大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

マグネットハンマー

2009-09-12 22:47:19 | Weblog
現状は余り景気が良いとは言えず、家具の売れ行きもおもわしく無いそうだ。その代わり、家具の修理は結構人気が有り、資源保護の観点からも、直して使う人は多いと聞く。 そこで私も横浜の某家具メーカの修理教室に通い、椅子の修理ぐらい出来る様になろうと勉強している。まずは形と道具からと考えてこのマグネットハンマーを購入した。 5250円だった。現在マグネットハンマーを作る鍛冶屋は少ないそうだ。 需要が限られると言う事らしい。これは馬印として昔から作られた物だそうだ。 どれが馬なのか刻印が磨り減ったのか、単なる傷にしか見えない。 ハンマーの柄は細い物が付属していた。しかしそれ程重量の無い頭部なので、出来るだけ力が入りやすい様に、細い柄に削りなおしてから柄を付けた。今は実際にはエアタッカーで布貼りするのが普通らしい。 だからハンマーで仕事する人は居ないらしい。しかし基本はこのハンマーで釘で止める事を学ぶ事だ。椅子の形状からどうしても機械では止められない場所も有る。だからハンマーで止める事を勉強すれば如何なる場合にも応用が利くと言う訳だ。 ハンマーの頭打面は小さく、狙いをはずしやすい。 練習しないと使いこなせ無いだろう。

所で 修理教室ですが、これはダニエル家具の学校と言う物です。グーで検索すれば見付かるはずです。 初級から専攻科まであり、充実はしてますが、授業料が高いのが難点です。 約40万円強掛かります。しかし結構人気があるようです。(参考にどうぞ)
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする