雨は降り続いているし、バイクはドックに入ったままだしで、バイクに乗りたい病がどんどん大きくなってきて、困ります。(笑)
ツインカム88エンジンのバイクのユーザーは、時限爆弾のようなカムチェーンテンショナーの破損には悩まされています。
早い人は3万kmくらいから症状が発生したようで、私のバイクのように12万kmも走れたのはなかなか優秀だったのかも。
でもその後は3万5千km、3万3千kmと、あまり距離が伸びないうちにテンショナーの合成樹脂部品がすり減ってしまっています。
しかも削れてくると、樹脂の表面にいくつもの穴が見えてくるってのはどうよ。 ここまできたら、一気に破壊に向かう事になりそうです。
メーカーも、均一な材質で作れないのか?
パーツ代だって工賃だって安くはないんだから、もうちょっと位、頑張れよな。(怒)
カムチェーンの緩みを防ぐために、金属製のチェーンに合成樹脂のパーツを強力に押しつけてテンションをかけるというのは、良い設計とは言えませんな。
TC88のカムチェーンテンショナーは、強力なスプリングでチェーンに押しつけていて、常に強いテンションがかかるようになっているので、磨耗し破損する可能性が大きいのです。
改善されたTC96では、カムシャフトを駆動するチェーンのテンショナーはエンジンの油圧でテンションをかけるようになっているので、 テンショナーのシューの摩耗はずいぶん少なくなっているようです。
画像は2016.04.14NOSE machineブログから、お借りしました。
でもねぇ、油圧式カムサポートプレートをTC88に入れ替えることもできるらしいのですが、費用がどれくらいかかるものなのか。
最初の時点でギヤカム化に踏み切っていた方が良かったのでしょうね。って、今更ねぇ。
その後、交換しました。
https://blog.goo.ne.jp/admin/editentry?eid=e72d9a8ff21b07475a9003aac8abddf4&p=6&disp=30