LOVE モータサイクル 団塊世代のバイクライフ

02年式の古いロードキングで、ツーリングやキャンプを楽しんでいます。

太平洋フェリー

2013-07-30 17:39:02 | 2013北海道ツーリング

大船渡と石巻のディーラースタンプをゲットしたところで、雨の東北から撤退を決めた。
今にも降りそうな(でも降らない)蒸し暑い天気の中を、バイクを走らせていても楽しくないし。[E:gawk]
で、楽しくないツーリングはさっさとやめてしまおうと。[E:bleah]
春の桜か、秋の紅葉の季節が良いかな?とおもってます。

仙台港のターミナルカウンターで、明日のフェリーの空席を聞いてみると、この季節はずいぶん空いているようで、「大丈夫ですよ」とニッコリ。[E:good]

あとから知ったのだけれど、名古屋行きは一日おきの運行なんだそうで、運良く明日は運行がある日だった。

でも予約は、予約センターからでないと出来ないと言われ[E:bearing]、待合室から予約センターとビジネスホテルへ電話をかけてから街に向かった。

フェリーターミナルから仙台の街までは、結構な距離があるんですね。 仙台港を出港するまでにちょっと街を散策なんて、とても無理みたいです。

ホテルに着いたら、屋根のある大きな駐車場にバイクを駐めてから、ここからが忙しくなる。

大荷物を抱えてチェックイン、荷物片づけ、風呂、洗濯、それから汚れてしまっているバイクの掃除。[E:happy02]

ホテルのロビーでゆっくりしていると、大型バスが次々に入ってきて、若者達の団体がぞろぞろと降りてきた。

同宿になったのは福島の高等専門学校の生徒達で、仙台市で開かれている高専インターハイの東北大会にエントリーしているようで、礼儀やマナーのしっかりした若者達でした。

ちかごろ、周りの迷惑も考えられない若者や中途半端な大人を見かける事が多かったので、こういった若者達をみると嬉しくなりますね。 

朝、ホテル近くのスタンドで燃料を満タンにしてから、青葉城へ向かった。 
東北大震災で石垣が崩落して、東北大学青葉山キャンパスをおおきく回らないと、本丸跡地に行くことができません。Photo_3 
正確ではないけど、だいたい赤丸のあたりが、地震で崩落した所のようです。
本来なら、山城に組まれた見事な石垣を眺めながら、バイクを走らせることが出来たのでしょうけどね。 残念。 Photo_9 
バイクの駐車場には、BMWなどのバイクが数台。
北海道からの帰りなのでしょう、黄色のホクレンの旗をつけていました。
私の赤い旗は富良野でゲットしたけど、黄色だと道南エリアですね。

10時過ぎにフェリーターミナルに到着して、乗船手続き。 出港は12:50発。  


船室は、相部屋のB寝台だけど、エアコンが効いて快適です。
名古屋着は約20時間後。



Photo_6海上は濃い霧で、船の甲板にでても船の周り以外はなにも見えない。 
甲板から見える海にはけっこう大きな波が見えるのだが、17000トンの巨体はほとんど揺れを意識することもなく、おかげでベッドで爆睡。


風が強いときには、とても怖く感じる事が多い伊勢湾岸道路の橋の下を通るときには、船内案内があって、みんなカメラ片手に甲板に集まりました。Photo_5 
名古屋港からは、大阪まで一気に走ります。 
伊勢湾岸道~東名阪~名阪国道~西名阪とつないで、南港かもめフェリーターミナルへ。
フェリーさんふらわあも、定期点検でドックに入っていて、昨日までは隔日運行だったらしい。 知らない事って、強いですねぇ。 

出港17:00 志布志入港 9:00 

Imgp1719自宅に帰り着いてから、トップケース用のバッグに穴が空いているのを発見して、2500kmのツーリングが終わった。 [E:happy02]

