太平洋高気圧の勢力が、例年よりもすごく強いようで、最高気温は連日35℃くらい。
暑い! ほんとに暑い!
雨もほとんど降っていないし。
良いことと言えば、風向きがほとんど西の風なので、桜島の火山灰が鹿児島市方向に降ってこないことくらいだ。
これじゃあ、バイクを走らせようと言う気にもなれなくて・・・・・で、2週間も動かしていない。
阿蘇や霧島あたりの涼しいところで、キャンプなんてのも良いのだけれど、そこに行くまでの暑さを思うと、力が抜けそうだし。
ツーリングクラブの皆さんは、あちらこちらと計画を立てて走っているようで、皆さん、元気ですねぇ。
バイクを動かすのは、せめて昼間の最高気温が32℃くらいになるか、それともナイトツーリングをするか(しないけど)、どちらかしかないかな。
テレビを見て、本を読んで、図書館に出かけていって、その間にブログを更新して、ぐうたらぐうたらと毎日を過ごしている。 ウォーキングもやっていないし。
いかんなぁ。[E:shock]
スポーツジムのランニングマシンで、走って(歩いて?)こようかな。
大船渡と石巻のディーラースタンプをゲットしたところで、雨の東北から撤退を決めた。
今にも降りそうな(でも降らない)蒸し暑い天気の中を、バイクを走らせていても楽しくないし。[E:gawk]
で、楽しくないツーリングはさっさとやめてしまおうと。[E:bleah]
春の桜か、秋の紅葉の季節が良いかな?とおもってます。
仙台港のターミナルカウンターで、明日のフェリーの空席を聞いてみると、この季節はずいぶん空いているようで、「大丈夫ですよ」とニッコリ。[E:good]
あとから知ったのだけれど、名古屋行きは一日おきの運行なんだそうで、運良く明日は運行がある日だった。
でも予約は、予約センターからでないと出来ないと言われ[E:bearing]、待合室から予約センターとビジネスホテルへ電話をかけてから街に向かった。
フェリーターミナルから仙台の街までは、結構な距離があるんですね。 仙台港を出港するまでにちょっと街を散策なんて、とても無理みたいです。
ホテルに着いたら、屋根のある大きな駐車場にバイクを駐めてから、ここからが忙しくなる。
大荷物を抱えてチェックイン、荷物片づけ、風呂、洗濯、それから汚れてしまっているバイクの掃除。[E:happy02]
ホテルのロビーでゆっくりしていると、大型バスが次々に入ってきて、若者達の団体がぞろぞろと降りてきた。
同宿になったのは福島の高等専門学校の生徒達で、仙台市で開かれている高専インターハイの東北大会にエントリーしているようで、礼儀やマナーのしっかりした若者達でした。
ちかごろ、周りの迷惑も考えられない若者や中途半端な大人を見かける事が多かったので、こういった若者達をみると嬉しくなりますね。
朝、ホテル近くのスタンドで燃料を満タンにしてから、青葉城へ向かった。
東北大震災で石垣が崩落して、東北大学青葉山キャンパスをおおきく回らないと、本丸跡地に行くことができません。
正確ではないけど、だいたい赤丸のあたりが、地震で崩落した所のようです。
本来なら、山城に組まれた見事な石垣を眺めながら、バイクを走らせることが出来たのでしょうけどね。 残念。
バイクの駐車場には、BMWなどのバイクが数台。
北海道からの帰りなのでしょう、黄色のホクレンの旗をつけていました。
私の赤い旗は富良野でゲットしたけど、黄色だと道南エリアですね。
10時過ぎにフェリーターミナルに到着して、乗船手続き。 出港は12:50発。
船室は、相部屋のB寝台だけど、エアコンが効いて快適です。
名古屋着は約20時間後。
海上は濃い霧で、船の甲板にでても船の周り以外はなにも見えない。
甲板から見える海にはけっこう大きな波が見えるのだが、17000トンの巨体はほとんど揺れを意識することもなく、おかげでベッドで爆睡。
風が強いときには、とても怖く感じる事が多い伊勢湾岸道路の橋の下を通るときには、船内案内があって、みんなカメラ片手に甲板に集まりました。
名古屋港からは、大阪まで一気に走ります。
伊勢湾岸道~東名阪~名阪国道~西名阪とつないで、南港かもめフェリーターミナルへ。
フェリーさんふらわあも、定期点検でドックに入っていて、昨日までは隔日運行だったらしい。 知らない事って、強いですねぇ。
出港17:00 志布志入港 9:00
自宅に帰り着いてから、トップケース用のバッグに穴が空いているのを発見して、2500kmのツーリングが終わった。 [E:happy02]
どうやら、小さなネジに接触していた部分らしい。 富士でも松江でも箱根でも、こんな事はなかったのだけどなぁ。
花巻のホテルの窓から見える空は、今日も雲が厚い。 幸い、まだ雨は落ちていないが。
花巻は宮沢賢治、遠野は座敷童などの民話の里なので、晴れてさえいればゆっくりと過ごせると楽しみにしていた場所だったのですけどね。
まず、花巻から遠野を通って、太平洋岸の大船渡に向かいます。
オートランドリッキーも大津波で壊れてしまって、いまは近くの仮店舗で営業をしているんですね。
店のすぐ横に、新しい店舗を建設中でしたが、建築業者の手が全然足りなくて、工事が大幅に遅れているんだと、苦笑気味に話してくれました。
大船渡に向かう途中、あちらこちらで警察のパトカーや隊員輸送車とすれ違うのは、どうやら天皇皇后両陛下の被災地訪問のコースとツーリングコースが一部重なったようで、下手をすると交通規制に引っかかりそう。
大船渡の街中も、警備の準備をしているのでしょう、警備の警官や警察車両があちらこちらでみられた。
街中は、津波の瓦礫などは片づけられていてるのだが、きれいな更地のままの所も多くて、なんだか生活感があまり感じられない所が目立つ。
鉄道の線路があった痕の土盛りだけが残る光景や、おおきく崩れてしまった線路跡の土手や草ぼうぼうのトンネルなども、復興の遅さを感じさせられた。
大船渡から陸前高田、気仙沼、石巻、松島、仙台と、津波に襲われた街沿いに国道45号線を走ると、津波の被害の大きさと復興の遅さを感じさせられて悔しい思いがする。
税金や、あの莫大な善意の寄付は、いったい何に消えてしまったのだろう。
復興予算は、復興だけに使って欲しかったよなぁ。
学校の建物だけが一つだけポツンと残されている所も何カ所もあって、3階までの窓はサッシなどがぐしゃぐしゃに壊されていて、4階だけがかろうじて残っている様子などを自分の目で見る事で、写真や映像だけでは伝えきれないものが心に伝わってくるようだった。
津波の痕だけでなく、福島の原発なども見てみようと思っていたのだけれど、どうやら東北も梅雨に入りそうで、ツーリングも限界。
明日、苫小牧港発名古屋行きのフェリーに空きがあれば、それに乗って帰ることにしようか。
ホテルから大間崎に向かって、バイクを走らせていると、小雨がぱらつき始めた。
大間崎の沖には、数隻の漁船が見える。
あの向こうは北海道かぁ。
下北半島をひたすら南下して、目指すのは太平洋無着陸横断飛行を成功させたミスビードル号の復元機が展示してある三沢の航空科学館。
相変わらず雨は、降ったり止んだり。
晴れていればねぇ。昨夜は恐山の国設薬研キャンプ場、今夜は十和田湖のキャンプ場を考えていたのだけれど、とても無理だなぁ。
八甲田十和田ゴールドラインを走って、奥入瀬渓谷や八甲田のキャンプ場でゆっくりという計画で、これなら酸ケ湯温泉なども楽しめるプランだったのだけれど。 残念。
三沢には、空自と米軍の基地があって、F15が科学館の上を飛んだと思うとF-2やT4、スーパーファルコンF16も飛んでいる。
いろんな種類の飛行機が飛んでいるのを見られるので、飛行機好きには楽しい。
ん?三沢にはF15は配備されていたのかな? 屋外に展示されている航空機群。
