先週 行った町田骨董市で この鋸を300円で手に入れた。 鋸刃単品で 転がって居た。 ずいぶん錆びていたし 刃だけでは 買う人も無いらしい。 そこで私の所にやって来た。 錆を落としてOILを塗って見たが どうも銘は無いようだ。 たいした物では無いのだろうか。 しかし使った形跡も無く 長く放置されて居た為に錆びてしまったものらしい。 私の持っている 柄を探して 入れてみた。 畦引きも殆んど使う機会は無い。 それに 他にも幾つか持っている。 この鋸を整備して使う事も無い。 それでもこんな物が骨董市に出て来るとつい買ってしまうのだ。
障害者の運営する某売店で この冷蔵庫を収納する棚の製作を依頼された。 この団体の前理事長をした人の頼みなので 断る事も出来ず引き受けた。 私に依頼が来る時は当然お金がないから あんた作ってくれよと言う意味が含まれる。 だから私も安く ホームセンターの ランバーコア15ミリを使い製作した。 縁には 別の材料を張って 見た目はごまかしている。 高さ 690ミリ 幅 580ミリ 奥行き 450ミリで結構大きな物だ。 高さ方向に若干余裕が有るので 引き出しを一つ作った。 これは 仕様には無いが サービスだ。 もう少し厚い材 せめて18ミリか21ミリを使えば もう少し見栄え良く出来たと思うが 仕方無い。 コストを優先させた。 底にキャスターも付いているが それ程重くないから 一人で十分持てる。
コイルバネを使うスツールの製作練習を行った。 こう言う椅子の製作技術も有るんだと言う見本の様な椅子だ。 一見何でも無い簡単に作れる椅子の様に見えるが、 麻テープの張り、 コイルバネの固定、 クッション材の張り、 ミシン掛け、玉縁やスカートの縫いつけ、 生地の張りと 色々な技術が含まれている。 そのどれもが苦手な私は、どうも 上手く作れない。 椅子の方が手先の器用さが要求される様に思う。 習得するには結構多くの時間が必要だろう。 特に60代の私のような 人間が それなりに出来る様になるのは大変な努力が必要だ。 それが面白いと思える人には、 楽しい作業なのかも知れない。 さてこれから 誰かもらってくれそうな人を探して 親戚 縁者に声を掛けて見る予定。 この姿を見ると何となく だらしない蛸を思い出してしまう。