ツールドフランスも鈴鹿8耐も終わりましたね。 BSを見られるようにしないと、いかんなぁ。
昨日、昼食と買い物で立ち寄った江口浜の蓬莱館で、ツーリングバイクを見かけた。
ここは吹上浜に面していて、サーフィンや海水浴もできる人気のスポットなんだ。
気温は35℃超。
ただ、この時期としてはめずらしく湿度が低いので、日蔭に入ると海から吹く風が涼しく感じた。
人影のない建物の横に、ツーリストの自転車が一台だけひっそりと駐めてあった。
どこから走ってきたのだろうか。
どんな人が乗っているんだろうね?
前に、バイクで天草を走っている途中で出会ったオランダからのツーリストは、タイヤなども積んでいたのだが、そこまでの重装備ではないようだ。
それでも。エンジンの力で走るバイクでもうんざりする季節だと言うのに、自転車のツーリストは1人力だけで一日80kmとか100kmとかを走るのだから、凄いよなぁ。
鹿児島にゆかりのあるお医者さんが、バイクで分割世界一周中です。
カナダ横断3日目、通山先生、頑張れ。
昨年はフロリダまでの移動で、いったん帰国、今年はフロリダから出発してニューヨークからカナダに入国、アラスカを目指して走っている途中ですね。
幻冬舎文庫の【行かずに死ねるか!】・・・サブタイトルは【世界9万500km自転車ひとり旅】の中に、モニュメントバレーについて記述された部分がある。
神様のモニュメントバレー 1年目・1月
その展望台に着くころには、すでに気持ちが萎えきっていた。
長い上り坂と、強い向かい風にさんざん苦しめられ、疲労困憊していたのだ。
「まったく、こんな思いまでして来るところかよ」
景色を一目見て、写真を撮ったらさっさと町に行って休もう。 そう思いながら、駐車場に自転車を置き、手すりのある展望台にほうに歩いていった、
突然、視界が開けた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
頭が真っ白になったあと、怒濤のように興奮が押し寄せてきた。 ぼくは手すりにつかまり、眼下に広がった景色を食い入るように見つめた。
大海原のような赤茶けた大地から、分銅のような形をした巨大な岩が三つ四つ、ボコボコと飛び出している。
ユタ州とアリゾナ州の境に位置する、先住民ナバホ族の聖地「モニュメントバレー」だ。
浸食によってできた独特の地形で、岩はビュートと呼ばれている。
(※ テーブル上場の台地になっているものがメサ、さらに浸食が進んだ岩山がビュートと呼ばれる)
西部劇でおなじみの風景だが、実際にこの目で見ると印象がまったく違う。ビュートは小山のように巨大で、艶のある色をしていて、獣が静かな寝息をたてながら眠っているようだった。
ナバホ族たちはここに神がいると信じているそうだが、この景観を目の当たりにすれば、誰だってそう思うんじゃないだろうか。
最高の眺望に浸ろうと、高台のへりにテントを張った。 そこはキャンプ場だったが、日が沈むとすぐに氷点下になるようなこの時期、キャンプをしている者は誰もいなかった。
ぼくは料理を作っているあいだも、それを食べているときも、目の前の景観にひとり静かに酔いしれていた。
翌朝、目が覚めると、テントの外はすでに明るくなっていた。
「よっしゃ、行くか」
寝袋から這い出し、テントのジッパーを開ける。 と、その瞬間、白い光が無数の矢のようになって、顔に降り注いできた。
細めた目から、巨大な三つの岩が、光の洪水のなかでシルエットになって浮かんでいるのが見える。
岩の輪郭が金色ににじみ、まるで後光が差しているようだ。
「「・・・・あ、あかん、もう一泊や 」
ぼくはもう一度寝袋にもぐり、テントに横になったまま岩たちを眺めた。
中略
こうしてぼくはここに四日間留まり、のべつ岩たちと向き合っていたのである。
後略
私たちのツーリングでは、朝、【メキシカンハット】を出発して、【モニュメントバレー】を見たあと、【グランドキャニオン】近くの【ページ】の街で昼食という、とにかく走りメインのツーリングだったのですけど。
テントの中から、ながめるモニュメントバレーの大地、入り口にはコッフェルと燃料のボトルかな?
