エアメモ会場 P3C3機の展示飛行。
大型機の飛行は迫力十分。
戦闘機のようなスピードやクイック感は無いけれど、4発エンジンの魅力はF15とはまた違います。
エアメモ会場 P3C3機の展示飛行。
大型機の飛行は迫力十分。
戦闘機のようなスピードやクイック感は無いけれど、4発エンジンの魅力はF15とはまた違います。
手打の焼酎工場”吉永酒造場”では、”こしきTシャツ”とかめ壷焼酎の限定品”こしき亀五郎”を購入しました。
TシャツはLサイズが無かったので、LLサイズになってしまいました。
この焼酎、買ったのはいいけれど、婿殿たちの家でも誰も飲める人がいないし、私も飲めないし。
で、レジで支払いを済ませながら「しまった!」と思ったのだけど。
もう50年近く昔、奄美大島で仕事をしていた時にも、高校を卒業して本土に向かう事を「島立ち」と言っていました。
火曜日に放送された「ボンビーガール」最終回でも、2年間の任務を終えて東京に向かう美咲ちゃんが、「明日は島立ちなんです」と言ってました。
飛行機や高速船と違って、フェリーなどの別れは一種独特の感慨が湧いてきますね。
私たちの旅では、そのような感慨など湧いてくるわけも無く、それでもお世話になった迫田さんたちとの別れのときには、ちょっと胸に来るものがありました。
朝食に準備してもらったのは、干しカツオを使ってあるのだと言う地元めしのチラシすし。 実に美味しかった。
正月などの時に作る行事食だと思うのだけど、わざわざ私たちに為に準備してくださったのでしょう。 感謝です。
画像提供 増田さん
手打を立つ前に、牧瀬里穂似の娘さんに案内して貰って、甑島の海洋深層水を作っている工場と島焼酎の工場の見学です。
串木野で満タンにしていたバイクの、燃料系のゲージがEラインを指していたので、スクータを連ね0てまずはガソリンスタンドへ向かいました。
1㍑160円 本土とは40円ほどの価格差がありますね。
海岸線の見通しの良い道に出ると、歩いていた地元のお年寄りが、見知らぬ私たちを見てニコニコしながらご挨拶をしてくれました。
朝、出会った小学生たちも、まるで知り合いのように挨拶をしてくれたので、外からの来客を心からもてなそうとする事が、甑島の風習になっているのでしょう。
いろいろなおもてなしに、心がほっこり。 いいなぁ。 あったかいなぁ。
海洋深層水の工場で、皆さん、それぞれお土産を買っていました。 私は、お茶やコーヒーに入れると味が良くなると言う”にがり”と”塩羊羹”を買いました。
見学を済ませ、工場からお土産なども貰って、さあ出発。 ん?? 後ろのバイクがついてこない。
どうやらバイクの一台が、アクセサリー等の電装品がバッテリーの容量を超えたみたいで、バッテリーがあがってしまったようです。
そんな初歩的なミスをするような奴は、ここの工場に置いていこうか!などと冗談を言いながら、工場の車を持ってきて貰ってジャンプスタート。
このまま長浜に向かっても時間が早すぎるので、途中にある【観音三滝公園】に立ち寄ってみました。
鹿児島市で老健施設のドライバーをしているウルトラ乗りの友人谷山さんは、「昔、ここの近くの小学校に勤めていた事があるんです」と懐かしそうに話してくれました。
観音三滝、見事な景観の滝ですね。 これは一番下にある三の滝です。
画像提供 増田さん
一の滝二の滝を見ることができる展望台周辺が荒れてしまって見晴らしがあまり良くないのですが、甑架橋が架かればまた観光客が増えることでしょう。
昼食の後は、のんびり。
時間があったので、ナポレオン岩が見える展望台まで、片道30分、行ってみても良かったかな?