どうやら、小さなネジに接触していた部分らしい。 富士でも松江でも箱根でも、こんな事はなかったのだけどなぁ。


大間から花巻へ

2013-07-28 18:08:22 | 2013北海道ツーリング

Photo ホテルから大間崎に向かって、バイクを走らせていると、小雨がぱらつき始めた。

大間崎の沖には、数隻の漁船が見える。
あの向こうは北海道かぁ。

下北半島をひたすら南下して、目指すのは太平洋無着陸横断飛行を成功させたミスビードル号の復元機が展示してある三沢の航空科学館。


相変わらず雨は、降ったり止んだり。
晴れていればねぇ。昨夜は恐山の国設薬研キャンプ場、今夜は十和田湖のキャンプ場を考えていたのだけれど、とても無理だなぁ。

八甲田十和田ゴールドラインを走って、奥入瀬渓谷や八甲田のキャンプ場でゆっくりという計画で、これなら酸ケ湯温泉なども楽しめるプランだったのだけれど。 残念。

Dsc_7913 三沢には、空自と米軍の基地があって、F15が科学館の上を飛んだと思うとF-2やT4、スーパーファルコンF16も飛んでいる。
いろんな種類の飛行機が飛んでいるのを見られるので、飛行機好きには楽しい。 

ん?三沢にはF15は配備されていたのかな? 屋外に展示されている航空機群。
Photo科学館の中に展示してあった、昭和の初めに、太平洋無着陸飛行を成功させたミスビードル号の復元機。

Dsc_7915 燃料満載の飛行機の重量を減らすために、飛び立った後は車輪などを切り離すような工夫もされていたとかで、もう、命がけですね。

飛行中には、村の人々が差し入れた青森リンゴを食べていたといったエピソードもあるんだそうで。 こんな話、いいなぁ。
Dvc00066フライトシミュレータでセスナを墜落させたあと、外に出るとまたまた雨が降っている。

さて、今夜の宿を探さなくっちゃ! で、盛岡の数軒のホテルに連絡を取ってみるが、全滅。  どうやら、大きな会議かイベントがあるらしくてどこのホテルも空いてないようだ。
しかたなく目的地を盛岡から花巻に変更して、やっと全国チェーンのビジネスホテルを確保できた。 ほっ。

雨対策をしっかりとやり直して、ナビにホテルをセットしたら、どこにもよらずに花巻に向かうことにして出発。Photo_6

奥入瀬渓流も十和田湖も八幡平もすっ飛ばしたので、花巻空港近くのホテルに着いたのは、まだ3時前。

玄関前の屋根の下にバイクを止めて、荷物を降ろしていると大型の貸し切りバスから降りてくる人たち。 
なんとなく同業者のような匂いがしたけど、違ったかな。 

バイクのナンバーを見ては、「鹿児島からですか?」「遠いところを、ようこそ」「一人旅ですか」などと次々と声をかけてくれると、なんだか嬉しい。

ホテルの近く、歩いて行ける所には食事処もなかったので、夕食はコンビニ弁当ですませた。 これは淋しいなぁ。
大浴場でゆっくり汗を流して、明日から立ち寄る予定の被災地にあるハーレーショップを地図で確認してから・・・・・・ZZZzzzzz


上富良野から函館へ

2013-07-25 23:19:31 | 2013北海道ツーリング

夜半から風が出てきたようで、木々のざわめきであまりよく眠れなかった。 
テントを張っているエリアは旨い具合に風が当たらないようで、テントがばたつくことは無かったのだけどね。

3:00、外はまだ暗い中、テントの撤収作業を始めた。 
テントの中で寝袋やマット、小物類を袋に詰めてテントの外に出したら、テントとグランドシートにしているブルーシートをたたみます。 

フレームに架けているフックを外してテント本体たたむと、残りはフレームとフライシートだけが残るだけなので、雨の中での撤収も、この方法だと濡れずに済みます。Photo

