霧島山の麓,霧島高原国民休養地で開かれた,日本アマチュア無線連盟主催の電波探索競技会(ARDF)に参加してきた。
参加と言っても,選手ではなく審判員としての参加なので,体力不必要だが忍耐力必要という参加スタイルです。
宿泊場所となったのは霧島自然ふれあいセンターでした。 平日は学校の利用が多いのですが,土日なので今回はアマチュア無線連盟の貸し切りです。
研修施設なのでホテルみたいにはいきませんが,清潔なシーツとベッド,食事は安くて美味しいし,お風呂は見晴らしの良い温泉ですし,なかなかのところですね。
競技会には全国から中高生,一般の選手団が参加して,土曜日はエキシビジョンとして3.5MHzの短波帯を使って,メインの日曜日は144MHzのVHF帯を使って電波探索競技会が行われました。
選手はアンテナ一体式の受信機とレシーバー,配布された地図を持って競技に参加します。
地図には道路や住宅,立ち入り禁止区域や畑,山林など10mの等高線が表示されているもので,選手はこの地図を見ながら電波の出ている方向をコンパスで測定して走るわけです。
来年,タイで開催されるアジア大会の選考会も兼ねている大会ですし,学校対抗やエリア対抗などもあって,大いに盛り上がりました。
競技時間は2時間ですが,審判員は開始40分前に待機して,競技終了後全員がゴールした後に撤収なので,約4時間ほどを1人でじっとしているわけで,忍耐力が必要なんですね。
と言うわけで,役員団はへとへとのへろへろになってました。[E:coldsweats01]