大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

0600 旭鉋の削り

2020-09-17 22:44:01 | Weblog
9月も中旬を過ぎた。 時の経つのは早い物だ。  暑さも少し緩和された。 もう蝉も鳴かない。  コロナ感染者も一時横這いで 減少傾向では無い様だ。  この所 自分の作業部屋に入り 鉋箪笥から鉋を出して手入れしている。 錆はそれ程でも無いが、 カビがすごい。  それを拭き取って これと思う物は 研ぎ直して 試し削りして見る。 使えるなと思えば 番号の脇に〇印をつけて置く。  いずれ切れない鉋は放出しようと思っている。 別に売ろうと言うのではない。  何時も鉋を買う業者がOKと言えば 宅配便で送ってやろうと思っている。 引き取るかどうか判らないが、気が向いたらまたそいつを売れば良いだろう。 欲しいと言う人の所に 循環すれば良い訳だ。 

さて今回は旭鉋を手入れして見た。 これは新品見たいな鉋だ。 普通は使い込んだぼろ鉋が多いが、これはまだほとんど使って無い。  4年か5年ぐらい前に買った物だ。 何度か研いで 使って見るが思わしく無かった。  今回 研ぎ直して使って見ると まあ一応上手く削れる様だ。 本来ここから更に調整して追い込めば良いのだろうが 今回は整備の一環なので そこまでやらずに引出に戻した。 取敢えず〇印をつけて置こう。 

鉋削りは暇な時には 良い遊びだ。 ちょっとした時間でも出来て 充分楽しめる。 薄く削ろうと 必死になる様な物でも無い。  削れれば良いし 削れなければ 自分の仕立てか 研ぎが良くないと思えば良い。  それでも これはと思う鉋は きっちり研いで整備すると必ず切れる。 不思議な物だ。  その替わり これは駄目だなと思う物は何をしても駄目なんだ。  
コメント
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