外がちょっと明るくなってきた頃、フレームとフライシートをたたんで撤収終了。 

見上げる富良野の空は青空なのだが、キャンプエリアの周りの木の枝は、強い風にあおられて大きく揺れている。 
いよいよ天気は下り坂に向かうのでしょう。

荷物をバイクの駐車場まで運んで積み込み。 面倒だけど今日は雨対策が必要ですね。

出発時刻は4:00。 荷物を満載したバイクを引き出して、出口方向に向けておきます。 
まだぐっすり寝ている人がいるので、エンジンをかけたらできるだけ短時間で外に走り出したいし。
音量を絞ってあるとは言っても、Vance & Hinesのマフラーなので、何人かは目を覚ましたのだろうなぁ。

上富良野から占冠のICを目指します。
昨日とうって変わって、風が強くバイクが振られます。 
富良野市を抜けたあたりまできても風はいっこうに収まらないどころか、だんだんと雲量が増えてきて、占冠では空はほとんど雲に覆われてしまっているではないか。 

ここからは、高速を使って一気に函館に向かいたい所ですが、高速道路を50kmとか60kmで走る車がいなければ、もっと早く走れるのですけどね。

千歳JTCから苫小牧までやってきた。 風がだんだんと強くなってきたが、まだ雨は落ちてこない。

室蘭あたりまで来たとき、シールドにぽつりと雨粒が。 風だけでなく、ついに雨まで降ってきた。
洞爺湖あたりから、雨は降ったり止んだり。 強い雨ではないのだけれど、シールドが濡れて見えにくいし、うっとおしいなぁ。
でも、風は強烈で、バイクが左右に振られる。 
北海道の風って、どうしてこんなに台風並みに暴力的なんだろう?

八雲あたりで事故の交通規制があるようで、長万部で高速をおりて、一般道で函館に向かうが、相変わらずのでこぼこ舗装でリヤが振られて安定しない。 
なんど、ひやっとしたことか。

北海道の道路行政担当さん、お願いですから、高速道路よりも一般道に税金を投入してください。 

買い物の為に函館駅に行ったのだが、店が無くて函館空港まで行ってから港に10向かった。 北菓楼のバウムクーヘン、品代よりも送料の方がずっと高いんです。

Photo_2 14:00の青森行きは運休で、次は17:30発。 これだと青森着は21:10になってしまう。
大間行きだと、16:30の便に乗れるので、18:00には大間に着くことになる。 よし、これにしようか。
大間での宿泊は、フェリー乗り場のパンフで見つけたサンホテル大間。
朝食付きで、6200円。Photo_3
函館ー大間をつなぐフェリー大函丸は、4月に就航したばかりのぴかぴかの新造船だった。

イカめしで有名な森町を走っているあたりで雨は止んでいたのだけれど、フェリーを待っている間に、また降ったり止んだりの空模様になっている。 

雨の中で、フェリーの乗船案内を待つのは辛いですね。


日の出公園オートキャンプ場

2013-07-24 16:00:24 | 2013北海道ツーリング

北海道の朝は早い。
午前3時半、テントの外はうっすらと明るくなってきた。 

キャンプエリアには、自転車やバイクのソロツーリストのテントも結構多いし、ファミリーキャンパーの大型テントもいくつか建っているのだけれど、ほんとうに静かな夜だった。Photo_8
ラジオの深夜放送の音でさえ、できるだけ小さく絞って聞かないといけないくらいの静寂。


舞鶴からのフェリーで一緒だった福岡ナンバーのYAMAHAテレネのライダーにも、ここでバッタリ出会って話が弾んだ。
彼は、テントを張ったままで宗谷岬やサロベツに向かうと言って出発していったが、ここのキャンプ場には10日ほど居続けるみたいだった。

女性のライダーの中には、新車から乗っていると言う、きれいに手入れが行き届いたSUZUKIカタナ(GSX1100S)でツーリングしている人もいて、「20年前の私の嫁入り道具だったんです」と、笑いながら話してくれた。