同じ景色が見えているので、駐車場の近くにキャンプエリアがあったのでしょうね。
こんな、ゆっくりした旅っていうのが良いなぁ。
まだ、アラスカから北米、中米までしか読み進んでいないのだけど、ひさしぶりに出会った楽しめるツーリング記です。
気になる人は、書店で買って読んでみてください。 本体600円+税
なんとなんと暑いこと。 今日の鹿児島市は、今年初めての猛暑日35.6℃だって。
それでも、他県にくらべてそんなに高いとも言えないようで、岐阜の多治見では39.3℃なんていうから、もう堪りません。
近頃はガソリンも値段が高いので、ガソリンスタンドがちょっと値段を安くしている週末に燃料を入れるようにしているんです。
リッター10kmしか伸びない最悪燃費の車も、バイクも、どちらもハイオク仕様なので、すこしでも生活防衛です。
車をハイブリッドに換えて、バイクから降りれば、そんな心配もいらないんですけどね。 (汗)
金曜日の今日は、ポイントも2倍とか3倍になるらしいので、この暑さの中、ガソリンを入れに行ってきました。
外に駐めていた車は、室内もシートも熱いけど、エアコンがあるから、まだ良いんです。
バイクは、暑いよね。 ガソリンスタンドまでの500mを往復しただけで、汗びっしょりになってしまいました。
今、五木寛之の恋愛小説【凍河】を読みはじめました。
バイクで走りたいのだけれど、蒸し暑さの中を我慢しながら汗びっしょりになって走るのは、楽しくないし。
で、エアコンをガンガン効かせたリビングで、小説を読んでいます。
【さらばモスクワ愚連隊】に出会ってから、この作家の作品が好きになったのだけど、このところあまり作品を読んでいなかったんです。
この中に、古い英国製のオートバイBSA ゴールドスターに乗る若い精神科医のくだりがあります。
今だと、かろうじてトライアンフやインディアンは知っていたとしても、BSAとかブラフ・シューペリアとかになると、知らない若者が多いのでしょうね。
-------引用--------
ぼくはアパートの外においてある単車を、しばらく押して坂の下まで行った。
静かな住宅街には、この歴史的中古オートバイの爆音はふさわしくないと思ったのだ。
なにしろ車齢何十年になんなんとする老兵だから、キック一発でかかることもあれば、えらく機嫌の悪いときもある。
「いまなにに乗ってる?」
「BSA」
「へぇ。ビクターか」
「いや、ゴールドスターの古いやつ」
「好きだな。やっぱり単コロが面白いかい」
「うん、ドッドッドッって持って行く感じがね」
「ゴールドスターはB34ってのがいいんだぞ」
ぼくはまだ暖かみののこっている単気筒のエンジンを、キック一発で始動させた。
「いい調子じゃないか」
・・・ 略 ・・・
ぼくはゆっくりと走り出した。
いかにも馬力のある働きものといった感じで、エンジンの突き上げるような上下動がトコトコ尻につたわってくる。
「めずらしいオートバイですな」
「どうも」
「BSAは昔、わたしも乗ったことがあります。 ハルピンで英国人の貿易商がもっておったのを借りましてね」
「オートバイにお乗りになるんですか」
ぼくはすっかりうれししくなって、このぱっとしない小柄な老人がたちまち好きになってしまった。
「昔のことですよ。まだ二十代の若い時代でした。 〈陸王〉とか〈インディアン〉などというのが幅をきかせておった頃ですから」
気温も湿度も高い、日本の夏がやってきましたね。[E:wobbly]
夏になると、エアコンや冷蔵庫の調子が悪くなったり、冬にはストーブが壊れたりと、必要なときに機械の調子が悪くなるのは、どうしてでしょうね。
自分の部屋で昼寝をしようと、エアコンと扇風機のスイッチを入れて、キャンプ用の簡易ベッド(コット)をセットして、ごろんと横になりました。
ところが、なんだか涼しくならない。 あれ?
