LOVE モータサイクル 団塊世代のバイクライフ

02年式の古いロードキングで、ツーリングやキャンプを楽しんでいます。

信州北陸への道8日目(1)

2008-05-31 20:31:05 | 2008信州北陸ツーリング

朝,5時20分に目が覚めたのに,5つの布団のうち,2つはすでに主はいない。 はやっ。

歩いて5分の港に行ってみると,もう魚の水揚げが始まっていて,おびただしいカモメや鳶,鴉,鷺などの鳥が,屋根の上にびっしりとまっている。

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落ちた魚を狙って,たくさんの鳥たちが飛び交っていて,体すれすれに飛んでいる鳥もいるのだが,漁師の人たちは気にもせずに仕事を続けていて,まるまると太ったブリやヒラメや鯛や鱸など,いろいろな魚がどんどん水揚げされています。Photo_4

 

これでも,最盛期の20分の1か30分の1くらいの水揚げしか無いと,女将さんは嘆いていましたね。

7時半からは,セリが始まるようで,宿のおお女将のセリの様子を見たかったのだが,その時間が朝食と重なってしまって,残念ながらあきらめました。

朝ご飯には,女将が競り落としたばかりの新鮮なイカ刺もならんで,朝から食が進むこと。

8時30分,若女将とラジオネーム”私を鹿児島に連れてって”さんや仲居さんに見送ってもらって,輪島に向かって出発。

先頭は私,米さん,堀さん,舩さん,増さんの順で走りますが,ツーリング中の順は,もう固定されたみたいです。

さて,今日は無線機やETCの調子はどうかな?
無線機は,全員スタンダード社のFTM-10Sです。


信州の旅7日目(2)

2008-05-30 23:16:06 | 2008信州北陸ツーリング

なぎさロード,正しくは千里浜なぎさドライブウェイを気持ちよくバイクを走らせた後,千里浜から能登自動車道を徳田大津ICまで走り,そこから249号の海岸線を北上した。

Photo_4

途中の西山PAでも,ドライブ中のご夫婦やトラックドライバーに声をかけられたりして,あらためてラジオなどのマスコミの威力を感じた。

ツインブリッジ能登を見たり,内浦の静かな海を眺めながら,宇出津にむかって249をのんびりとバイクを走らせた。

宇出津の町にはいって,今夜の宿,民宿かね八を探しながら,ゆっくりとバイクを走らせた。

宇出津港の近くの狭い路地の奥に,民宿かね八の看板があった。 あとひとつ先のコーナーを曲がると,宿の真正面にたどり着くのだったのだが。[E:coldsweats01]

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ここでもハプニング。 車とすれ違ったと思ったら,その車が引き返してきた。 車から降りてきた女性(私を鹿児島に連れてってさん)が「ラジオの人たちですよね。 写真を撮らせて下さい。」

ビックリでしたが,せっかくなので,バイクにまたがってもらって記念写真をパチリ。 自分のカメラでも撮っておけば良かったなぁ。

民宿のとなりには,きれいに舗装された駐車場がありましたが,私たちは家の中の広いガレージにバイクを入れさせてもらった。 ここはシャッターもついていて,雨にも潮風にも安心。ビッグツインを5台入れても,まだ余裕です。

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夜は鯨の刺身をはじめ,食べきれないくらいのごちそうが目の前に並べられる。 旨い。

熊本の新鮮な馬刺しも旨いけど,鯨も旨いなぁ。 焼き物も汁物もご飯も旨かった。

海鮮問屋直営の割烹,民宿は,あなどれません。

夜は,無料で洗濯機と乾燥機を使わせてもらいました。  22:00,洗濯物が乾いたので,バッグに詰め込んで就寝。

7日目のルート  走行距離 170kmPhoto_4 


信州の旅7日目(1)

2008-05-29 22:35:46 | 2008信州北陸ツーリング

朝,荷物のパッキングを済ませてから食事を取るのが習慣になったようです。

今日は,金沢の兼六園を見てから,氷見から能登湾を海岸線沿いに北上して,宇出津の民宿まで行く予定です。

お世話になった「五ョ門」さんの前で,恒例の記念写真。 宿の女将さん,孫がいるようには見えませんね。

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女将さんの談では,金沢に行くには国道も高速も,時間はほとんど変わらないですよ。との事だったので,国道を使って兼六園を目指すことにする。

兼六園では,バイクを停めるところがなかなか判らなくて,園の周りを2周してしまった。[E:wobbly]