隣のテントは、自転車で旅をしているソロツーリスト。 十勝岳温泉に行って、山に登って来たというからすごい。

隣りどおし顔が合うと、知らない人でも挨拶くらいはするものだが、中には絶対に目を合わそうとしない人たちもいて、顔があっても知らないふりや、わざと目をそらされたりすると、ちょっとねぇ・・・・。 
まぁ、いくつになっても自分たちだけの世界から出たく無いのだろうかねぇ。

Imgp1668_2今日は、富良野周辺のABCポイントをいくつか回ってみる予定。
麓郷の森(R) あたりの風景は、1980年代に放映されたドラマ北の国からを見ていないので、さほど感慨もわかないのだが。

富良野ワイン工場やファーム富田、お風呂道具をバイクに積んで、白金温泉 十勝岳温泉 そしてキャンプ場で割引入浴券をもらった吹上温泉にも行ってみた。 Photo_2 

道道291吹上上富良野線の道路脇の花壇に植え込んであるラベンダーは、やっと咲き始めの1分か2分咲き。
5月中旬頃まで雪が降っていたと言うから、今年の開花は遅れているのだろうか。

吹上温泉保養センター「白銀荘」のちょっとぬるめの露天風呂では、山歩きのグループから熊と出会った話や残雪の残る山歩きと避難小屋の事など、いろんな話が聞けて面白かった。

すぐ近くにある吹上露天の湯は、きょうも観光客の車で大にぎわいだった。 
あっちこっちで出会う団塊世代、みんな元気だなぁ。

Imgp16774~5分バイクを駐めて置いただけで、エンジンの下にはオイルの染みができている。
プライマリーの下から少しずつオイルがにじんでいるようだが、オイルレベルをみると、急激に減っているわけでもない。

まぁ、この程度なら様子を見ながら走れば大丈夫だろう・・・・・って、本当か?[E:coldsweats01]
夜、メールが届いて、明日から天気は下り坂に向かうらしいとのことなので、早めに出発して函館を目指すことにした。 
 


名寄から上富良野へ  ②

2013-07-23 20:29:15 | 2013北海道ツーリング

帯広・十勝平野では、鹿追町にある『カントリーホーム風景』という牧場レストランの『風景のスロウバーガー』を食べるのを楽しみにしていたのだが。 

毎週月曜日は定休日だし、営業時間とツーリングのタイミングが合わなかったりして、まだ1回しか食べたことが無い。
今年のツーリングでも駄目だったので、また、来年か再来年の楽しみだな。

         日の出公園オートキャンプ場  遠景は大雪の山々 Photo_5 



北海道の高速道も、路線がどんどん長くなって便利になってきたのはいいのだけれど、なんだか多くのドライバーの運転が荒っぽいように感じるのだが。


気になったのは、車間距離と追い越しの際にすぐ目の前に切り込んで来られること。

一般道じゃ無いんだから、追い越した瞬間に進路変更されるとね。
できればも80mから100mくらい追い越し車線を走ってから走行車線に入ってくれると、追い越される方も安心なんだけどなぁ。

帯広からは、道東自動車道を使って、芽室ICから占冠ICまで移動。 そこから富良野国道を北上して60km位先の上富良野までバイクを走らせた。

陸上自衛隊駐屯地の横を通ってしばらくバイクを走らせると、キャンプ場の入り口が見えてきた。Photo_3
受付でとりあえず一泊分の500円を払って、管理棟裏にある専用駐車場にバイクを移動。
一般車の駐車場には、ワンボックスカーやキャンピングカーなどが数台駐まっている。Photo_2

へぇ、広いしきれいだし、いい所だなぁ。
コイン式温水シャワーもコインランドリーも24時間使えるし、トイレもウォッシュレットで清潔だし。
荷物を運ぶためのリヤカーが準備してあったけれど、それを使うほどの距離でもなし、バイクから20mほどの所にテントを設営した。 
下は、ふかふかの芝のフィールドです。Photo_6
さて、一泊にしようか、2泊にしようか。 明日まで、ここでのんびり過ごしてみるのもいいかな。


