大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

三角刀 

2011-03-29 18:37:03 | Weblog
これも 一般に売られる彫刻刀では無い様に思う。 作りから見ると 鋼材を加工して自作した物かも知れない。 ヤスリが掛かるので 焼入れはそれ程硬くない。 薄い刃なので 焼入れは難しく 焼き割れを防ぐ為に 軽い焼入れとしたか、焼き戻しを強く掛けた可能性がある。 既にかなり使いこんで減った物だろうが、 どう言う用途に使ったのか不明。 ここに有る道具類は総て 道具箱毎まとめて買った物だ。 しかし使えそうな道具はあまり無い様に思う。 これからも順次紹介していく予定。
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三ッ目錐  (角利)

2011-03-29 18:27:20 | Weblog
これは 先端部分が三角になった いわゆる三目錐と言われる物だろう。 柄には薄く角利と読める文字が見える。 角利は新潟に有る道具製作メーカだと思う。 多分少しは使われた物と思う。 先端部分は研いで綺麗になっているし、刃先は減っているようだ。 錐使いは 道具の中でも使いこなしが 難しいと言われている。 そう感じた事は無いが それは普段使う機会が無いからだろう。
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前鉋 銘 三ヶ月に千鳥 

2011-03-29 18:15:39 | Weblog
これは前鉋と言われる物だと思う。 樽の底をはめ込む溝を側面に刻む時に使う物だと思うが 詳しくは判らない。 樽作りの道具と言う事になる。 柄は短く切ってあった。 少し研いで見たが それ程良い物では無いように思われる。 銘を見ると 上に三ヶ月が有り その下には 多分千鳥と思われるものが刻印してある。 脇にははっきり読めないが 菊と 一文字有る。 桧の棒を探して 柄を作り 仕立てて見ようかと思う。 刃を前にして手前に引く形で使うものらしく、刃の付け方は左勝手になっている。 似た物は 既に持っているが また買ってしまった。
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これは錐か?

2011-03-29 10:04:21 | Weblog
道具の話題は久し振りだ。 今週実家に帰り 墓参りに行った。 そのついでに 近くに有る護国神社骨董市によって見た。 ここは使えそうも無いガラクタが多いが こりもせず叉買い込んで来たので紹介しよう。 先ずこれだ。 これは良く判らない物だ。 先の尖った鉄物の尻に木製のプーリーを付けた物だ。 多分錐だと思う。 このプーリーに紐を掛けて廻すのでは無いかと思う。 古い物らしいがそれ程使われた物では無いと思う。 同じ道具箱には下駄屋の道具が有ったから 或いは その関係の仕事に使う物かも知れない。 骨董屋の主人もわからないと言うが 面白い形なので買って来た。 多分使い道は無いだろう。 少し危険だが飾って置いても良いだろう。  
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墓参り

2011-03-29 09:46:48 | Weblog
最近は どうも日記的な内容が多くなってしまった。 本来の趣旨とは違うがネタが無くて 仕方なく書いている。 今週日曜日 やっと故郷に有る父の墓に行って来た。 彼岸は震災の関係でガソリンが無く 車が動かせずに結局彼岸過ぎた今頃に行く事になった。 もう桜も咲くという季節なのに外は寒いが天気は良い。 寺の門前に有る石柱を写してみた。 臨済宗妙心寺派瑞巌山円光禅院 武田五山の一つといわれる寺だ。武田信玄の正室 三条夫人の墓が有る事で 近くの人には知られて居る。 甲府駅の北約4キロ に位置する。 ここから見ると甲府盆地の一部や南アルプスの一部も見渡せる。 少し遅くなったが 花を飾り線香を焚き墓石を清掃した。春は近く陽射しは柔らかく 物憂い感じだ。 今年は武田信玄候祭りも中止となった。 こうして人影も少ない墓地に居ると別世界の感覚だ。 こんな時間が持てる事に感謝しないといけないな。
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