大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

四月のカレンダー

2019-04-07 20:44:34 | Weblog
もう4月も一週目は終わりだ。 昨年フィンランド旅行で買って来たカレンダーの4月の絵を紹介しよう。 ヘルシンキもまだ寒くて多分北海道と似た気温だろう。 しかしカレンダーの絵は 太陽がさんさんと照り付けて、鳥はチョッキを着て羽を伸ばして日光浴と言った感じだろうか。 寒く暗い冬が終り春のおとずれは待ち遠しい事だろう。 一方春は物事の区切りで 卒業や入学も有るから、別れと出会いの季節でも有る。 空気は湿気を含み景色はかすんで見え、何となく物憂い季節でも有る。 木々は芽吹いて緑も濃くなる。 同時のボケた老人達も ちょっと狂いだす狂気の季節とも思える。  さて新年度はどうなって行くのかな。 
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追入鑿 角打ち 三分 銘 直秀

2019-04-07 20:10:39 | Weblog
この鑿は富岡八幡骨董市で入手した。 安物を纏めた箱の中にこの鑿は有った。 刃先を見ると大きく欠けている。 刃が硬くて欠けた可能性も有る。 桂も踊る状態だった。 鑿の扱いに慣れない人が無理に使った可能性も有る。 この直秀と言う銘の鑿は友達も持っていた。 聞くと安物だと言う。 なるほど丁寧な作りでは無いかも知れない。 取敢えずグラインダーで刃を付け直して 砥石で研ぎ直して仕上げた。 まあまあ比較的研ぎ易い鑿の様だ。 桂は一旦抜いて 鉄のめくれを削り落としてから はめ直した。 見た所古そうに見えるがそれ程古い物では無いと思う。 保存状態も良くて錆も殆ど無い。 それにまだそれ程使い込んで無いだろうと思う。 刃先は仮研ぎでまだ十分では無いが これから使いながら研ぎ直して行こう。  関西には直秀銘の鉋が有る様だ。 その人が 作った物かどうか良く判らない。 これも鑿コレクションに加えて大切に保管しようと思う。 ちなみに入手価格は300円だった。
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