名寄から上富良野へ  ①

2013-07-22 22:34:23 | 2013北海道ツーリング

ヨーグルトや自家製パンなどの朝食を済ませて、トップケースに衣類を入れたバッグを入れたら出発。
小樽のユースと同じように、ここのユースにもバイク用の車庫が造ってあるので、朝露などの心配をしなくていいのが嬉しい。
オーナーの趣味なのだろう、オフロードバイクが数台駐めてあって、近場のトレッキングなどの為のレンタルもできるようだ。

Yh

画像は、ウィキメディアから借りました。 稲がだいぶ成長しているところを見ると8月頃の画像なのでしょうかね。 後ろの赤い壁の建物がYH。 白いプレハブがバイクの車庫になっています。

出発する時は、いつもユースのペアレントさんが見送ってくれるのだが、慣れてないのでどうも気恥ずかしくていけない。
旅館などで、仲居さんたちが見送ってくれるのは、べつになんとも無いのにね。

ユースの前の道路を右折すると、宗谷本線の日進駅の踏切にさしかかる。 
周りには何もない、板張りのホームと木造のちいさな駅舎があるだけの駅だ。
でも、ここのホームを彩っている花は、ユースのオーナーが飾ってくれているらしい。 
こんなの、いいなぁ。

名寄国道を南に向かって、士別市の剣淵ICから道央自動車道に乗る。 一般道は轍がひどくて走りづらいのだが、高速道は気持ちよく走れる。
高速道でも、中国自動車道などは、路面のわだちがひどくて走りづらいんだけど。

比布ジャンクションから、旭川紋別自動車道にコースを取って、層雲峡に向かった。
PhotoABCポイントは、50ポイントを超えているし、あとはRの頭文字の「麓郷の森」一カ所だけで十分なんだけれど、せっかくなのでここらあたりでもABC写真を撮っておくことにした。

層雲峡から、大雪ダムサイドをぬけて三国峠に続く道からは、残雪が多く残る大雪山系の山々が望めて、九州人には嬉しい風景だ。
三国峠から糠平国道を下って帯広に向かった。 

ここでも、多くのバイクとすれ違うが、排気量もメーカーも関係なく、みんな「元気で行けよ」とピースサインを交わしながらすれ違っていく。 

ある時など、昔、バイクに乗っていた人なのだろう自転車のおじいさんからもピースサインを貰って、おもわずにやりとしたり。
北海道がライダーの憬れ、ライダーの聖地と呼ばれるが誰にでも納得できる瞬間です。

Photo_2  帯広に向かう途中で、ナイタイ高原牧場にも立ち寄ってみた。 
3年前は6人、今回は1人旅なので、話し相手がいないのがちょっと寂しいかも。Photo_3
ここからは、帯広の街まで一目さんに駆けていく。 目的地は、そう、スイーツの聖地?『六花亭』
ショップの前のバイク専用エリアにバイクを駐めて、マルセイバターサンドなどの買い物をすませ、『さくさくパイ』とサービスの『珈琲』を頂いてから、上富良野の『日の出公園オートキャンプ場』に向かった。


宗谷丘陵から名寄へ ②

2013-07-21 20:28:48 | 2013北海道ツーリング

2 写真を撮った所から右折すると、とほ宿の「あしたの城」サロベツ原生花園につながっていく。 
ここのとほ宿、興味があるんだけど、まだ泊まったことがない。

写真を撮ったら、また、電柱もガードレールもない原野の中を稚内にむかってアクセルを開けていった。


抜海のちいさな町を通る時には、『みんなでここの宿に泊まった事もあったなぁ』などと、ツーリングの思い出がよみがえって来たりして、懐かしい。

ここの海岸線には、エゾキスゲの群落が広がっていた。

稚内の街に入って、まずやらないといけない事は、100円ショップを見つけてクッション封筒を買う事。 それから郵便局に行く事。

封筒に入れるものは、返し忘れてジーンズのポケットに入れたままの、
小樽のユースの鍵。[E:coldsweats01]ひぇぇぇ。

昨日、温泉でジーンズを脱ぐ時まで、返し忘れていたことに全然気づかないのだから、自分の事ながら困ってしまいます。

昨年のアメリカツーリングでも、同じような事が起きました。http://roadcaptain.blogzine.jp/hasiddo/2012/07/623_8c82.html

