我家の庭の隅に こぶしの木がある。 この住居を購入した時に記念に植樹した物だ。 小さな木だったが どんどん大きくなり 隣の家の庭にまで枝を伸ばして、春には白い花を咲かせた。 夏には緑の葉が隣家の庭に陰を作る。少し茂り過ぎだと考えて、植木屋に剪定を頼んだ。 植木屋は少し強く刈り込んでくれた。 その為か 樹勢が衰えて幹の西側が少し枯れてきた。 それでも完全に枯れることは無く、わずかだが花も付けた。 しばらくはこぶしの木の事は忘れていたが、あるとき見ると こげらが来て 幹に穴を穿っていた。 幹に虫でも入っていたのか こげらは熱心に口ばしで穴を開けていた。 木の屑が白く飛び散った。時々こげらは来ていたが、今は来ない。 幹にはこげらの穿った二個の大きな穴が残った。この穴を目当てに 新たな住人がやってこないか。 楽しみにしているが。 やってこない様だ。
作っていた机がやっと完成した。 以前製作途中の記事を投稿したはずだ。幼児が一人で食事やおやつを食べる為に作った物だ。 保育園から依頼されて10台作成した。 材料は 足がブナ 天板はタモを使った。 塗装はせずOILで仕上げた。 色々こぼしたりいたずらしたりするから、本当はウレタン塗装したかったが、私自身が塗装アレルギーがあり扱えないので 仕方なくOIL仕上げとした。 その代わりしばらくしたら、重ね塗りしてくれるように OILを渡してきた。 色々しみが出来ても 多少凹んでも拭き込んでいれば、段々良くなると思う。 そう期待している。 足はブナで幕板もブナを使い補強も入れてあるから、多少乱暴に扱っても壊れる事は無いと思う。