科学館の中に展示してあった、昭和の初めに、太平洋無着陸飛行を成功させたミスビードル号の復元機。
燃料満載の飛行機の重量を減らすために、飛び立った後は車輪などを切り離すような工夫もされていたとかで、もう、命がけですね。
飛行中には、村の人々が差し入れた青森リンゴを食べていたといったエピソードもあるんだそうで。 こんな話、いいなぁ。
フライトシミュレータでセスナを墜落させたあと、外に出るとまたまた雨が降っている。
さて、今夜の宿を探さなくっちゃ! で、盛岡の数軒のホテルに連絡を取ってみるが、全滅。 どうやら、大きな会議かイベントがあるらしくてどこのホテルも空いてないようだ。
しかたなく目的地を盛岡から花巻に変更して、やっと全国チェーンのビジネスホテルを確保できた。 ほっ。
雨対策をしっかりとやり直して、ナビにホテルをセットしたら、どこにもよらずに花巻に向かうことにして出発。
奥入瀬渓流も十和田湖も八幡平もすっ飛ばしたので、花巻空港近くのホテルに着いたのは、まだ3時前。
玄関前の屋根の下にバイクを止めて、荷物を降ろしていると大型の貸し切りバスから降りてくる人たち。
なんとなく同業者のような匂いがしたけど、違ったかな。
バイクのナンバーを見ては、「鹿児島からですか?」「遠いところを、ようこそ」「一人旅ですか」などと次々と声をかけてくれると、なんだか嬉しい。
ホテルの近く、歩いて行ける所には食事処もなかったので、夕食はコンビニ弁当ですませた。 これは淋しいなぁ。
大浴場でゆっくり汗を流して、明日から立ち寄る予定の被災地にあるハーレーショップを地図で確認してから・・・・・・ZZZzzzzz
綾の照葉大吊橋見学ツーリング
夜半から風が出てきたようで、木々のざわめきであまりよく眠れなかった。
テントを張っているエリアは旨い具合に風が当たらないようで、テントがばたつくことは無かったのだけどね。
3:00、外はまだ暗い中、テントの撤収作業を始めた。
テントの中で寝袋やマット、小物類を袋に詰めてテントの外に出したら、テントとグランドシートにしているブルーシートをたたみます。
フレームに架けているフックを外してテント本体たたむと、残りはフレームとフライシートだけが残るだけなので、雨の中での撤収も、この方法だと濡れずに済みます。
外がちょっと明るくなってきた頃、フレームとフライシートをたたんで撤収終了。
見上げる富良野の空は青空なのだが、キャンプエリアの周りの木の枝は、強い風にあおられて大きく揺れている。
いよいよ天気は下り坂に向かうのでしょう。
荷物をバイクの駐車場まで運んで積み込み。 面倒だけど今日は雨対策が必要ですね。
出発時刻は4:00。 荷物を満載したバイクを引き出して、出口方向に向けておきます。
まだぐっすり寝ている人がいるので、エンジンをかけたらできるだけ短時間で外に走り出したいし。
音量を絞ってあるとは言っても、Vance & Hinesのマフラーなので、何人かは目を覚ましたのだろうなぁ。
上富良野から占冠のICを目指します。
昨日とうって変わって、風が強くバイクが振られます。
富良野市を抜けたあたりまできても風はいっこうに収まらないどころか、だんだんと雲量が増えてきて、占冠では空はほとんど雲に覆われてしまっているではないか。
ここからは、高速を使って一気に函館に向かいたい所ですが、高速道路を50kmとか60kmで走る車がいなければ、もっと早く走れるのですけどね。
千歳JTCから苫小牧までやってきた。 風がだんだんと強くなってきたが、まだ雨は落ちてこない。
室蘭あたりまで来たとき、シールドにぽつりと雨粒が。 風だけでなく、ついに雨まで降ってきた。
洞爺湖あたりから、雨は降ったり止んだり。 強い雨ではないのだけれど、シールドが濡れて見えにくいし、うっとおしいなぁ。
でも、風は強烈で、バイクが左右に振られる。
北海道の風って、どうしてこんなに台風並みに暴力的なんだろう?
