－ 「一日も早く」にとらわれない －精神科医の香山リカさんがある情報サイトで語られていました。連日の震災の映像などを見て、何かしなければいけないという衝動に駆られる方が多く、「一日も早く」という強迫観念に駆られることで心のバランスを失なう危険性があるというお話しです。私も震災直後から関係者の安否確認を指揮し、しばらく休みなく働き続け、家に帰れば衝撃的な被災状況を繰り返し映像で目にし、今は被災した関係者のフォローに当たっています。家族が行方不明ですとか、助かったけど家は跡形もなく流されましたとかの話しを直に聞き、家に帰ってテレビで津波が押し寄せる映像を繰り返し見ることは苦痛でしかありません。テレビはほとんど見ることを避け、情報はネットと新聞で得るようにしています。香山さんは、一日のなかで自分を休ませるため、30分でも１時間でも、現実から目を背けて、何か楽しいことや好きなことに目を向けるようにするのが効果的と語られています。今の私には、走っているときがそうした現実から目を背けられる唯一の時といえます。でも、花粉が少ない早朝しか走れないので、なかなか長い距離を走れないのでここでもフラストレーションが溜まりつつあります。昨日は5時前に起きていつものワンコ散歩の後にランへ出発。標高差100ｍの激坂上りを含んだコースで、違う意味で自分を追い込みました。 4月6日のラン記録： 6.6㎞／4:25ペース