大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

ダイソーのクランプ

2017-02-10 09:39:16 | Weblog
昨日は 昼頃から ちらちらと雪が降り寒かった。 散歩も中止して近所のパン屋にパンを買いに行ってそれで後は家にこもって居た。 節分も過ぎたし、早く暖かくなって欲しい物だ。さて先日 友人がこれと同じダイソーのクランプを工房に寄付してくれた。 単価200円+αなので 遠慮なくもらった。 私も試しに買って見た。 少し華奢な作りだが、価格相応以上の物だ。 それに長さ200ミリと言うのが手頃で良いと思う。 これ以上長いと締め付け力に負けて、曲がるだろうから。 クランプは仮固定の道具だし 数は沢山ほしい。 別にしっかりした物で無くても 使い道は有る。 ダイソーの道具売り場を見ると 結構使えそうな物も多い。 町の生活雑貨便利屋は今は海外にも相当数進出していると聞く。  安物でしょうとも言えない 便利さと品質を確保していると思う。  だから類似のお店も何点か出て来た様だ。 競争が有れば 更に良くなると思うね。  私も水性塗料など 使って見た。 これで十分とも言える。 恐れ入りましたダイソー。
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0540 永義鉋の削り

2017-02-09 21:04:05 | Weblog
道具箪笥の引出からこの鉋が出て来た。 確か靖国神社骨董市で入手した物だ。 少し使ってそのまま保管していた。 感じからして何か 鰹節削りの鉋の様に 小型で薄い台で一枚刃の鉋なので、そのまま放置していた。 取り出して 刃を研ぎ直して見た。 結構硬い鋼の様に思う。 台も調べるとかなり狂っていた。 調整し直して、刃も研ぎ直した。 削って見ると結構切れる鉋の様だ。 銘の永義については 情報が無い。 もう少し使い込んで見たいと思う。 台下端の修正に使い研ぎ直しを頻繁に行えば更に切れる様にならないかと期待している。  
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鉋の刃研ぎ

2017-02-08 23:20:58 | Weblog
これは横浜市技能文化会館の展示室に展示して有った物です。 鉋の刃研ぎ と名前が付いていた。  多分手では持ち難い 小さい刃物をこの治具に挟んで研いだ物だろうと思う。小型の刃物はこの治具を参考に自分で作れば良いのだろう。 それ程難しい物では無いし、恐らくは自作した物と思う。  これを寄付した方は 木型屋さんだろう。 それらしい道具が並んで居た。 鋳物尺も有った。 木型屋さんは今も居るのかどうか。  それも横浜辺りでは商売にならず 廃業したのかも知れない。 少なくも物作り 工業の街と言うイメージは私は持って無い。 
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0306 深松鉋の削り

2017-02-08 23:09:08 | Weblog
この鉋は 山崎さんからもらった物だと思う。 山崎の焼印が押して有る。 どうしてくれたのか詳細は忘れた。 多分山崎さんも誰かからもらった物では無いかと思う。 結構古そうな鉋だ。 瓢箪枠に深松は珍しい銘だ。 特に情報も無くて、何処の誰が作った物か今も不明だ。  少し使って見ると案外良く切れる。 それに一枚刃の鉋なので引きも軽い。 もう少し研ぎ直して台も整備すればもっと良くなると思う。  自分はそう言う意味では詰めが甘いかも知れない。 もうこれ以上出来ないと思う所まで突き詰めて研いだ事も無い。 一度はそう言う経験も必要かも知れない。 何となく削れるともう飽きて、次に移りたくなるものだ。 くれた山崎さんに 上手く削れる所を見せてやりたい物だ。 彼が研ぐと何故か軽く切れる様に思う。 その骨が今一のみ込めてない様に思う。 残念。
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畳屋包丁

2017-02-06 10:05:19 | Weblog
今日も良い天気だ。 昨日は昼少し雨が降り、異常乾燥が和らいだかも知れない。 もう杉花粉がわずかでは有るが、飛散している様に思う。  そこで今日はアレルギー薬を今年初めて飲んで見た。  用心しないとひどい目に遭うかねー。    さて先日行って来た横浜市技能文化会館でこんな写真も撮って来た。  この挿して有るのは 畳の縁を切り落とす包丁の様だ。  先日私も骨董市で手に入れている。  これを見ると、私が入手した物と、刃の付け方が全然違う様に思う。  こう言う風に刃を付けると切り易いのだろうか。  これは横浜に畳屋さんの廃業した方が寄付した物だろうから、 実際使われた物だと思う。 残念ながら銘は見えない。 実際切り易い 使い易い刃の形がこれなのかどうか 定かでは無いが、使われていた物ならば参考になる。 和室の部屋も少なくなり、畳も減って来ただろう。畳屋苦難の時代だ。  ちなみにこの技能文化会館では 畳縁の材料で作った 手提げ袋を 2千円で売っていた。 これが結構渋くて なかなか良いと思う。 
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鉋刃 銘 暁之富士

2017-02-05 10:22:41 | Weblog
これも 横浜市技能文化会館の展示品の中に有った物だ。 大工さんの道具の様だ。 鉋刃単品で展示して有った。 暗くて良く見えないが スマホで撮影して見た。 暁之富士と銘が有る様だ。  それ以外の文字は上手く読めない。 花押らしき物を見ると どこかで見た様にも思う。  これ秀奴銘の鉋刃に有る花押とよく似ている。 まだそれ程使って無い様だし手入れもしてない様に思う。 これ以外にも 何丁か鉋刃は有った。 もう少し明るく良く見える様にしてくれると有り難いが。  

こんな所で 鉋を見るとは思わなかった。 此処に有れば 後世に残るし安心では有る。次回は係りの方に 資料が有るのか聞いて見たいと思っている。 
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鋲抜き(ビョウヌキ)

2017-02-05 10:13:30 | Weblog
昨日 横浜市技能文化会館に 大人の木工教室で子供椅子を作るイベントが有り、アシスタントに駆り出されて行って来た。 昼飯を食べて 会館の一階の展示場を覗くと こんな物が展示して有った。 これは表具屋さんの道具で 鋲抜きと書いて有った。

私も似た物を持っているが、これが何に使う道具なのか知らなかった。 この展示を見て初めて知った訳だ。 唐紙の手掛けの取り付けに打って有る釘を抜いたりする時に使う物と説明が有った。  なるほどねー。  初めて知ったし勉強になった。 色々面白い物が展示して有る。  一度覗くと良いだろう。 お勧めしたい。
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