助六の鉋刃は台に入れて暫く経つ。 台下端を均したので削って見ようとしたが、上手く削れない。 何度か研ぎ直したが思わしく無い。 裏を見ると、錆びは落としたが、曇りが有る。 六千番のダイヤモンド砥石に研磨剤をまいて、裏押ししているが、なかなか擦り減らない物だ。 未だ裏の曇りは完全には取れて居ない。 取敢えず台に入れて削って見た。 刃の左側に問題が有りそうだ。 それでも一応削れている。 こうして何度かどぎ直して居ればいずれ 上手く削れる様になるだろう。 とにかく裏がきれいにきちんと研げていれば そこそこ削れる物だ。 そう言う事が段々判って来た。 それに刃先がキッチリ研げて無いと駄目だね。 これが研げている様でなかなか研げて無いだな。 助六鉋は誰が作った物か不明だが、結構切れそうで良かった。 こうした錆た鉋刃は安く調達できる場合も有るが、その後の手入れが大変なので よっぽど 暇が有るか、好き者で無ければ買わない方が良いと思う。
現状まだ 台に入れて試し削りして無い鉋刃が幾つかある。 それらをすべて整備して試し削り出来るのは何時の事か。 そう思いながらも 次々と新しい鉋を買って来るんだな。 この夏も鉋の研ぎと調整は続く。
現状まだ 台に入れて試し削りして無い鉋刃が幾つかある。 それらをすべて整備して試し削り出来るのは何時の事か。 そう思いながらも 次々と新しい鉋を買って来るんだな。 この夏も鉋の研ぎと調整は続く。