八雲あたりで事故の交通規制があるようで、長万部で高速をおりて、一般道で函館に向かうが、相変わらずのでこぼこ舗装でリヤが振られて安定しない。
なんど、ひやっとしたことか。
北海道の道路行政担当さん、お願いですから、高速道路よりも一般道に税金を投入してください。
買い物の為に函館駅に行ったのだが、店が無くて函館空港まで行ってから港に10向かった。 北菓楼のバウムクーヘン、品代よりも送料の方がずっと高いんです。
14:00の青森行きは運休で、次は17:30発。 これだと青森着は21:10になってしまう。
大間行きだと、16:30の便に乗れるので、18:00には大間に着くことになる。 よし、これにしようか。
大間での宿泊は、フェリー乗り場のパンフで見つけたサンホテル大間。
朝食付きで、6200円。
函館ー大間をつなぐフェリー大函丸は、4月に就航したばかりのぴかぴかの新造船だった。
イカめしで有名な森町を走っているあたりで雨は止んでいたのだけれど、フェリーを待っている間に、また降ったり止んだりの空模様になっている。
雨の中で、フェリーの乗船案内を待つのは辛いですね。
OCNから、顧客のIDやパスワードなどのデータが流出したというニュースが、新聞などで報道されていました。
どうして、セキュリティなどの危機管理を、もっと徹底してできないのでしょうね。
パスワードを変更したり、ブログの管理画面に入るのが遅くなったり、もう、面倒です。
[E:angry] [E:pout] [E:angry] [E:pout]
北海道の朝は早い。
午前3時半、テントの外はうっすらと明るくなってきた。
キャンプエリアには、自転車やバイクのソロツーリストのテントも結構多いし、ファミリーキャンパーの大型テントもいくつか建っているのだけれど、ほんとうに静かな夜だった。
ラジオの深夜放送の音でさえ、できるだけ小さく絞って聞かないといけないくらいの静寂。
舞鶴からのフェリーで一緒だった福岡ナンバーのYAMAHAテレネのライダーにも、ここでバッタリ出会って話が弾んだ。
彼は、テントを張ったままで宗谷岬やサロベツに向かうと言って出発していったが、ここのキャンプ場には10日ほど居続けるみたいだった。
女性のライダーの中には、新車から乗っていると言う、きれいに手入れが行き届いたSUZUKIカタナ(GSX1100S)でツーリングしている人もいて、「20年前の私の嫁入り道具だったんです」と、笑いながら話してくれた。
隣のテントは、自転車で旅をしているソロツーリスト。 十勝岳温泉に行って、山に登って来たというからすごい。
隣りどおし顔が合うと、知らない人でも挨拶くらいはするものだが、中には絶対に目を合わそうとしない人たちもいて、顔があっても知らないふりや、わざと目をそらされたりすると、ちょっとねぇ・・・・。
まぁ、いくつになっても自分たちだけの世界から出たく無いのだろうかねぇ。
今日は、富良野周辺のABCポイントをいくつか回ってみる予定。
麓郷の森(R) あたりの風景は、1980年代に放映されたドラマ北の国からを見ていないので、さほど感慨もわかないのだが。
富良野ワイン工場やファーム富田、お風呂道具をバイクに積んで、白金温泉 十勝岳温泉 そしてキャンプ場で割引入浴券をもらった吹上温泉にも行ってみた。
道道291吹上上富良野線の道路脇の花壇に植え込んであるラベンダーは、やっと咲き始めの1分か2分咲き。
5月中旬頃まで雪が降っていたと言うから、今年の開花は遅れているのだろうか。
吹上温泉保養センター「白銀荘」のちょっとぬるめの露天風呂では、山歩きのグループから熊と出会った話や残雪の残る山歩きと避難小屋の事など、いろんな話が聞けて面白かった。
すぐ近くにある吹上露天の湯は、きょうも観光客の車で大にぎわいだった。
あっちこっちで出会う団塊世代、みんな元気だなぁ。
4~5分バイクを駐めて置いただけで、エンジンの下にはオイルの染みができている。
プライマリーの下から少しずつオイルがにじんでいるようだが、オイルレベルをみると、急激に減っているわけでもない。
まぁ、この程度なら様子を見ながら走れば大丈夫だろう・・・・・って、本当か?[E:coldsweats01]
夜、メールが届いて、明日から天気は下り坂に向かうらしいとのことなので、早めに出発して函館を目指すことにした。
帯広・十勝平野では、鹿追町にある『カントリーホーム風景』という牧場レストランの『風景のスロウバーガー』を食べるのを楽しみにしていたのだが。
