日射しが強くて、テントの設営では汗びっしょりになったのですが、日陰に入ると爽やかです。
地元のお母さんたちが作った、おもてなしのお握りや豚汁、ガネやツケアゲなどを頂いて、満足しています。
オートバイ乗りのバイブル、ツーリングマップルの配信ニュースを見ていると、冒険家 風間さん主催で
最南端ミーティングが開かれるのだそうです。
面白そうなので、テントを持って参加してみようかな?と考えています。
転載■最南端バイクミーティング
9月のシルバーウィークに鹿児島県の佐多岬で「最南端バイクミーティング」
が開催されます。「本土最南端」に集まったオートバイライダー同士、そして
地元の方との交流を楽しむイベントです。
9月20日の13時から特設ゴールゲートをオープン。参加者には「本土最南端到
達証明書」「最南端バイクミーティングオリジナルTシャツ」「最南端バイク
ミーティングオリジナルバッジ」が渡されます。
夜にはツーリングマップル東北担当の賀曽利さんほか2名のゲストによるトー
クショーをはじめいろいろなイベントが行なわれ、翌日の21日には「佐多岬コ
ンシェルジュ」との佐多岬トレッキングやシーカヤック体験なども開催されます。
開催場所:佐多岬特設会場
(旧大泊小学校周辺、ツーリングマップル九州沖縄63A-8※)
開催時間:9月20日(日)~21日(月)
参加費:1人4000円
※参加には9/17(木曜)までに公式ホームページでの事前エントリーが必要です。
※宿泊場所の提供はありません。
詳細は最南端バイクミーティング公式ホームページまで
http://c.bme.jp/35/3/12954/448813
天照寺ユースの朝を迎えました。 今日も良すぎるくらいピッカーンの一日になりそうです。
会津野YHでは、同室のゲストのいびきに悩まされたのだけど、昨夜はおとなしめのいびきで、耳栓の活躍の場も少なくぐっすりと眠れましたね。
ここのユースは、夜朝とも食事の提供がないので、ちょっと早めに出立できます。 良いのか悪いのか。
でも、朝のお勤めがあるので、6:30にならないと玄関があかない。 これには困ってしまった。
時間になるのを待って、本堂からは木魚の音と読経が聞こえている中を出発準備中。
飛騨高山から大阪南港までは、高速道で約350kmくらいなので、ゆっくりでも十分間にあうのだけれど、フェリーの予約をしてないので少し早目に出立です。
飛騨高山---一之宮---彦根---草津---吹田---天保山JTCと走って、大阪南港へ。
家族への土産は、賞味期限2日の【赤福】を養老SAで買う事ができました。 SAの度に、探していたんですよね。(笑)
フェリーターミナルで信州北陸チームと合流して、フェリーに乗り込む時には雨がパラパラと落ちてきていました。
フェリーは定刻通り出港。 でも、ボイラーが故障していて、風呂が使えない。 なんてぇこった。
増さんたちが泊まっている一等船室のシャワーを使わせて貰って、なんとか汗は流せたのだけど、フェリー待合室の売店が閉店になっていて夜の食事の用意をしていないんです。
じゃぁ、レストランに食事にいこうか?などと話していると、「本日はボイラーの故障で、大変迷惑をおかけしております。 お詫びとして、夜と朝、バイキングレストランを無料で開放します」との船内アナウンスが。
おぉっと、ラッキー。 これこそ、災い転じて福となす!じゃあないか。
雨にも降られず、アンラッキーと思ったのがラッキーだったりと、今年のロングツーリングは大満足の10日間でした。
、
【会津野YH】を出発して磐越自動車道に向かいながら、鶴ヶ城を見るかどうかと迷ってました。
数年前にバスツアーで訪れた事があったのだけれど、お堀や石垣は立派だけど、再建されたコンクリートの天守はねぇなどと思った記憶があったせいです。
でも、大河ドラマ【八重の桜】の中で、綾瀬はるか演じる八重がスペンサー銃を持って【武者走り】を駆け上がるシーンが印象に残っていた。
その石段を見てみたいなと思って、立ち寄ってみることにした。
バイクは西出丸駐車場に停めて、天守閣に向かった。