することも無いので、まだ馴れないタブレットでブログを更新しています。
ここ連日、4発の飛行機や大型ヘリが上空を飛ぶことが多くなりました。
P3CやT5などを見かけましたね。
海上自衛隊鹿屋基地祭での、飛行展示の訓練なのでしょう。 まさか、お隣の国関連じゃぁないですよね。
CH47Jが飛んでました。 陸自のヤツだけど、やっぱりエアメモ訓練でしょうかね。
GW30日の天候は良さそうなので、海上自衛隊鹿屋基地に走ってみましょう。 もちろんバイクが相棒です。
車は前もって許可証を申請していないと基地内に駐められませんが、自転車とバイクは基地の外に駐輪場が指定されているようです。
バイクは史料館前の見学者駐車場に駐めるようになっていますね。
自転車の駐輪場は、別の場所みたいです。
入力練習とブログ更新を兼ねて、タブレットをエアメモ鹿屋会場に持って行こうと思っています。
10インチサイズなので、持ち歩きにはちょっと面倒なんですけどね。
甑島は上甑、下甑ともレストランの数が多くないので、団体での昼食は予約しておいた方が良いよ!と聞いていたので、長浜港の乗船待合室内のレストランで明日の昼食の予約を。
近ごろ人気の甑島だけあって、GW期間などは昼食難民も出たのだそうだけど、これで昼食を食べそびれると言った事も無くなりました。
しかも一番人気だと言う一日5食限定のタカエビ定食とミックス定食五つ。 さて、誰の口に入るのでしょうか。
薩摩甘エビの事をタカエビと言います。大きくてぷりぷりしていて甘味も強いですね。 生でも色が赤いのが特徴です。
さてさて雨は相変わらずショボショボと降り続いています。 アドレス君で先導して手打ち集落までは来たのだけど、目的の家がわかりません。
ちょうど目の前にあった駐在所で尋ねたら、目的地は駐在所の裏にありました。 駐在所の前には、【歌手 森 進一】の【おふくろさん】の碑が。
今夜の宿も民宿のつもりでいたのだけれど、オーナーに案内されたのは大きな民家の一軒家。
バイクショップの社長知り合いのオーナー迫田さんは、私たちの為に自宅を開放して大歓待してくれました。
雨でなければバーベキューでの歓待を計画されてたようで、広い庭は綺麗に草が刈りとられていました。 う~残念です
それぞれ、びしょびしょの雨具を脱いで玄関に入ると、そこにはピカピカに磨き上げられたハーレーが。
オーナーは下甑島でたった1人のハーレー乗りらしいのです。
次は絶対にハーレーで来ますからね!と訪問の約束をしました。 楽しみです。
手打集落の前には美しい砂浜が広がっています。
それでも台風の高波被害を防ぐために海岸沖にテトラポットを入れたら、因果関係ははっきりしないのだけど、砂浜がやせてきたのだそうです。
いつまでもこの風景を残したいですね。
武家屋敷跡の通りも見事です。 美しい玉石垣が200m以上続きます。平家の落人伝説の地ですから、侍の血が流れているのですね。
夜はご馳走を前に、迫田さんの家族4人に私たち10人が加わって、お酒抜きでも大盛り上がり。
こんなに大人数が集まっているのに、お酒を飲めるのが1人だけなんて、ビックリです。
海陽中に1年前から奉職している松元先生に会える事を楽しみにしていたのでしたが、出張と重なって会えなかったのは残念でした。
会えていれば、もっとテンションが上がって盛り上がったのでしょうけど。 残念!