やっとDaisoを見つけて、封筒をゲット。 次に郵便局を探してバイクを走らせたのだが、閉まっている。
そうかぁ、きょうが日曜日なのを忘れていた。 う~ん、切手をどこかで買わないとなぁ。Photo_2

この頃には、いつの間にか空は晴れて、夏の太陽が照りつけてくるので、北海道とはいえなかなかの暑さです。

稚内公園の入り口でABC写真を撮ったら、今度の北海道ツーリングの2つめの目的は終わり。

九州に住んでいると、Wを取るのは、なかなかです。


稚内を後にして宗谷丘陵に向けて走り出すと、岬を目指しているのだろうか、何台ものバイクを抜いたり、また抜かれたり。

途中から右折して、初めての宗谷丘陵をバイクを走らせてみた。 

う~ん、気持ちいい場所だなぁ。




観光バスのコースにもなっているようで、大型バスもけっこう走っています。
Photo_3



宗谷丘陵を超えて、宗谷岬のショップでやっと切手を購入できた。 
持ってきてしまった鍵を封筒に入れて、ポストに投函した。 
宿のみなさん、ご迷惑をおかけしました。2

さて、そろそろ今夜の宿泊地を決めないといけない。 テントにするか、YHにするか、とほ宿にするか。

猿払公園キャンプ場に着いたときには、まだ時間は早いし。
広々としたキャンプエリアには、テントなど一つも無く、海からの強い風がキャンプ場を吹き抜けているのであまり気が進まない。

猿払道の駅で、ホタテフライ定食を食べながら、思考。Photo


揚げたてのホタテは身が厚くて、味は濃厚で旨い。 本場は違うよねぇ。

ひとまずクッチャロ湖畔のキャンプ場やとほ宿「トシカの宿」を見てから決めることにした。 問題をさきに伸ばしただけなのだが。

浜頓別の町に入ったのは、2時過ぎ。 まだまだテント設営には早すぎです。 
やっぱり、名寄まで走ることにしよう。 

名寄のユースが予約できたので、あとはのんびりと走るだけ・・・・・なのに、
途中でガソリンを補給しようとしたら、なんとバイクの鍵が無い[E:bearing][E:ng] 

クリヤキンの燃料キャップは、専用のキーで開けるようになっているので、それがないと燃料を入れることができない。Photo_4


まいったなぁ。[E:bearing] 

GSのスタッフから、ラジオペンチを借りてなんとか燃料補給を終えたのだけど、気分的にへこみました。

気を取り直して、名寄を目指します。

自転車のツーリストを追い越したり、すれ違うバイクにピースサインを出したりしながら、5時過ぎに名寄サンピラーユースホステルに到着した。Photo_5

今夜の同宿は、北海道に山登りに来たという同年代の男性2人です。 


宗谷丘陵から名寄へ ①

2013-07-19 09:38:17 | 2013北海道ツーリング

今日は、サロベツ原野を抜けて稚内へ抜け、そこでABCのW(稚内公園)の写真を撮るのが目的で、その後はどこでも良いから泊まれさえすればといった、超アバウトなプランです。 [E:coldsweats01] 

初山別からオロロンラインを北上して最初の休憩地点は、20km先の「道の駅富士見」。
ここのソフトクリームは、とても人気が高いのだけれど、狙い目は300円のあずきカップ。 なかなか美味しいんです・・・けど、時間が早くて(開店は9時)まだ開店していなかった。 残念っ[E:happy02] 
出発が、8時ちょっと過ぎだったからなぁ。早く着くのは当然だって。[E:happy02]

