この鉋買うのは迷った。 国助鉋と同じ業者が持っていた物だ。 業者は千円と言うのは判って致し、少し高いと思うので帰ろうか思った。 それでも他に適当な買い物が無く、結局買って来た。 まあ買って正解だったろうか。 錆を落として刃を研いで見ると比較的研ぎ易い。 刃はそれ程 使って無い。 台もそこそこ割れも無い。 但し裏刃が欠品と言う品物だ。 この鉋も台は枯れて変色している。 樫木の真新しい白色が好きな人も居るだろうが台はやはり枯れて安定した物が良いと思う。 現在裏刃を探している。 現状適当な物が無い。刃の仕込みは硬くも無く 緩くも無く良さそうだ。下端も均して整備した。 これで刃口を詰めたら 使えるだろう。 試し削りして具合良ければ いずれもう一度紹介したい。 切れる鉋で有る事を願っている。 さて作者友次入道は どんな人だろうか。 出家した鍛冶屋さんなのかね?
この鉋 修理して取敢えず刃を仕込んで見られる状態になった。 今回は暫定的な修理だが台頭の割れに接着剤を流し込み クランプで固定して固めた。 その後で 長めにネジを脇から打って 接着が剥がれない様にしている。 多分無理に刃を挿入しなければ持つだろう。
台は相当枯れて黒く変色している。 恐らく作って20年から30年経過していると思う。 前の持ち主も有る程度使ったと思う。 その扱いは余り良くなかったかも知れない。 台頭の一部の材が裂けて欠けている。 これでは使い難いので いずれ修理しようと思う。 少し下端を均したが まだ使って無い。 台と刃の仕込みは緩い。 何か貼らないと駄目な様だ。 やはり使うまでにはもう少し時間が掛かる。 取敢えず鉋全体を紹介した。 以前二枚刃鉋と思ったが勘違いで一枚刃の鉋だった。 それにしては刃口が開きすぎる。 もう少し詰めたいと思う。
台は相当枯れて黒く変色している。 恐らく作って20年から30年経過していると思う。 前の持ち主も有る程度使ったと思う。 その扱いは余り良くなかったかも知れない。 台頭の一部の材が裂けて欠けている。 これでは使い難いので いずれ修理しようと思う。 少し下端を均したが まだ使って無い。 台と刃の仕込みは緩い。 何か貼らないと駄目な様だ。 やはり使うまでにはもう少し時間が掛かる。 取敢えず鉋全体を紹介した。 以前二枚刃鉋と思ったが勘違いで一枚刃の鉋だった。 それにしては刃口が開きすぎる。 もう少し詰めたいと思う。
この鉋刃は昭和初期の製作と書いて有った。 作者は石堂輝秀らしい。 何時もの切り銘とは違う手の凛とした切り銘だと思う。 これも横浜市技能文化会館の展示室に展示して有った。 石堂は色々見る事は有るが、こんなのは初めて見た。 もう少し近くで見たいが、ガラス越しで 暗い所を拡大撮影しており、不鮮明な画像で残念だ。 刃には一部欠けも有る。 寄贈を受けたが 一度も手入れして無い様に思う。 この会館も横浜市の運営だが、実態は外部に 運営全般を委託しており、そこまで手が廻らず、資金も無いと思う。 見に来る人も余り居ない様だ。