鹿島断崖や金山海岸、ナポレオン岩などを見て、中甑港に帰り着いたのは里港発フェリー出港時刻の40分前。(..;)
画像提供 増田さん
ここから里港までは、7~8km位の距離があるので、スクーターでも移動に15分くらいはかかりそうです。
食堂で優雅にランチ!なんてとても無理ですね。
出港30分前には乗船手続きを!とのことなので、港近くのスーパーに飛び込んで食べられそうなものを物色してから大慌てで出発。
メンバーが10名もいるのに、スーパーのお総菜コーナーには弁当が3個しか無いんだものなぁ。
私の食事は、コシキテラスで買ったピザ一切れとクルミぱんとペットボトルのお茶でした。
なんとか12:50発のフェリーに乗り込んで鹿島に向かったのだが、途中ついに雨が降り出しました。
雨は結構強く降っているようなので、車両甲板で雨対策をして着岸を待ちます。
画像提供 増田さん
雨合羽とブーツカバーは着けたものの、レイングローブがなくて素手での運転です。
出発前に荷物に入れていたのに、どういう判断をしたのか、荷物から取り出して家に置いてきたんですね。 アホでした。
鹿島港から右手の北方向にハンドルを向けて、センターラインのない狭い小径を5分も走らせた所に分岐があって、右に曲がった先に鳥の巣山展望台がありました。
灯台の下にある駐車場にバイクを止めて、展望台へ。
歩いても、わずか50m程の距離なので、ブーツカバーを付けたままでも気になりません。
画像提供 増田さん
展望台からは、藺牟田瀬戸海峡の架橋工事が眼下に一望できます。 ここもまた、絶景。
カノコユリが咲く時期に訪れると、きれいなのでしょうね。
橋脚の工事はほぼ終わったように見えるし、平良島(中甑)側に作られたトンネルも、しっかりと見えています。
それでも平成29 年度中の供用開始と言われていて楽しみにしていたのだけれど、完成予定がずいぶん遅れているようですね。
海上からだと、まだまだ工事はこれからかな?というように見えます。
画像提供 増田さん
たしか正月の新聞には2019年には完成?とあったようだったけど、地元の人たちは口々に、「いやぁ、まだまだ。 5年くらい先なんじゃないの?」だそうです。
秋から冬にかけては季節風も強いし海も荒れるので、工事がなかなか進まないのでしょうか。
藺牟田瀬戸架橋が完成したら、ぜひここを走ってみたいですねぇ。
雨が降っているので、鳥の巣山展望台からちょっと先にある「夜萩円山公園」からの鹿島断崖の眺望見学は断念して、最南端の手打集落を目指すことに。
ほとんどの道は綺麗に舗装された広い道で走りやすいのだけれど、雨の中、それもスクーターの小径タイヤでは滑りそうで怖いです。 6インチタイヤを装着したモンキー改もいましたしね。
小雨の中を、30km程南の手打集落を目指して、6台のスクーターと2台の軽4輪はひた走ります。
ヘルメットのシールド内側に飛び込んできて視界を遮る雨粒をグローブで拭きながら、予定時刻よりもだいぶ早く、手打集落に到着しました。
宿での夕食どきに「クルージング残念だったね」などと話していると、宿泊のお客さんが「明日は間違いなく風も波も治まるので、クルージング船は出港するよ!」と。
すぐに、明日の午前の便の予約を入れて、あとは明日の朝の連絡待ちです。
夜があけて・・・
「かのこ」が出港する中甑漁港に向かうまで、時間があったので、それぞれ散歩をしたり絶景ポイント探しにスクーターを走らせたり。
私はトンボロが一望出来る所や城跡などを、スクーターで散策です。
ここは、亀城跡からの眺望。 玉石を見事に積み上げた石垣の武家屋敷跡も、見応えがありますね。
宿に帰ろうとしていると、「バラエティー番組の美咲ちゃんの家を探しに行く」と言うので、ついて行く事にしました。
でも、「ボンビーガール」って番組を殆ど見たことがないんですよねぇ。
爺様たち三人で、新しい門を目印に探しましたよ。
玉石垣が続く屋敷のなかに、真新しい門は目立ちます。
4月から民宿開業と聞いていたのだけど、予約方法も公開していないし、本人は東京に帰ったそうだし。
テレビ局のバラエティ企画だったので、庭も家の中も綺麗に仕上がっていましたが。
「地域おこし協力隊の隊員として活動してきた柴田美咲さんが今月末で任期を終え、16日、島を離れた」との話も聞こえてきますし。 予告編でも船での別れの映像が!