お手洗いを済ませてたら、天売国道から別れて、道道106号線 30km先のオトンルイ風力発電所に向かいます。

天塩川に架かる橋を渡るときには、強烈な風が吹き付けていました。 なんだか、雲も広がってきたみたいだなぁ。

DONさんの先導で気持ちよくアクセルを開けていくと、真っ白い風力発電の風車が見えてきました。
3kmにわたって風力発電の風車が一直線に建っている風景は、いつみても綺麗です。

道路沿いの駐車場にバイクを駐めて、風車をバックにDONさんご夫婦と記念写真をぱちり。
ここで北に向かう私と、岩見沢に向かうお二人とはお別れです。 あらためて挨拶を交わして、お二人に見送られながら北にむかってアクセルを開けていきました。 なかなか貴重な出会いでした。

サロベツ原野と海岸線の間を走る一直線の道は、アクセルを開けなくても気持ちよく走れます。

海岸側の原野には、エゾカンゾウの黄色い花が群生していて、ちょうど今頃が見頃だったのかもしれません。
ちょっとバイクを駐めて、カメラを取り出せばいいのに、走り出すとなかなか停まらないのがバイク乗りですかねぇ。[E:coldsweats01]
いつもなら見えて来るはずの利尻島も、きょうは雲?かすみで見えません。
Photo午前中はあんなに青空が広がっていたのに、サロベツのビジターセンター近くでは、空は雲に覆われています。 なんてぇこった[E:shock] 

気温も低くなってきたので、下はチャップスを、上にはGシャツの上から秋冬用のキルティングジャケットを着込んでいます。 
今にも降ってきそうな画像に見えますね。


ミーティングの朝

2013-07-17 19:34:01 | 2013北海道ツーリング

Photo_8n燈台の左手にある芝生の広場が、フリーテントエリアです。

大テントの中で盛大に湯気を上げる大鍋を前にして、ワイワイ盛り上がっているうちに、テントの隙間から入ってくる風が冷たくなってきた。Photo_4
そろそろ潮時か?と、テントに潜り込んだのは、10時頃?11時頃だったか?

テントサイトに戻ってくると、自分のテントから1~2mの所に新しくテントが張られている。
こりゃあ、近すぎるけどなぁ、と思いながらも、シュラフの中へ。 

ー5℃対応の羽毛シュラフ+フリース製のシュラフカバー+頂き物のヒートテックのアンダーウェアでぬくぬく、ぐっすり・・・・・・・のはずが。

夜中に、若者達10人ほどが、テントサイトで立ち話。 30分、1時間、1時間半経っても、話は盛り上がって終わりそうもない。

そこから20mほど離れたテントでは、アルコールでテンション絶好調の若者達の笑い声と叫び声とアカペラ?の歌が[E:sign03]

こりゃあ、覚悟はしていたものの、眠れないぞ。 3時頃になって、やっと静かになったようだった。 う~ん、まいった。[E:sleepy]

それでも、さわやかに朝がきて、テントの上には、きれいな青空が広がっていた。Photo_7
残っていたおにぎりとコーンスープで朝食をすませて、バイクに荷物を積み込んで移動の準備を整える。

出発予定時刻は、8:00。  下のエリアは、昨日よりもすこしだけテントの数が増えているように見える。Photo
出発前に、俺アメグループと一緒に写真を撮ってもらえることになったので、芝生のカンバンの所に移動した。Dsc_7903
坂を下った所にあるミーティングエリアも、むちゃくちゃに込んでいるわけでもなかったようだ。
参加台数は200台くらいだったのだろうか。 こぢんまりとした、なかなか落ち着けるミーティングです。 夜が、もうちょっと静かだったらねぇ。