やっとバイクを停めて,園の中をあちらこちらと散策していると,石川橋の近くで仲間3人がマイクを持った女性と話をしている。 聞いてみると,北陸放送1107KHzの生クイズ番組なのだそうだ。

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話を聞いてみると,ラジオの新しい番組で,県外から来ている観光客の皆さんにヒントを出してもらって,リスナーがどこから来ているかあてるというものらしい。兼六園どっからきたが~?と言う番組だそうだ。

たぶん,舩さんだと思うのだが,ヒントもリクエスト曲も決まっていて,あとはスタジオからマイクが回ってくるのを待つばかりになっていた。

で,いつのまにかラジオとイヤホーンを持たされて,レポーターの近くにいるのは私だけじゃないか。

で,そのまま放送が始まって,千巌園とじゃんぼ餅をヒントにしたクイズは,あっという間にあてられてしまって,そして,鹿児島ナンバーのハーレーのおじさん5人組が能登や金沢辺りを旅していて,能登自動車道路も走る予定だなどと,放送されてしまいました。 

そのときのインタビューの中で,「北陸放送も南日本放送も1107KHzでおなじなんですね。,桜島は1107mで,南日本放送の周波数と同じなんですよ。」なんて,ラジオで言ってしまった。

ありゃ,思い切り間違った事を言ってしまった。 桜島は北岳が1117mで,中岳,南岳は1060mと1040mなんです。人の話を鵜呑みにして知ったかすると,いけませんね。 反省。[E:coldsweats02]

北陸放送では,すぐに間違いの訂正をしてくれたみたいですが,リスナーの皆さん,ごめんなさいね。

兼六園から,能登自動車道に乗り能登町を目指します。 料金所の係の人から,「ラジオを聞いてたよ。」と声をかけられました。

途中,能登自動車道路からなぎさロードへ降ります。 他のメンバーにとって,なぎさロードを走るのは初めてなので,ここのルートは外せませんね。

  Photo_2                                                                    平日なので,車の数も少なくて走りやすかったし,写真などを撮るのも自由にどこにでも停められました。

で,モノクロ写真。 カメラの設定がいつの間にか変わったみたいで。

でも,モデルはともかく,モノクロも悪くないですね。


信州北陸の旅6日目(2)

2008-05-29 08:16:37 | 2008信州北陸ツーリング

今朝は,昨日とうって変わって抜けるような青空です。

今日の目的地は五箇山相倉の合掌造り民宿。

最初のプランでは,野麦街道と木曾街道をつないで高山に抜け,白川街道を荘川・白川郷・そして五箇山の菅沼集落,相倉集落と走る予定でした。

木の実トーチャンの「ハーレーで走る,今の時期のベストコース」のお薦めで,コース変更。

なにしろ,「目の前に白馬三山がど~ん」と聞くと,鹿児島人には他の物を選択する余地はありません。

松本に向かう国道158号線と県道25号線,ツーリングマップルに「北アルプスの裾野を行く爽快路」と書かれている県道306号線をナビに入れて,白馬に向かいました。 

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でも,いま考えると,もう一本の306号線を走ったような気がするなぁ。 途中でナビのルート指定を数回無視したし。 まぁ,景色が素晴らしかったから,良しとしよう。[E:coldsweats01]

白馬の道の駅で「お焼き」。いろいろな種類があって,どれが伝統的な郷土料理なのか,よく分からない。

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景色を眺めながら,糸魚川沿いに日本海まで山あいの道をはしった。 国道はずいぶん混んでいるようなので,高速に乗って白川郷まで移動。

白川郷は国内外の観光客で賑わっていたので,展望台にのぼって証拠写真を撮ったら早々に引き上げて,五箇山方面に向かった。

トンネルと,落石防止?,豪雪対策?のトンネルが多くてびっくり。

相倉合掌造り集落についたのは4時過ぎ。 観光客用駐車場には1~2台の乗用車がとめてあるだけです。 集落内は地域住民と宿泊客だけが車を乗り入れることができるのですが,それでもエンジン音を絞って今夜の宿泊所の「五ヨ門」に向かった。

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堂々と集落内をバイクで走れるのは,なんだか気分の良いものですね。

夜はいろりを囲んで食事。魚は岩魚だろうか,なかなか美味しい。

海育ちで,山女魚とか岩魚とかの区別がまったくわからない。

夕方,「男の子の内孫が今生まれたので,お祝いに!」とのことで,宿の名前入りの焼酎を頂いた。

おめでとうございます。これも何かのご縁なのでしょう。

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Photo_5 田植えを控えて,水を張った水田に,合掌造りの家が映り込んでなんともいえない景色だった。

