大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

0708 東 秀貞鉋の削り

2020-09-11 22:48:13 | Weblog
去年の夏 8月にこの鉋の台を作り 刃を入れて一応使える状態にしてあった。 研いで削って見たが切れなかった。 研ぎが不十分だったのだろう。 その後 約1年放置していたが、今になって、 この鉋の事を思い出して 出して来た。 見ると刃先 刃裏に薄く錆が出て居る。 この錆は以前も有った物だ。 研ぎ直したが これが取れない。  以前も研ぎ落せて無かったが、 暫く放置して置いた為に、余計酷い状態になっていた。  仕方無いので再度裏出しと裏押しを行って もう一度入念に研ぎ直した。 これで少し切れる様になった。 まだ不十分ながら 何とか削れる状態だ。 何となく耳が立つと言うのか 刃の両脇が削れて真中が上手く削れない様だ。 以前とは少し違う削れ方の様に思う。

まだ 昼は暑くて 刃を研いでも削っていても 汗が噴き出して長くは作業出来ない。 早く涼しくなって欲しい物だ。 感触として 東 秀貞はまあ使える鉋だと思う。 それにしても1年で台も相当狂っていた。 台の修正も難しい物だ。 何処をどう削り取れば 上手く削れる様になるのか今一 その勘所が掴めて無い様だ。 鉋は使える物数丁有れば それで十分だなと思う。 色々やっていると迷いも出て こうすれば良いと言う結論が導き出せない。 だから次々と鉋を替えて ただ遊んでいるだけの事になりそうだ。 

しかしだ。 コロナも少し落ち着いたらまた骨董市に行って 鉋買って来るのだろうと思う。
取敢えず今週末 日曜日 雨で無ければ富岡に行って見ようかと思っている。 
コメント
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