ランプのエラーメッセージを見るとエアコンの室外機の中にある【制御用基盤】の故障らしい。
基盤さえ交換すれば元のように動き始めるはずなのだけど、10年以上たったエアコンの場合、メーカーにも補修部品が無いので修理が出来ないんです。
これから、夏真っ盛りになっていくというのに、困りましたねぇ。[E:bearing]
冬、どんなに寒くても、道路の凍結さえなければバイクで走り出すのだけど、汗でグシャグシャビッショリになる夏の暑さには弱いんです。[E:coldsweats01]
鈴鹿8耐を観戦するために、熱中症にも脱水症にもならずに、夏場の炎天下を鈴鹿サーキットまで走れた頃もあったのですけどねぇ。[E:bleah]
さて、新しく買い換えるか、夏の間はリビングで過ごすか、Yes or No!の二者択一になってしまいました。[E:gawk]
世界のあちらこちらで、相手を力と銃で屈服させようとする動きが続いています。
サル目ヒト科ヒト属のホモサピエンズという動物は、数千年もお互いを殺し合っているのですが、進歩する事を学べないとすると、ヒトの未来に絶望的してしまいますね。
専守防衛で頑張ってきた自衛官の皆さんは、【自衛】の解釈が変わろうとしている今、どのような思いなのでしょうか。
鹿児島市の北埠頭で『自衛隊みなと祭り』が開かれて、佐世保基地の護衛艦『くらま』の一般公開があったので、見にいってきた。
戦争の善悪は別にして、無駄を徹底的に省いて【闘うこと】に特化した戦闘艦や戦闘機などは、デザインや機能美という面から見ると美しいですね。
埠頭には、陸上自衛隊の74式戦車や装甲車なども展示してありました。 74式はちょっと時代遅れですけどね。
偵察用バイクは、kawasaki製でした。
これくらいしっかりしたキャリアがついていれば、北海道ツーリングなどには最高の相棒になりそうです。
一台、欲しいけど、このままで発売してくれませんかね。(笑)
くらまの艦橋やヘリコプター格納庫なども見てまわったのだけど、面白かったですね。
第3日曜日の今日は、定例ツーリング日。
昼からは曇りで、気温もそんなにあがらない・・・ような事を言っていた天気予報。
それなら、そんなに暑くはないよね。
今日のコースは、南薩摩道の駅を廻るツーリングコース。 昼食は、山川の道の駅だ。
2つ目の喜入の道の駅に着いたところで、ショップからの交通情報が届いた。
指宿に向かう海沿いの道で交通事故が発生、そして大渋滞だそうだ。
一緒に走ったヤマハのバイク、渋滞にはまるとアメリカンtypeやネイキッドtypeならまだしも、レーサーレプリカだと厳しそうです。
出発してすぐに大渋滞の最後尾に追いついてしまった。 このままでは、いつ現場を通過できるか分からないと、引き返して農免道路を走ることにした。
コースの変更は大正解で、スムーズに指宿から山川まで走ることができた。 ただ、快適とは言えないんだなぁ。[E:bearing]
真っ青な空と、もくもくと5つも6つも並んで盛り上がる入道雲、お日様はギラギラの下をはしっていると、ヘルメットの中は汗でビッショリ。[E:sad]
山川の道の駅には、ロングツーリング中のKTMのバイクも。
これからますます、昼間のツーリングは厳しくなりそう。
そういえば、鈴鹿8時間耐久レース(8耐)を見に行った時が、全身汗びっしょりの酷暑耐久レースのようなものだったなぁ。
カワサキのGPZ900R ニンジャに乗っていたバイク仲間の訃報が。[E:weep] 合掌