未舗装のところだけれど、二輪車は無料だって。 嬉しいね。
きょうの気温は福島でも30℃まであがる予報で、緩やかな坂道を上がって行くと、まだ9時だというのに暑くて汗が滲んでくる。
天守閣の最上階まで、展示資料を見ながらゆっくりと登っていくと、会津若松城(若松城 鶴ヶ城)の興廃の歴史がわかるようになっていた。
もともとの天守閣は、松本城や熊本城と同じように黒い城だったのだけど、火災を契機に白い天守閣に生まれ変わったらしい。 姫路城と同じように、漆喰の白い壁がピカピカでした。
小学校の遠足なのか、先生に引率された子供たちがにぎやかでした。
今日の宿は、昨夜のうちに予約しておいた飛騨高山のYH. 会津若松市からは500km弱の距離があるので、きょうも高速道を一気走り。
会津若松--新潟---富山---金沢---白川郷と走って、飛騨高山の町に入りました。
【ひだ高山天照寺YH】は、【飛騨の朝市】や【伝統建造物保存地区】を過ぎたあたりのお寺が立ち並ぶ一角。
ナビにしたがって行くと、お寺の鐘つき堂や本堂のある広い庭にバイクを乗り入れていきます。 排気音を抑えながらでも、バイクごとお寺さんに入っていくのは、ちょっと不思議な感覚でしたね。
名前からして、お寺さんです。
浄土宗のお寺なのだそうですが、YHはWi-Fiも使えるし、ネット接続できるパソコンも設置してあるし、お寺さんとは思えないくらい設備が充実していました。
ドミトリーの3人部屋は、東京のバイク乗りとアメリカの若者が同室。
あやふや英語とあやふや日本語が飛び交って、それでもオレゴン州の出身で大学では映像文化を専攻して、アジア文化に興味があって、などとコミュニケーションが成立するから面白い。
個室には、ドイツからきた若者が一人。 こちらは日本語はまったく話せないと言っていた。
でも、「日本人か?」と聞いてきて、「蜘蛛がいる」「何とかしてくれ」といったようなことを訴えているので、「蜘蛛が怖いのか?」と聞くと「イエス イエス」と。
普通に人家に棲息する大型のアシダカグモでした。 これは、ゴキブリとかを捕食するので、人にとっては良い蜘蛛なんですけどね。
鹿児島では、こいつを【やっでこっ】と言います。 やっでは八つ手、こっは蜘蛛を指すんです。
「毒はないから、ノープロブレムだよ!」と言うと、なんとか通じたようで、安心して部屋に入っていきました。
入口のドアを蜘蛛がブロックしていたので、部屋に入れなかったみたい。ふふふ
これまでパソコンが使えなかったので、久しぶりにロビーにあるパソコンを使って投稿してみた。
21:15。 同室のふたりは早々とZZZZZ。 話し相手がほしくて、ドミトリーの部屋を希望したのだったけど。残念。
明日の大阪南港発のフェリーで、帰鹿予定です。 信州北陸ツーリングチームと、合流できそうです。
東北自動車道を【松尾八幡平IC】で降りて、/県道23号線を走り始めた。
今日のコースは、東北に行ったら是非走りたいと以前から思っていた、【八幡平アスピーテライン】と【十和田・八甲田ライン】です。
八幡平や八甲田山付近を走っていると、道路際の大きな雪の斜面には、スノーボードで滑ったような跡があちこちで見うけられました。
道路に設置してある温度計の表示は13度。 ヒートテックのアンダーウェア上下に長Tを着て、ダウンベストに秋冬用のジャンパー。 それでも寒かったあ。
持ってきた冬用のグローブが破けてしまったので、使っているグローブは、春秋用です。
八幡平山頂レストハウスで休憩した後、秋田県側に下って行く途中に立ち寄った秘湯ふけの湯温泉の周りには、フキノトウやワラビなどが芽生えていました。
東北にもやっと春が来たと言った感じでしょうか。
秘湯ふけの湯温泉でも酸ヶ湯温泉でも、入浴料金を払って湯冷めをして、風邪をひいてもつまんないので、ツーリング途中の温泉は諦めました。 車か、もう少し良い気候の頃に来ないいけませんね。
午後2時の気温が、10度近くではねぇ。 GSのスタッフの話によると、これでやっと、平年並みの気温に戻ったのだそうです。
酸ヶ湯温泉近くの【地獄沼】からは、温かそうな湯気がでていました。 入れないのかな?
