大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

鉋の刃研ぎ

2017-02-08 23:20:58 | Weblog
これは横浜市技能文化会館の展示室に展示して有った物です。 鉋の刃研ぎ と名前が付いていた。  多分手では持ち難い 小さい刃物をこの治具に挟んで研いだ物だろうと思う。小型の刃物はこの治具を参考に自分で作れば良いのだろう。 それ程難しい物では無いし、恐らくは自作した物と思う。  これを寄付した方は 木型屋さんだろう。 それらしい道具が並んで居た。 鋳物尺も有った。 木型屋さんは今も居るのかどうか。  それも横浜辺りでは商売にならず 廃業したのかも知れない。 少なくも物作り 工業の街と言うイメージは私は持って無い。 
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0306 深松鉋の削り

2017-02-08 23:09:08 | Weblog
この鉋は 山崎さんからもらった物だと思う。 山崎の焼印が押して有る。 どうしてくれたのか詳細は忘れた。 多分山崎さんも誰かからもらった物では無いかと思う。 結構古そうな鉋だ。 瓢箪枠に深松は珍しい銘だ。 特に情報も無くて、何処の誰が作った物か今も不明だ。  少し使って見ると案外良く切れる。 それに一枚刃の鉋なので引きも軽い。 もう少し研ぎ直して台も整備すればもっと良くなると思う。  自分はそう言う意味では詰めが甘いかも知れない。 もうこれ以上出来ないと思う所まで突き詰めて研いだ事も無い。 一度はそう言う経験も必要かも知れない。 何となく削れるともう飽きて、次に移りたくなるものだ。 くれた山崎さんに 上手く削れる所を見せてやりたい物だ。 彼が研ぐと何故か軽く切れる様に思う。 その骨が今一のみ込めてない様に思う。 残念。
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