大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

洋服箪笥作成(夏休みの工作)

2009-09-04 16:35:01 | Weblog
7月の末頃 中学2年生が母親と一緒にやって来た。 学校の宿題で何か作り持って行くのだと言う。 9月初めまでに出来る工作をやりたいのだと言う。 本人は自分の部屋に置く洋服箪笥が良いと言う。しかしそんな物が、数回通ってきたからと言って出来るわけが無いだろう。 親は皆さん相当立派な物を作ってくるから、何とかそれに負けない物を、この子にも作らせたいと言う。工房の社長ははいはいと二つ返事で引き受けて材料代と指導料の名目で相当の金額を請求したらしい。 その後私に何とか面倒見てあげてねと言ったきり、全く何もしない。 仕方ないので私が殆ど作り 要所は製作過程を写真に撮らせて、一部出来そうな所だけやらせた。 本人には不満だったらしい。 しかし私は一円も貰ってないし、私の負担は増えるばかりだ。 失敗して作り直すと、私の時間が取られるばかりなので、しかた無いだろう。結局本人はアシスタントで私が殆どを作ってしまった。それがこれである。 9月初めに学校に運ぶ事になっている。 誰が見ても本人が作ったとは思わないだろう。しかし言う事は理解していたし、鉋かけも結構様になっていた。材料が集成材なので余りぱっとしないが、タモ当りで作ればよい物が出来ただろう。人に教えるのは難しいから、私は苦手だ。 でももう少し親切にしてやれば良かったな。 手伝いばかりでいやになったかな。ごめんね。
その後 製作図面を添付して 学校に運んで行った。 後は彼が 皆の前でどの様に製作工程を説明したのか知らないが、作り方のポイントは教えたので、後はそれを理解して上手く説明出来たかだが、その後の状況は何の音沙汰も無く不明。  
コメント
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