民宿企画、このままで終わってしまうのでしょうかね。 水曜日のボンビーガールを、見てみましょうか。
4/12 なるほど、民宿の運営は、他のメンバーが引き継いで運営するようですね。 一棟貸し切り¥18k+人数×¥5k 食事別ですか。
この値段設定だったら、既存の民宿の経営を圧迫することもないでしょうね。
7人までしか泊まれないってのが、グループ旅ではネックかな?
宿に帰って、出かけようとしているとパラパラと雨が落ちてきたので、雨具の上だけを着けて中甑漁港に向かいました。
今日も、30年も前のバイクなのに元気よく走る私の2サイクル100ccのアドレス君が先頭です。
10:10発の「観光船かのこ 最大速力37ノット、時速60km」への乗船手続きを済ませて、併設しているカフェ「コシキテラス」でしばらく珈琲を飲んだり自家製パンを購入したりしてのんびり過ごしました。
食事のお客や、デイサービスのバスを待っているお婆ちゃんたちも多かったですね。
今にも降り出しそうだったのだけど、2時間の間雨に降られることもなくクルージングを楽しめました。
100mもの断崖にくっきりと残る地層は、地層マニアにはたまらないでしょうね。 船長さんの案内によると、なんでも白亜紀に形成された地層なのだそうです。
帰港途中、工事中の藺牟田瀬戸架橋が見える所で、ウミネコへの給餌体験も。 ウミネコは後ろから飛んできてエサのキビナゴを捕っていくので、不意打ちみたいでちょっと驚きます。
甑島スクーターツーリング、美しい自然と島の人情に触れて、素晴らしい3日間でした。
11:20に串木野港を出港した下りフェリーは、最初の寄港地上甑の里港に到着。
125cc以下のバイクなので、運賃は¥3,530円也。
里港で下船後、右手に走り出し、里村にたった一つだけの信号機が設置してある里中学校の三叉路を左折して、長目の浜を眺められる展望所へ向かいます。
港から緩やかな昇り坂を4.4km程走って行くと、展望台に到着。
道路状況が分からないのでスクーターツーリングにしたのだったのだけど、道は広いし路面もとてもきれいで全く荒れていない。
バイクにとっては鬼門の、アスファルトに残るわだちなど、どこにも見当たらない。
良い方に予想が外れて、これなら大型バイクでのツーリングも快適に出来るのだったのにね。
展望所からさらに10kmほど走って、長目の浜を反対方向から見ることができる田之尻展望所まできました。
ここまで、一台も車と出会っていない快適ツーリングです。
中甑港~甑大明神橋~かのこ大橋~平良港までの道は、カーブも緩やかでとても走りやすい道でした。
かのこ大橋では海辺まで降りることができます。さすがにハーレーだと、厳しそうですが。
「こんなに良い天気なのに!」と観光クルージングをあきらめきれなかった私たちでしたが、外海の方の強く吹きつける風と荒れた波を見て、観光クルージング船が欠航になった事がやっと納得できた次第でした。(..;)
平良漁港に向かう途中、県道351号から帽子山展望所に向かいました。
さすがにこの道は、狭い山道でしたね。 それでも、ハーレーでも大丈夫でしょうけれど。
展望台から東を見ると、ぼんやりと霞んではいましたが、薩摩半島がうっすらと見えていました。
昨日までの雨は、夜半には上がったようで、所どころ青空が見えています。
居間のテーブルには、心尽くしの朝食が並べられていて、地元飯だという、干し鰹を混ぜ込んだ散らし寿司や魚の出汁が効いたみそ汁、目玉焼きに厚切りハムに高菜の古漬けの油炒め他、食べきれないほどの料理が食欲を刺激しますね。
きれいな砂浜が広がる海岸を散歩したり、甑海洋深層水の工場見学、地元焼酎工場見学やショッピングなどをしたあと、お世話になった迫田さん夫妻と娘さんに別れを告げて長浜港に向かいました。
途中立ち寄った観音三滝は、豪快に流れ落ちる三段滝で圧巻でした。
フェリーの出航は14:35。
まだまだ暇な時間がたっぷりある、不思議なツーリングです。