大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

中砥石 剛研 輝 #3000

2018-06-25 15:22:54 | Weblog
先日平出商店の巡回移動販売車がやって来た。 そこで今回はこの中仕上砥石 剛研輝#3000を買って見た。 剛研シリーズは初めて使う物だ。 人造砥石も高い物だ。 少し使ったが割と柔らかい様だ。 しかし滑らかに研げる。 それにこの砥石は水に漬けて置く必要は無い様だ。 特に台も無く砥石単体で厚みも20ミリ程度だ。  そこで考えた。 以前購入したサンヨー馬印は台付きだったが 割れが入った。 刃の黒幕#2000も割れ筋が有る。 どうも割れやすいのかも知れない。 そこで裏打ちして補強する事にした。 この裏板は同じナニワの砥石の使い減った台の部分だ。 合わせるとピッタリの寸法なのでこれをセメダインスーパーで貼り付けた。 貼り付けるとこんな感じとなる。 台の部分は白っぽい焼き物の様だ。 現状はこれで32ミリ程度の厚みが在る。  砥石を使い込んで行くと、薄くなりその時に割れ難いだろうと期待している。 普段骨董市で かなり使い込んだ錆鉋を買う事が多くて、必然的に砥石での研ぎも頻繁で 中砥の減りも早い。 中砥の目を消すのに #3000はどうかなと思っている。 その後は#6000程度で研いで最後に仕上げの天然砥石と思うが さてどんな物だろうか。  ちなみに砥石の脇の部分にも 研ぎ汁が固まった物が付着する。 そこで 脇の部分には水性ニス(透明)を塗り汚れが付き難く対策している。 効果は有るだろうか。 砥石に目を向けて行くと 色々使って見たい物も有るが、これはと思うと結構高い。 色々買うと金が持たない。 骨董鉋を買う余裕が無くなる。 どの辺りで妥協するか考え処だろう。
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