大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

0691 助鉋の台を交換

2019-02-21 20:55:23 | Weblog
この鉋は町田骨董市で求めた時は反り台鉋だった。 しかしこのままでは使う機会も無いし、削りの感触も確かめ難い。  そこで台を新たに打って 不要となった古台を使って そこにこの助の鉋刃を仕込む事にした。 この台も相当古い物だろう。 一枚刃平鉋に変身する訳だ。 しかし多分 元は平鉋だったと思うので、昔の状態に戻す事になる。  仕込む予定の古台には、背の馴染み部分には紙も貼って有ったので、それらは一旦剥がして、助鉋刃を仕込んで見た。 裏刃の押さえ棒も抜いて穴は木片で埋めた。

まあまあ何となく上手く仕込めたようだ。 この鉋も綿帽子頭の様だ。 更に研ぎ直して削って見るとまあまあ削れる様だ。 まだ調整も不十分で 削りの様子は載せられ無い。 残念だが それでもこの鉋は良く削れる方だ。 更に研ぎ直していれば 削りの状態も載せられる様になるだろう。 
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0613 甚五郎鉋の削り その後

2019-02-21 09:37:20 | Weblog
この鉋色々試していたが、その後は 少し飽きて、暫く放置していた。 なかなか思う様にならない鉋だった。 色々片付けして居たらこの鉋が有ったので もう一度軽く研ぎ直して削って見ると何となく しっとり上手く削れる。 左側が どうも上手く無いが これが台が狂っている様だ。それを直せば 更に良くなると思う。 古い台の割りに良く狂う安定しない台の様だ。刃は抜かずに 削ったままの状態にしてある。 その場合強く当たる部分がふくらんで来るのかも知れない。 押さえ棒を抜いて 一枚刃にして削っている。 刃裏はまだ完璧では無いが 取敢えず削りには支障は無い様だ。 これでもう少し研ぎ進むとまた状態の悪い部分に当たるので困る。 それにしてもこの鉋刃は綿帽子型の頭部だが、頭の鉄のめくれを削り落とすと、刃の脇の部分も鉄のめくれがある事が判る。 こんな所まで叩くのかな。 まあまだ薄く削れる訳では無いが、これだけ削れたのは初めてだ。 軽く研ぐのが 良いのかも知れない。
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