”ぶす”を見に行ってきました。
もちろん,女偏のほうではなくて,狂言の”附子”です。
鹿児島市の西郷銅像の横にある”宝山ホール”で,芸術文化講演会などという,固ッ苦しいタイトルをつけた講演会でしたが,講師を務めた狂言師の茂山千三郎氏の話は,洒脱で軽快な話口には,ついつい引き込まれました。
プロフィールを見てみると,文化勲章をもらった茂山千作(人間国宝)の三男で,3歳から狂言の世界に入ったんだと。
なんだか,すごい人みたいです。
杉花粉が大量に飛散し始めたようで,花粉アレルギーの症状がとんでもなく酷くなり始めています。
そんな中の芸術鑑賞でしたが,面白かった。
型で表現する能や狂言と,テレビや舞台の普通の芝居の違いとか。
狂言”附子”は,高校の国語の教科書に載っていたので,他の演目だったらもっと良かったのでしたけどね。