毎週月曜日は定休日だし、営業時間とツーリングのタイミングが合わなかったりして、まだ1回しか食べたことが無い。
今年のツーリングでも駄目だったので、また、来年か再来年の楽しみだな。
日の出公園オートキャンプ場 遠景は大雪の山々
北海道の高速道も、路線がどんどん長くなって便利になってきたのはいいのだけれど、なんだか多くのドライバーの運転が荒っぽいように感じるのだが。
気になったのは、車間距離と追い越しの際にすぐ目の前に切り込んで来られること。
一般道じゃ無いんだから、追い越した瞬間に進路変更されるとね。
できればも80mから100mくらい追い越し車線を走ってから走行車線に入ってくれると、追い越される方も安心なんだけどなぁ。
帯広からは、道東自動車道を使って、芽室ICから占冠ICまで移動。 そこから富良野国道を北上して60km位先の上富良野までバイクを走らせた。
陸上自衛隊駐屯地の横を通ってしばらくバイクを走らせると、キャンプ場の入り口が見えてきた。
受付でとりあえず一泊分の500円を払って、管理棟裏にある専用駐車場にバイクを移動。
一般車の駐車場には、ワンボックスカーやキャンピングカーなどが数台駐まっている。
へぇ、広いしきれいだし、いい所だなぁ。
コイン式温水シャワーもコインランドリーも24時間使えるし、トイレもウォッシュレットで清潔だし。
荷物を運ぶためのリヤカーが準備してあったけれど、それを使うほどの距離でもなし、バイクから20mほどの所にテントを設営した。
下は、ふかふかの芝のフィールドです。
さて、一泊にしようか、2泊にしようか。 明日まで、ここでのんびり過ごしてみるのもいいかな。
ヨーグルトや自家製パンなどの朝食を済ませて、トップケースに衣類を入れたバッグを入れたら出発。
小樽のユースと同じように、ここのユースにもバイク用の車庫が造ってあるので、朝露などの心配をしなくていいのが嬉しい。
オーナーの趣味なのだろう、オフロードバイクが数台駐めてあって、近場のトレッキングなどの為のレンタルもできるようだ。
画像は、ウィキメディアから借りました。 稲がだいぶ成長しているところを見ると8月頃の画像なのでしょうかね。 後ろの赤い壁の建物がYH。 白いプレハブがバイクの車庫になっています。
出発する時は、いつもユースのペアレントさんが見送ってくれるのだが、慣れてないのでどうも気恥ずかしくていけない。
旅館などで、仲居さんたちが見送ってくれるのは、べつになんとも無いのにね。
ユースの前の道路を右折すると、宗谷本線の日進駅の踏切にさしかかる。
周りには何もない、板張りのホームと木造のちいさな駅舎があるだけの駅だ。
でも、ここのホームを彩っている花は、ユースのオーナーが飾ってくれているらしい。
こんなの、いいなぁ。
名寄国道を南に向かって、士別市の剣淵ICから道央自動車道に乗る。 一般道は轍がひどくて走りづらいのだが、高速道は気持ちよく走れる。
高速道でも、中国自動車道などは、路面のわだちがひどくて走りづらいんだけど。
比布ジャンクションから、旭川紋別自動車道にコースを取って、層雲峡に向かった。
ABCポイントは、50ポイントを超えているし、あとはRの頭文字の「麓郷の森」一カ所だけで十分なんだけれど、せっかくなのでここらあたりでもABC写真を撮っておくことにした。
層雲峡から、大雪ダムサイドをぬけて三国峠に続く道からは、残雪が多く残る大雪山系の山々が望めて、九州人には嬉しい風景だ。
三国峠から糠平国道を下って帯広に向かった。
ここでも、多くのバイクとすれ違うが、排気量もメーカーも関係なく、みんな「元気で行けよ」とピースサインを交わしながらすれ違っていく。
ある時など、昔、バイクに乗っていた人なのだろう自転車のおじいさんからもピースサインを貰って、おもわずにやりとしたり。
北海道がライダーの憬れ、ライダーの聖地と呼ばれるが誰にでも納得できる瞬間です。
帯広に向かう途中で、ナイタイ高原牧場にも立ち寄ってみた。
3年前は6人、今回は1人旅なので、話し相手がいないのがちょっと寂しいかも。
ここからは、帯広の街まで一目さんに駆けていく。 目的地は、そう、スイーツの聖地?『六花亭』
ショップの前のバイク専用エリアにバイクを駐めて、マルセイバターサンドなどの買い物をすませ、『さくさくパイ』とサービスの『珈琲』を頂いてから、上富良野の『日の出公園オートキャンプ場』に向かった。