大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

0513 東忠正鉋の削り

2015-08-28 10:22:58 | Weblog
この鉋付いては既に書いたと思う。 高幡不動骨董市で購入した物だが、結構使えそう
に思うので 裏刃を調整して削って見た。 結構上手く削れる様だ。 しかし裏刃が
若干左に傾いて調整しないと本刃と上手く合わない。 裏刃の直角が出て無い様だ。

刃のど真ん中に少し傷が有る様で、鉋屑が真中で割れて出て来る事が多い。もう一度
研ぎ直しが必要だ。 処で 裏刃の調整は下手なので普段はほとんど裏を引っ込めて
削っている。 今回はピッタリ合せて削りたいと思うが、 裏刃が 台の中に入り込んで
調整しずらい。 これでも右を叩いたり、左を叩いたりしながら調整しているが、家具屋の
ベテラン職人に聞くと 裏刃は台より出て無いと駄目だと言う。 そうすると長めの裏を
買わないといけなくなる。 

そういう物かも知れないが 彼は仕事で鉋を使うし、私は仕事では無いから 多少時間が
掛かっても問題無いだろうと思う。 そう考えてそのままにしてある。 しかしこの鉋
誰の物か知らないが、結構上手く削れるじゃないかと思う。 鉋屑の薄さがどうのこうの
と言う段階では無いが、まあ削れれば 嬉しい物だ。 

夏が終わったのか急に涼しくなり、雨も降るので家で鉋をいじくる毎日だ。 これも後少し
9月からは 何時もの生活に戻る予定。 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 皮すき包丁 銘 正市 | トップ | 突き薄鑿 2.5分 銘 手工屋 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事