加治木ジャンクションは、東九州自動車道と九州自動車道の分岐地点だ。
霧島市からの帰り、加治木JCTを過ぎたあたりで、和泉ナンバーのバイクが追い抜いていった。
あっ、CBのナナハンだよな。 Kシリーズ、懐かしいなぁ!と見ていると、こんどは3台連なってしゅお~んと抜いていったぜ。
かっこいいよなぁ。 でも、見ている分には格好いいんだけど、この時期のバイクは暑そう。[E:bleah]
たぶん、ヘルメットの中は、汗ビッショリだろうし。[E:happy02]
今日の外気温は32℃。 高速道路上だと、35℃超なのだろうなぁ。
でも、かっこ良かったんです。
本格的な夏が来た・・・かな?。 昨日もきょうも、鹿児島市の気温は、32℃超え。
鹿児島の夏・・・といえば、六月燈やシロクマ(かき氷)。
イチゴやメロン、宇治茶などのシロップ系のシンプルなかき氷も良いけど、宇治金時やミルク金時などの練乳とあずき餡のものもいいです。
そして、あずき餡を入れたふわふわのかき氷に、たっぷりの練乳とフルーツをのせたシロクマは、鹿児島の夏には欠かせない。
夏になると、喫茶店でも食堂でも、どこででも食べられるけど、ひいきの店を決めている人もいるようだ。
【むじゃき】だったり【喫茶ママ】だったり、また、いちき串木野の【喫茶パラゴン】も美味しいと人気が高い。
鹿児島のデパート【山形屋】ヤマカタヤと濁らないのだけど、ここの食堂で名物の【かた焼きそば】と【しろくま】を食べてきた。
今年の初シロクマでした。[E:delicious]
朝、外のポストに届く新聞を取りに行くのが自分の日課。
そして、必ず東西南北の空を見るのも日課なんです。[E:bleah][E:bleah]
北には中山団地の山が迫っているので、見通しはそんなに良くないんですけどね。[E:happy02]
で、空を見ると、天気予報通りの真っ青な青空が広がっているじゃないですか。
あとから聞いたところによると、午前中に南九州の梅雨明け宣言があったらしい。
皆さん、お待たせ~でした。 バイクの季節ですよぉ。
今日は暑くなりそうだし、涼しい霧島のえびの高原に行ってみようかな?
持ち物は読みかけの小説と折りたたみ椅子、キャンプマットと炊飯道具一式。
最初の休憩地点は、空港近くのよこで-ろです。
家から霧島までの中間地点くらいなので、休憩するにはちょうどいいんですね。
えびの高原のキャンプ場は、広い赤松林の中に広がっています。
週末でもないし、夏休みにも入っていないので、フリーテントエリアなど閑散としてますね。
ここは、フリーテントエリアの炊さん場。 久しぶりにアルミのコッフェルで、米を炊いてみました。
ブルスカでも米を炊いていなかったので、うまく炊けるか心配だったのですけどね。
フライパンも調味料セットも活躍したのだけど、珈琲カップを忘れたのは大失態でしたねぇ。
食事のあとの、本を読みながらの薫り高い一杯の珈琲は外せないと思うんだけど、それを忘れたって言うのは・・・ねぇ。
エアマットでは30分くらいの昼寝タイムを取ったのだけど、涼しくて快適でした。
午後2時過ぎに撤収開始、韓国岳と3年前に大爆発した新燃岳を眺めながら帰路につきました。 夏の空と雲ですねぇ。
梅雨明けした南国の道は、過酷でした。 走っているから、汗はまだしも、エンジンの熱で足が焼けそうです。
バイク乗りには、厳しい季節になってきました。
あぁ、憧れの北海道。[E:sign03][E:heart02]