もう50年近く昔、奄美大島で仕事をしていた時にも、高校を卒業して本土に向かう事を「島立ち」と言っていました。
火曜日に放送された「ボンビーガール」最終回でも、2年間の任務を終えて東京に向かう美咲ちゃんが、「明日は島立ちなんです」と言ってました。
飛行機や高速船と違って、フェリーなどの別れは一種独特の感慨が湧いてきますね。
私たちの旅では、そのような感慨など湧いてくるわけも無く、それでもお世話になった迫田さんたちとの別れのときには、ちょっと胸に来るものがありました。
朝食に準備してもらったのは、干しカツオを使ってあるのだと言う地元めしのチラシすし。 実に美味しかった。
正月などの時に作る行事食だと思うのだけど、わざわざ私たちに為に準備してくださったのでしょう。 感謝です。
画像提供 増田さん
手打を立つ前に、牧瀬里穂似の娘さんに案内して貰って、甑島の海洋深層水を作っている工場と島焼酎の工場の見学です。
串木野で満タンにしていたバイクの、燃料系のゲージがEラインを指していたので、スクータを連ね0てまずはガソリンスタンドへ向かいました。
1㍑160円 本土とは40円ほどの価格差がありますね。
海岸線の見通しの良い道に出ると、歩いていた地元のお年寄りが、見知らぬ私たちを見てニコニコしながらご挨拶をしてくれました。
朝、出会った小学生たちも、まるで知り合いのように挨拶をしてくれたので、外からの来客を心からもてなそうとする事が、甑島の風習になっているのでしょう。
いろいろなおもてなしに、心がほっこり。 いいなぁ。 あったかいなぁ。
海洋深層水の工場で、皆さん、それぞれお土産を買っていました。 私は、お茶やコーヒーに入れると味が良くなると言う”にがり”と”塩羊羹”を買いました。
見学を済ませ、工場からお土産なども貰って、さあ出発。 ん?? 後ろのバイクがついてこない。
どうやらバイクの一台が、アクセサリー等の電装品がバッテリーの容量を超えたみたいで、バッテリーがあがってしまったようです。
そんな初歩的なミスをするような奴は、ここの工場に置いていこうか!などと冗談を言いながら、工場の車を持ってきて貰ってジャンプスタート。
このまま長浜に向かっても時間が早すぎるので、途中にある【観音三滝公園】に立ち寄ってみました。
鹿児島市で老健施設のドライバーをしているウルトラ乗りの友人谷山さんは、「昔、ここの近くの小学校に勤めていた事があるんです」と懐かしそうに話してくれました。
観音三滝、見事な景観の滝ですね。 これは一番下にある三の滝です。
画像提供 増田さん
一の滝二の滝を見ることができる展望台周辺が荒れてしまって見晴らしがあまり良くないのですが、甑架橋が架かればまた観光客が増えることでしょう。
昼食の後は、のんびり。
時間があったので、ナポレオン岩が見える展望台まで、片道30分、行ってみても良かったかな?
することも無いので、まだ馴れないタブレットでブログを更新しています。