大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

クランプ 二丁

2013-08-05 09:38:28 | Weblog
富岡八幡の参道脇の業者から このクランプを購入した。 1個百円だった。 業者も何に使う物か 知らないと言う。 材料は コの字型の部分は 真鍮製らしい。コの字部分の外形寸法は  33ミリ×40ミリと 小型の物だ。 ネジの部分は鉄ビスに ハンドルを溶接してある。 何か基準と成る薄い棒状の物をこのクランプで押えて固定する時に 使うんじゃないかなと考えたり、 この2個のクランプで幅を規定して その間を行ったり来たりする使い方を想像した。 押えられる幅が18ミリ程度しか無いので 薄物で無いと押えられない。コの字部分にヨシノと彫ってある。 前の持主の名前かも知れない。  さて何か上手い使い道は無いかなと思いながら、 安かったので買って来た。 多分手作りに近い物だろう。 手元に置いて どう使うか色々考えてみようと思う。 こう言う物が手に入ると嬉しい。
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0473 一枚刃平鉋 銘 丸義 鈴木屋

2013-08-05 09:14:12 | Weblog
富岡八幡宮境内を一回りして帰り、参道脇の業者から、この鉋を買った。 小鉋を見て居ると 業者が安くするから、二丁持って行けと言う。 そこで千円で二丁買って来た。 これはその一丁だ。 台には 札幌市 マルヨシ工具発売元 丸義 鈴木屋調整 とゴム印で押して有る。 丸義と言う屋号の 道具屋さんが 自分のお店 鈴木屋の名前で 鉋を発売している物の様だ。 丸義について何も情報は持って無いが、はるばる 北海道からこの鉋は流れて来たのかと思い、珍しいので買ってしまった。 見ると刃幅55ミリの比較的小型鉋で、ホームセンターで売ってる日曜大工向けかとも思うが 道具屋が自分のお店の名前を付けて売るから、ある程度しっかりした品質だろうと考えて買って見た。 台頭と台尻木口に白い紙が貼り付けてあった。 台尻には 岩倉と書いて有るから これが多分前の持主の名前かも知れない。 刃の頭は槌で打たれて鉄がめくれているから 案外と柔らかな地金が使って有るようだ。 多少使って有るが まだそれ程減って無いと思う。 全体に それ程古い物では無いだろう。 刃は大切れに研いで有り 二段研ぎして有った。 研ぎ直して 台を直して少し使って見た。 案外と良く切れた。 研ぎ味はねばこい感じなので 余り期待して無かったが、やっぱり日曜大工向けでは無くて、プロの使う道具として作られた物だろう。 鈴木屋は今も札幌に有るかどうか知らないが、いずれ機会が有れば調べて見たい。  
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