Vlcsnap12013071719h24m43s39上の画像は、土曜日のビデオ映像から取り込んだもの。 前方に天文台が見えます。

しょさんべつ天文台の前でABCの証拠写真を撮ってから、風力発電機が林立しているオトンルイにむけて出発です。 Photo_3
晴れていれば、海沿いに一直線に伸びる道と利尻富士、そして真っ白い風力発電機の見える風景が素晴らしい所です。
DONさんご夫妻が、オトンルイまで一緒に走って、そこでお別れしましょうと言ってくださったので、もうしばらく3台で一緒に走ります。Jac
 


バイクミーティング

2013-07-15 14:25:31 | 2013北海道ツーリング

初山別村の役場を過ぎて、ゆるやかな登りの丘陵地帯を走っていると、左手海側にある、みさき台公園の入り口の看板が見えてきた。Photo_2

高台にあるので、夕日の景色が綺麗なことで知られている公園です。
キャンプ場の入り口付近に受付エリアが設置してあって、1人1000円を徴収している。 

2007年のミーティングに来た時は無料だったけど、昨年くらいから500円を徴収するようになっていたらしい。 今年はさらに値上げ? 

メインのフリーテントサイトは、坂を下りた所。Photo_4  
まだ、そんなに多くのバイクが停まっている訳じゃなかったのだが、上のフリーサイトにテントを設営することにした。  混雑と夜の喧噪[E:coldsweats01]をさけたのかな?

北海道のミーティングでは、タープの使用率が非常に高いんですね。 

キャンプ場ならカラフルなタープがいくつも張ってあるのは当たり前の風景だけれど、バイクのミーティングでこんなの多くのタープが張ってあるのは、始めてみた。

タープを張るスペースが十分あるのと、みんなで集まってタープの下でジンギスカンパーティなどを楽しむ生活習慣があるのだろうか。

Vrod_2 道路脇の駐めたバイク群の中に、V-Rodが1台。

ヘルメットを見ると、オーナーはどうやら女性のようだ。

宮崎県から北海道の人に嫁いだという女性がV-Rodのオーナーだって
聞いたのだけれど、このバイクかな?

男性でもなかなか乗りこなしきれないポルシェエンジンのバイクだけれど、女性で乗りこなしているのは凄いですね。

広いキャンプエリアは、全面ふかふかの芝。

バイクの乗り入れは出来ないので、降ろした荷物は2~3回に分けて運ぶのだけど、駐車場所が近いので、大して苦にもならない。 

日差しの中でテント設営などをすると、うっすらと汗がでてくるくらいで、爽やか。 
北海道民の皆さんは、暑い暑いを連発していましたけどね。

まだ、昼をちょっと過ぎたくらいで、太陽はまだ高いのだけれど、テント設営を始めた。DONさんご夫婦のテントは、ドームテントに広い前室(フライシートか?)が付いたタイプのもの。Don_2
私のは、久しぶりに登場した、二人用のダンロップのA型ツーリングテント。 

地面にテントを広げて4隅にペグを打ったら、組み立てたフレームにフックとかけていくだけで、早さが取り柄です。
基本、夏用だから、北海道では寒いかもしれません。

テントを張り終わる頃には、となりのテントの周りでは、バーベキューが始まっていて、野菜や焼き肉のにおいと、ビールで盛り上がっていた。 まだ、3時過ぎだぜ[E:coldsweats01]

歩いていける所に、しょさんべ つ温泉「岬の湯」という温泉施設があって、500円で入浴できると言うので、風呂道具を持ってハマナズなど眺めながらぶらぶら。Photo_4

ミーティングのバイク 群の間を歩いて汗を流してきました。
ここの露天風呂からの景色も、なかなかです。

で、夕方になってくると、日没の絶景が目の前に広がります。  2007年に撮ったのと同じ場所からも一枚。 Photo_5

日本海に沈んでいく夕日は、本当に綺麗でした。 Photo_6
この後は、ジンギスカン鍋をごちそうになったり、バーベキュー会場に参加させて貰ったりで、楽しい一夜を過ごさせて貰いました。 
夜は、だいぶ冷え込んできたようで、風が冷たくなってきた。