八幡平---発荷峠---十和田湖---奥入瀬渓流---八甲田・酸ヶ湯温泉とバイクを走らせて、十和田温泉に引き返しました。
奥入瀬渓流に沿って、くねくねとつながる散策用の細い道の周囲には、アマチュアカメラマンや渓流を眺める人たちがいっぱい歩いていました。
今頃と秋の紅葉時期が、奥入瀬のベストシーズンなんだそうで、地元の新聞には奥入瀬渓流で新緑を楽しむ人びとの写真と記事が掲載されていました。
酸ヶ湯温泉から帰る途中の道沿いには、水芭蕉がいっぱい咲いていました。
今夜の宿は、十和田温泉の民宿。
昨夜の内に予約しておけば良かったのだけど、きょうの昼になってからキャンプをやめて宿に泊まることにしたので、宿探しが大変でしたけど、何とか予約できた宿です。
内風呂もあるのだけど、せっかくなので、10分ほども坂道を歩いて町営の温泉に入ってきました。
無色無臭のお湯でしたが、れっきとした温泉ですっきりです。
道沿いのななかまどの花は、もう咲き終わっていて、アカシヤは今、やっと咲き始め。 やっぱり、寒いんだなぁ。
民宿の夕飯には、ウドの味噌和え、アカシヤの花とタラの芽の天ぷらなど、春がいっぱいでした。
岩洞湖レストハウスのブログのURLです。
http://gandouko.wix.com/gandouko-resthouse
岩洞湖は、盛岡市に向かう途中に広がるダム湖でした。 はじめは【がんどうこ】って読めなくて、いわ?いわどうこ?
冬になると氷結する湖面は、ワカサギ釣りのテントでいっぱいになるのだそうです。
駐車場の奥には、柔らかな草地が広がって、バイクの乗り入れも十分できそうでした。
岩洞湖レストハウスの休憩エリアには、2家族のツバメが子育ての真っ最中で、開けっ放しの窓からしょっちゅう出入りを繰り返していました。
一羽がえさを取りに巣を離れている時には、つがいのもう一羽は、巣の入り口に近い窓枠に止まっています。
危険がないかどうかを監視しているのでしょうかね。
夜は、マット寝袋の周りだけは鍵を閉めて、ツバメの方は開けっ放しなので、寝場所のまわりにテーブルやイスを置いて寝てました。
夜が更けてきて、顔をなぜていく夜風は冷たいけど、シュラフインナーの二枚重ねで寝たので、暖かくゆっくり休めました。
朝、早めに出発しようと朝食の準備をしていると、お店の人からコーヒーなども呼ばれました。
オーナーは、朝早くから釣りに出かけたとかで、お礼も言えないままで出発でした。 画像は、岩洞湖レストハウスのブログから拝借しました。
なかなか、自撮りってやらないので、こんな画像は自分にとっては珍しいです。
8時ちょうどに、奥松島の宿を出て、北上川の河口近くの大川小学校跡を目指して走り出しました。
校舎は、被災直後の姿で残されていて、校庭だったのでしょうか、焼香所がありました。
小さな鐘を撞いて、ロウソク・線香に火をつけて手を合わせてきました。
震災前の学校付近の写真を見てみると、何もかも無くなっているので、校庭だったのか?と思っていた場所は、住宅地だった所でした。
もう、なんにも残っていません。
体育倉庫の中に、運動会で使う綱引きロープが流されずに残されているのが、心に残りました。
その後、奇跡の一本松の近くにある碁石海岸、宮古市の浄土が浜、岩泉町の龍泉洞で写真を撮ってから、宿泊予定地の岩洞湖につきました。
テントを張ろうとしていると、レストハウスのオーナーが、『夜に雨になるといけないのでレストハウスの休憩エリアを使いなさい』と声をかけて貰って。
そんなわけで、今夜はレストハウス内のフロアにマットを敷いて休んでいます。(笑)
仙台から松島に入ると、観光客の多さにホッした気持ちになりますね。 人も車も多いので、二輪ではとても走りにくいのですけど。
中でも、観光船乗り場と【瑞巌寺】あたりは、観光客で混雑していました。
道ばたにバイクを停めるのも、気が引けるくらいの車の多さだったので、数枚の写真を撮った後はそそくさとその場を離れました。
これから、奥松島にある民宿を訪ねます。 ここ周辺も、津波被害にあったところなので、海岸線は画像のようになんにもありません。
もともとあった堤防の内側に、土塁をたかく積み上げていましたが、これが新しい堤防になるのでしょうか。