6日目のルート 走行距離330km

Photo_3


信州北陸の旅6日目(1)

2008-05-28 21:43:59 | 2008信州北陸ツーリング

朝,5時30分に目が覚めた。 外は2度か3度くらいでしょうか。 カバーをかけてないバイクのシートには霜が降りていました。

早起き3人組は,水が冷たい,手が凍えると言いながら,昨日の雨中走行でどろどろになったバイクの掃除。

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掃除が終わったので,宿のすぐ裏の野麦峠スキー場に歩いて行ってみた。朝日を浴びて真っ白に輝く乗鞍岳が美しい。 

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朝食は和食。米の飯は旨い。

今日一日のエネルギー源をお腹に詰め込んでから,木の実トーチャンおすすめの山麓ロードに向けて出発。


信州北陸の旅5日目(2)

2008-05-28 10:05:53 | 2008信州北陸ツーリング

雨はあがった。 善光寺は心残りだったけど,パスして信州中野ICから長野自動車道で松本市へ向かうことにした。

お昼ご飯は姥捨SAで取ることにして,注文した物はソースカツ丼。 なるほど,これがソースカツ丼なのか。 結構,酢が効いているものですね。

一旦,松本ICで高速を降りて,松本城へ向かった。 修学旅行生や観光客が結構多い。

バイクは許可をもらって,敷地内に停めさせてもらい,定番通り記念写真。

Photo_2 次の目的地は奈良井宿ですが,塩尻ICを降りてから反対方向に走ってしまい,トラックドライバーの方に道を教えてもらって,やっと国道19号中山道に入ることができました。

雑誌などでは,奈良井宿の中をバイクで走っている写真が掲載されているんだけど,注意書きがあって走れませんでした。

Photo_3

10㍑未満だとカードは使えませんというGSで燃料を満タンにして,今夜の宿,渋沢温泉のカントリーロッジ木の実に向かいました。

木の実トーチャンにお出迎えを頂いて,荷物を運び込んだらパブリックスペースで珈琲タイム。 うん,旨い。

でも,木の実トーチャンっても,私たちよりずいぶん若いんです。 まぁ,通称がそうなってるようだから,いいかな。[E:happy01]

外は夕陽が乗鞍岳の方向に沈もうとしていて,見ているとストンという感じで山の端に沈みます。

東シナ海に沈む夕陽を見ていると,大きくふくらんで見える太陽が,少しずつ少しずつ水平線に沈んでいって,周りの雲を赤く染めながらだんだん暗くなっていくのですが,ほんとうにスポッと沈んでしまうのですね。

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お風呂は渋沢温泉。源泉の湯温がちょっと低いので加温してあるとのこと。木造のお風呂は気持ちよかったですね。

夕食は山菜をふんだんに使ったイタリアンです。 旨い。 頂きながら,木の実のママさんにいろいろな山菜の名前を教えてもらったのだけど,忘れてしまった。 食べるのに夢中で写真も撮ってないし。

食事と一緒に出されたのは,白樺の樹液でした。

はじめて飲んでみたのですが,さっぱりとしている中にほのかな甘みがあります。 体に良さそうです。

5日目のルートPhoto


信州北陸の旅5日目(1)

2008-05-27 22:10:43 | 2008信州北陸ツーリング

夜,雨の落ちる音で目が覚めた。 台風も近づいているみたいだし,こりゃぁレインウェアを着るしかないか!と覚悟を決めた。[E:angry]

朝,やっぱり雨が降っていた。それもかなり大粒の雨だ。みんなと相談して,出発をできるだけ遅らせて様子を見ることと,遅れた分だけ善光寺などの見学箇所をカットすること,そして高速を利用することを決めた。

食事はバイキング,珈琲タイムもゆっくりと取ってからチェックアウト。 そしてロビーで時間をつぶしていると,なんと雨が小やみになってきたんです。

10時,最初の予定よりも2時間近くも遅れて宿を出発。 燃料を満タンにして,志賀草津高原ルードを走る。

昨日のビーナスラインと今日の志賀草津高原ルートは,一番楽しみにしていたコースだったのに,霧でほとんど見えない。

どんどん標高を上げていくと,霧が晴れて,雨も止んだ。 草津の町もくっきりと見えるし,雪の回廊も最高。

道路は雪解け水が流れ出して,びしょびしょなので,速度は上げられないのだが,後輪にトラクションをかけてぐいぐいのぼっていく。 楽しいなぁ。

でも,白根山の湯釜付近も殺生河原も渋峠も霧が濃くなり,周囲は真っ白。 記念写真も撮らずに走り抜けました。[E:crying]

