高幡不動骨董市で入手した二つ目の鋸です。 柄は無かった。 まあ自分で作れば良いと思う。 錆を落として見ると 玉光と刻印が在り 鏨で中屋受合と彫って有る様だ。 裏には丸検 一級 スワと有るように思う。 詰まり長野県諏訪で作られた鋸なのかも知れない。 しっかりしたペラペラしてない鋸の様でそれ程使って無いと思う。 刃の欠けも無い。 柄を探しているが、無さそうだ。 少し細めに自分で削って作って見ようかと思う。 これで畔挽鋸は何丁目だろうか。 また一つ増えたな。
今日も高幡不動に出かけた。 今日は第三日曜日では無いが、骨董市が有ると言う。 行って見ると普段の市の半分以下の業者しか来て居なかった。 それでも一回りしてこの小型鋸を購入した。 他の2点と併せて500円だった。 なぜこの鋸を買ったのかと言えば、この鋸の柄に巻いて有る薄紙に見た事の有るマークが印刷してある。 このマークの鉋を私も持っている。 どこかの道具問屋のマークなのかも知れない。 鋸の刃渡りは11センチ程度だろう。 縦挽きに近い鋸刃には殆どアサリが無く 恐らくダボ挽きか木釘を挽く鋸だろうと思う。 現在 私が普段使う替刃のダボ挽鋸よりも一回り小さい鋸の様だ。 錆びてはいたが殆ど使って無いだろう。 取敢えず錆を落として 軽く油を塗った所だ。 それにしてもこのマークはどう言う物だろうか。 このマークの鉋 鑿を時々見かける様に思うが。