくらいで快適に眠れました。

鹿児島の桜は満開を過ぎて、慈眼寺公園など葉桜になってしまった所もあるようです。
開花が一番遅かった市内中心部を流れる甲突川沿いの桜だけが、今週末まで見頃でしょうか。

昨日は、これまで風邪気味で、宮参りを除くと、外へのお出かけができなかった孫のKousuke君と一緒に、桜を見に行きました。

行き先は、平川動物公園に隣接している【錦江湾公園】。 風に乗って、鳥や動物たちの声が聞こえてきます。

広いフィールドの周りに植えられた満開の桜の樹々は、風が吹くたびに花びらを惜しげもなく散らしていました。

お年寄り夫婦、子供連れの親子、グループホームや地域の団体などなど、お弁当を食べたりボールを追っかけたりと、思い思いに今年最後になりそうな桜を楽しんでいました。

私たちも一本の桜の下にブルーシートを敷いて、小さな折りたたみテーブにお弁当やお茶のセットなどを拡げて、舞い落ちる桜などを眺めていました。

フォールディング・ミニテーブルにコールマンのコンロ、ちいさなアルミのやかんと水タンク。 ソロツーリング用の道具が活躍します。
初デビューの自作ミニタープも、日除けに活躍してくれました。

キャンプ道具の次の出番は、4月18日の【サウスヘブン】です。 天気に恵まれるといいなぁ。


 


種子島・ロケットツーリング ⑤

2015-04-01 18:27:45 | ツーリング記

打ち上げが終わった後、速攻で西之表港に向かえば、午後の鹿児島行きフェリーに間に合ったのだけど、せっかくの種子島なので、予定通りもう1泊することにしました。

ロケットセンターと、種子島に勤務経験がある婿殿の父上から教えて貰ったはまだかいがんの南端にある【千座の岩屋】、そして鉄砲を伝えたポルトガル船が漂着したという【門倉岬】は外せません。

種子島の海や砂浜の景観の美しさには、驚かされました。 こんなに美しい海岸が、日本にもまだ残っていたのですね。

私の故郷の串木野海岸も、昔は砂浜の美しい海岸だったのですが、今はコンクリートで固められた堤防と、沖には海に沈められたテトラポットで悲しい姿に変わってしまっています。

ここでは、フランスから来たという若者に声を掛けられました。 
バイクが好きなのでしょうね。 
でも、話をしたうちの30%が、会話として成り立たないんです。 
向こうは、日本語はまったく分からないなんて言うし。 

日本にいても、英語の練習は続けておいたほうが良さそうです。

下の画像は、大崎射場が見える竹崎観察宇宙センター。  
報道機関の関係者たちは、ここから発射の様子を見る事ができるんですね。 大迫力でしょうねぇ。

反対側に目を向けると、こちらの景色も白い砂浜と海蝕洞窟の岩場が見事です。 

世界一美しいロケット発射場と言われるだけのことはありますね。 


景色を楽しんだ後は、大崎射場が見える竹崎射場へ移動してABC画像などの撮影です。 
 

反対側に目を向けると、美しい芝生の上に展示してあるH2ロケットや宇宙科学技術館がみえます。 

この射場から小型ロケットを打ち上げていた時のランチャーやさび付いた鉄製のシャッターが閉まったままの建物などが残されていて、歴史を感じさせられます。

この後、南種子町の河内温泉で汗を流してから、テントを張りっぱなしの長谷展望公園に移動しました。 
入浴料は300円、ただし65歳以上は200円だそうで、ちょっと儲かったようで嬉しかったですね。
次の日はマングローブの群生地や、ポルトガル船が漂着したという門倉岬などを見てから、昼過ぎのフェリーわかさで鹿児島に向かいました。