日本国道最高地点の証拠写真が欲しかったなぁ。湯釜まで歩くための運動靴もサイドバッグに入れてきたのに。

峠を越えたころには,雨は完全にあがっていました。


信州北陸の旅4日目(2)

2008-05-27 21:42:39 | 2008信州北陸ツーリング

草津と言えば,湯畑ですね。 道の駅で地図を確認して,湯畑辺りでも駐車するところはあるだろうと,町の中までバイクで行きました。Photo_3

さすがに草津,湯畑辺りは観光客でいっぱいです。停められなくて,湯端家の周りを一周してしまいました。観光客のみなさん,あきれていただろうなぁ。

仲間の1人は歯痛に悩まされていたので,速攻で歯医者さんに行って,その間,残った4人は名物”ゆもみショウ”に参加。

バイクは駐車場の係りの方に,湯畑の広場にある無料の共同浴場前に停めさせてもらいました。

Photo_2 じゃぁ,そろそろホテルへと思ったのですが,道が複雑で地図を見てもナビを見ても迷うばかり。

3回ほど道に迷って,やっとホテルに着くことができました。 

皆さん,湯畑に行くときは,ホテルの巡回バスで行きましょう。


信州北陸の旅4日目(1)

2008-05-26 22:30:55 | 2008信州北陸ツーリング

5月19日(月)

夜半,雨と風の音で目が覚めた。 あぁ,やっぱり明日はレインウェアを着込まないと行けないのかなぁと覚悟を決めていたのだが,夜が明けると雨は止んでいた。

ひさしの下に置いていたバイクは,雨が吹き込んだようでびっしょり。そして,霧も深い。

バイクに荷物を積み込み,朝食を済ませてから出発。

今日はビーナスラインから白樺高原,小諸市,軽井沢,白糸ハイランドウェイから鬼押ハイウェイを走り,草津温泉までの約180kmのコースを走る。

期待していたビーナスラインは,霧で何も見えない。 富士見台は周囲は真っ白。

白糸ハイランドウェイでパラッと雨が落ちてきたが,その後は晴れ間も見えたりして,鬼押ハイウェィなど距離はちょっと短かったが気持ちよく走ることができた。

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浅間の鬼押出園で食事をと思ったのだが,レストランに入るのに600円もかかるとのことでびっくりした。 浅間山からの流れ出した溶岩原やその他の施設の見学料も入っているらしいが,溶岩原は桜島で見飽きているし,速攻で止め止め。

草津では,ホテルの庭にバイクを乗り入れたとたんに,まるで我々の到着を待っていたかのように,ホテルマンが玄関の大屋根の下にバイクを誘導してくれた。こういうサービスは嬉しいですね。

 

 

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信州北陸の旅3日目

2008-05-26 22:05:54 | 2008信州北陸ツーリング

5月18日(日)

Fujiブルースカイヘブンの最終日ですが,帰りを急ぐ本隊に合わせて民宿を出発する。

御殿場から富士スカイラインを走り,新五合目へ。 ナビとの打合せが十分でなかったので,先導が登り口を通過してしまったので,クラクションを鳴らしながら追いついてコースを変更した。

さて,けっこう広い道路でのUターンですが,なんだかパタパタと何かが倒れるような音が聞こえたような気がしたのは,私の聞き間違いだったのでしょう。

残念ながら富士の山頂は雲に隠れて見ることはできなかったが,大量に残された残雪に,鹿児島育ちの我々は歓声をあげた。

でも,手が冷たくて冷たくて,グリップヒーターを使ったメンバー多数との事でした。

ここで薩摩チャプターの記念写真をぱちり。

白糸の滝までは全員で走り,ここで本隊と分かれて,私たちチームFは霧ヶ峰を目指す。

青木ヶ原樹海を抜けて鳴沢から精進湖付近まで大渋滞に巻き込まれました。

う~ん,まいった。

甲府から諏訪湖経由で霧ヶ峰高原へ。

本日の宿は,ヒュッテ霧ヶ峰。 天然温泉とランドリーサービス付きのなかなか良い宿でした。

バイクを,ひさしの下に移動させたけれど,雨が心配です。

ルートマップ 御殿場-霧ヶ峰