とにかく、なにもかも無くなっていますね。
奥松島の民宿の裏には、数十戸の仮設住宅が設置されていました。 まだまだ、仮設から出て新しい生活を始める目処が立たない被災者が多いんですね。
宿の女将さんから、『震災後に宿を訪れてくれたお客さんに、ご縁がありますようにと差し上げているんですよ』と、5円玉で作られた手作りのストラップを頂きました。
きれいな海水浴場だった浜辺が、早く昔のように賑わうようになるといいですね。
こ後方に見える山は、岩手山。 東北自動車道の【岩手山SA】での一枚。 ブレーキ不調を引きずって落ち込んでいるので、表情が暗いんです。(汗)
夜、ひさしを叩く雨の音で目が覚めた。
バイクには、キャンプ道具を入れたバッグなどを積んだままで宿の前にとめてある。
夜露を気にして、バイクカバーを掛けておいたので、びしょ濡れになる心配はないだろうけど、少々は浸みこむかもしれないなぁと思いながら、寝入ってしまった。
朝、窓から外を見てみると、路面はびしょびしょなんだけど、薄い雲のあいだから青空もみえている。
これなら、奥入瀬渓流に沿って十和田湖まで走っても、スリップの心配はしなくても良さそうだ。
昨日、八幡平や十和田湖、酸ヶ湯温泉などを走った後、たびたびブレーキの不調に悩まされているんです。
フットブレーキを踏み込んだときに、まるで油圧がかかっていないような感じで、ペダルが底まで踏み込まれてしまう。
ちょうど、ブレーキ液にエアを咬み込んだような症状なんだけど、ブレーキを酷使した事もないのにね。
今のところは、しばらくすると回復するので、なんとか走れているのだけれど、これ以上悪化してブレーキが効かなくなると困るので、予定を早めて帰ることにした。
まずは宿の予約から。 ユース会員証は持っているので、宿はユースホステルを使うことにしてた。
早く帰ることしか考えていなかったのだけど、天気が良いので、発荷峠展望台でちょっと休憩。
発荷峠からの眺望はすばらしかった。
もうすこし、ツーリングを続けたいなぁと思いながら十和田湖から発荷峠を越えて、東北自動車道で会津若松へむかった。
今夜は福島県のYHでは一番南にある【会津野YH】。
会津若松の街からすこしはなれた田園地帯にあるYHだ。
十和田温泉からの距離は550km。 久しぶりに、走りに走ってなんとか到着した。
部屋は5人の相部屋。 今夜の同宿は、定年を迎えて、軽自動車でひと月ほど気ままに一人旅をしているという、山口県の男性。
と言うと、薩長同盟の鹿児島と山口の人が、明治新政府軍として攻撃した合津藩に宿泊しているという事になるんだな。
風呂と4日ぶりの洗濯をすませて、夜は信州から北陸をツーリングしているバイク仲間の増さんに電話をしてみた。
鹿児島から福井に嫁いだYukieちゃんと赤ちゃんにも会えたらしく、三人とも元気で旅を楽しんでいるようだった。
晩御飯のメニューは、【わっぱめし】三種からひとつ選ぶようになっていた。
朝食も、濃い牛乳と手作りパンに卵料理や季節のサラダ、手作りジャムなど、おいしかったですね。
5月25日 昨日から始まった一人旅。
宇都宮から、ABCの【那須国造神社】や【野口雨情記念館】などを訪れてから、3月1日に全線開通した、首都圏と仙台市を結ぶ常磐道を走ってみました。
知識がないというのは悲しいもので、国造(くにづくり)とよむものだ!と思いこんでいました。
【くにのみやつこ】と言う読み方だとは。
今でも国道6号線の2輪車の通行は禁止されているので、昨年は見ることができなかった震災後の双葉町を初めて目にしたことになります。
あちらこちらで目につくのは、畑いっぱいに不気味に山積みされた黒いビニール袋。
除せん作業で出た廃棄土砂は、処分先も決まらないままに置き去りにされているようです。
そして、高速道路39.4km間に9ヵ所も放射線量モニターが設置されていました。
最初は、0.2マイクロシーベルトから始まって、双葉町辺りでは5マイクロシーベルト。
通過するぶんには問題にならないレベルと言われていますが、放射線量はやっぱり気になりますね。
帰宅困難区域という表示が、悲しいです。