先日 布田天神骨董市で購入した鉋の手入れを行った。 斜めに研がれていた刃先をつぶして付け直した。 一枚刃鉋にしては刃口は開きすぎるので詰めた。 台も相当捻じれて狂っていたので削り直した。 刃は何度か研ぎ直しているが、残念ながら 錆が取れない部分が有る。 この裏錆は深いので 使って研ぎ減らすしかないだろう。 時間も掛かる。 刃裏は相当ベタ裏なので 少し擦って裏を調整した。 良く見ると浦はセンでスキ取って有った様だ。銘は上手く読めない。 橘も怪しい所だ。 地金は極軟鋼かと思ったがそうでは無い様だ。わずかに黒いゴマが見える。 鋼は鍛接剤を使わず 沸かし付けかもしれない。 案外と古そうな鉋刃の様だ。 台は勿論新しい物だろう。 この台は台尻 台頭共に普通は取らない、下端側の面取りをして有った。 家具や建具を扱う職人が使った物か。 しかし刃の角も殆ど取って無かった。 素人が使っていた物かも知れない。 銘の部分がやけに大きい文字だ。 こんな感じの鉋刃は何処かで見たかも知れない。 調べて見よう。 鉋屑はいく筋かに割れて出て来るが、削りの感触は悪くない。 もう少し調整して研ぎ進めば 良く切れる鉋となるだろう。 現状では削りの写真を載せる状況では無い。 残念!
今日は終戦記念日だ。 台風の接近に由る物か、曇りでそれ程暑く無くて助かる。 庭に出るとこの百合が咲いている。 別に球根を植えた訳では無いのに、いつの間にか成長してこんなに大きくなっていた。 この白い花はなかなか綺麗だ。 すくっと丈は一メートル位に成長して、大きな物は2輪 小さい物は一輪の花を付ける。 葉っぱは割と細い。 鉄砲百合と思ったが、外来種と交配した新種だろうと思う。 別に広くも無い庭に この白い花は特に目立つ。 お盆のお墓参りに供えると良さそうだ。 じっとり湿度の高い 夏の曇りの1日は過ぎて行く。