大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

二治弘鑿 柄を交換

2020-09-24 18:08:13 | Weblog
この鑿について既に紹介した。  柄は持ち主が自分で付けた物だろう。 口金周りに割れが有り 柄が曲がっていた。 今回は柄を交換する事にした。  材料は古鉋の台を切って使った。  大体20ミリ径で棒を作った。  割と細い柄が付いていたのでそれを真似て作った。  柄の長さは125ミリとした。  普通の鑿より若干長めだと思う。 これで全体の長さは215ミリとなった。  柄に入る穴を真っ直ぐ開けるのが特に難しい。 調速ドリルで ゆっくり調整しながら 細いドリルから太いドリルまで 徐々に穴径を広げながら 曲がらない様に調整して開けている。 込みの部分は約35ミリと結構長い様だ。 その代わりなのか口金は 16ミリ程度で 関西の鑿と比較すると短い。   柄には OILを塗ってある。  隣が前の柄になる。 どうにか 上手く据えられたと思う。   これで半日時間を使った。 もう少し刃先に研ぎは 必要だろう。  やっと涼しくなって 作業もやり易くなった。  
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今月の言葉

2020-09-24 09:43:54 | Weblog
9月も後半になってしまった。 台風も接近で雨が降る。  その中を墓参りに出かけた。 4連休も終わり 高速道路の混雑も無いと判断して出かけた。 お墓は隣の県なのだが、時間が取れれば 毎月行く様にして居る。  毎日が日曜日の老人なので 今日はこれと言う用事も無い。  途中でお墓に生ける 生花を買う。  するとこの4連休で総て売り切れだと言う。  残念。  墓参りは およそ30分も有れば終る。  墓石の天辺に 鳥が食い残した 柿の下手がへばり付く。  こいつをたわしで擦り落とすのに苦労した。 気候はすっかり秋だ。   帰りお寺の掲示板にこの標語が有る。   禅の言葉だと言う。

 水流れ 元海に入り 月落ちて 天を離れず

細かく解釈の説明が有ったが 忘れてしまった。 ただ何となくだが 自然の循環を現わしているのかなと思う。  人間もその中に組み込まれて生と死を繰り返し循環していると言う事か。  自然の流れを見て これを理解し それを人間に当てはめて納得理解するのが仏教なのかな。  小雨の中 車で家に帰った。  少し疲れた。 
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