ランニング徒然

ランニングやモータースポーツなどの話題を徒然なるままに綴ります!

ポルシェとVW

2015-04-27 20:24:00 | クルマ

VWのフェルディナント・ピエヒ会長が辞任したというニュースが大きくでていました。
ピエヒ氏といえば、かのポルシェ博士の孫に当たります。

​昨日、ポルシェに関する話題を書きましたが、ポルシェはしばらく前にVWの完全子会社となっており、始祖を同じくする企業が現在は一緒になった状態です。

VWグループはベントレーやブガッティ、アウディ配下にあるランボルギーニ、ドカティといったブランドも合わせると10以上のブランドを有し、トヨタと販売台数1位を争っていることは有名です。

実はVWというブランド自体はモータースポーツとの縁が薄く、最近になってポロR WRCでWRC(FIA World Rally Championship)に出場してはいますが、ワークスとしての活動自体は本当に珍しいといっていよいのです。

今回のピエヒ氏の辞任は、モータースポーツ活動にも影響があるとされています。

取締役会での権力闘争に勝利したマーティン・ヴィンターコルンCEOはアウディでのDTM(ドイツツーリングカー選手権)参戦を推進していた大のモータースポーツファンらしく、アウディとしてのF1参戦計画も争点だったらしいとされています。

ピエヒ氏はかつてアウディでクワトロの開発を行い、ラリー界を席捲したわけで、決してモータースポーツが嫌いなわけではないはずですが、北米市場での販売伸び悩みなどからヴィンターコルンCEOを非難していたようです

世界販売台数1位を争うトヨタのモリゾウこと豊田章男社長も自らハンドルを握り、ニュルブルクリンク24時間レースに出るほどモータースポーツ好きで知られており、最近もヤリス(ヴィッツ)WRCでの2017年からのWRC復帰を発表しています。

モータースポーツ好きのトップを抱える両社は、WRCだけでなく、いろんなレースでも火花を散らすことになるかもしれません。

モータースポーツ好きとしてはいまから楽しみです。