大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

0722 勝利鉋刃 台打ち準備

2020-01-13 12:27:35 | Weblog
今日は良い天気だ。 寒くない。  隣駅まで散歩して帰って来る途中 成人式参加の人達に会った。 今の着物は派手だね。 でも若い女性は華やかだ、 羨ましいな。  成人式は昔は1月15日と決まっていたが、今は違うんだ。 今日式典を行う所が多い様だ。 親同伴や 友達同志で来ている。  昔は もっと地味で こんな感じじゃ無かったと思うが。  とまあ老人はブツブツ独り言を言う。

さて先日購入した勝利鉋は 一応研ぎ直した。 割と丸く研いで有ったが この方がま実用的なのかも知れない。 真直ぐに研ぎ直した。 台の材を探したが適当な物が無く、 50ミリ角の樫の木を25ミリ厚に二枚に挽いて貼り合せて 台を作った。  寸法は 幅78ミリ 長さ 290ミリ 厚み 24ミリにしている。 後は台打ちが残る。  その内ひまな時にやろうと思う。 この勝利は 研いだ感触は良さそうだ。 期待しているがどうだろうか。 兎に角 錆は深く無くてすぐ取れたので 助かった。 
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釘締めか?

2020-01-12 17:25:51 | Weblog
世間は3連休と言うが 毎日が休みの人には関係ないかな。 今日は天気が良くない。 それでも以前は雨の予報だったが、曇りなので 良しとするか。  少し寒い。  取敢えず調布布田天神を覗いて見ると、骨董市やっていた。  今日は業者の数も少ない。 それに特に欲しい物は無い様だ。  今回も秩父から来ると言う業者のガラクタの中から これを拾い上げた。  長さは12センチ程度 幅12ミリ×7ミリ程度で 先細りの物だ。  釘締めかなとも思うが、先端は丸くて これでは滑ってしまい 上手く釘は打ち込めないかも知れない。   それでも鉄味は悪くないので 100円で買って来た。  こう言う物買う人は居ない様だ。 何となくラフな作りで 素人が作った物かとも思う。  特に銘も何も打って無い。  長くどこかで寝て居た物と思うが、全く赤錆は発生して無い。  全体に黒錆が付いて居るのだろう。 頭部は打たれて 鉄がめくれている。  ある程度は使って有る様だ。  まあ釘を打ち沈める事は余り無い。  それに釘締めは持っているので、これは 半紙を押さえる文鎮代わりに使えば良いかな。  面白い物が手に入り 行ったかいが有った。
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0721 宗弘鉋の整備

2020-01-11 19:14:08 | Weblog
昨日入手した宗弘鉋を整備して見た。 下端は相当狂いが有り、 かなり削って均した。 刃口は5ミリ位開いているので少し詰めた。 今回は簡易に木端返しに薄板を貼り付けて暫定対策した。 裏刃は裏押しして研ぎ直した。 本刃は 錆を落として 斜めに研がれた刃先を グラインダーで削り修整した。 裏出しと裏押しを行い、研ぎ直しした。 これで刃を挿入して少し削って見たが 一応削れた。 刃はゆるくて 削るとギクシャクする。 取敢えず馴染みの部分にパテを塗り硬く仕込んだ。 台にはOILを塗り艶を出した。 これで一応使える状態になった。

刃は 研ぎが不十分なので、もう少し研ぎ直していれば 段々良く切れる様になると思う。 錆が思った程 酷く無かったので案外早く 削れる状態になった。 もう少し修理に時間が掛ると思ったが、割と早く修理出来て時間の節約にはなったが、修理を楽しむ時間は短く残念だ。 これでまた一つ鉋が増えた。 取敢えず削れる状態で、削り味もそれ程悪く無く 使える鉋で 安心したが そうなるとこの鉋への興味が薄れ 次にてに取るのは何時になるか 判らない。 可愛そうな鉋だ。

昨日この鉋を手に取り 刃を抜いて研ぎ直した。 この鉋も裏は十分研げて無い様だ。 #6000のダイヤモンド砥石で再度裏出しした。 しかしまだ完全では無い様だ。 古物鉋は研げている様で、裏も何度か研ぎ直して無いと上手く削れない。 刃先を拡大して見て無いが まだ若干ダレが有るように思う。 それでも以前よりは 大分軽く削れる様だ。 時々手に取り研ぎ直してやれば 何とかなりそうだ。  ある程度上手く削れる様になるまで 仕舞わずに手元に置こうと思っている。 (2020/1/17)
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0722 鉋刃 勝利

2020-01-10 21:56:02 | Weblog
町田で二丁目の鉋刃を入手した。 道具箱に中に 転がっていた。 台は無い様だ。 鉋刃単品なので300円だった。 高い様な安い様な微妙な値段だ。 刃には うっすら斜めのヤスリ跡が有る。 大日本 小判型の中に 勝利 小判の外側に尾の長い孔雀の様な鳥が居る。 刃幅60ミリ 全長70ミリ という所か。 登録や商標は打って無い様だ。 刃はほとんど薄錆しか無い。  これなら錆取りに四苦八苦する事は無いと思う。 台が無いので 台を打たないと使えない。  まあ暫く時間は掛かるだろう。 刃は割と上手く使って有る様だ。 或は古い鉋刃なのかも知れない。 大日本と大きく刻印して有り、 戦中に作られた物何だろうか。 勝利の銘も調べているが 何処で作られた物なのか 情報は無い。 いずれ刃を研ぎ直して 台を創ったらまた報告したい。 
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0721 二枚刃平鉋 銘 宗弘 (八分)

2020-01-10 21:35:06 | Weblog
今日は天気も良い。 早速町田天満宮骨董市に来た。 何時も1の日に開催だが 1月は10日の開催となった様だ。 来てみると 人手は何時もの事ながら多い様だ。 町田は交通の便も良く、人が集まり易いのかも知れない。 一回りしてからこの鉋を入手した。 これで500円だった。 取敢えず購入した状態でまだ整備する前の状態です。 台は割れは無い様です。 刃は裏金も付いて居ます。  刃は幅70ミリ 全長83ミリ 程度有り、まだ十分使える状態です。 刃の頭部は叩かれて鉄がめくれた様です。 それは削り取って整備した後が有ります。 台は追い柾台なのか 乾燥で歪んで居ます。 それに併せて刃を若干斜めに研いで有ります。 刃には 二代目 宗弘 花押 特撰と刻印が有ります。 馴染みの部分には縄目の線が入って居ます。 見た感じは新潟の鉋の様に思いますが、誰が作った物か 不明です。  裏刃を見ると 大吉と刻印が有りました。比較的薄い 安もの裏金の様に見えます。 これから整備する所です。 上手く削れる様になったらまた報告します。 これでまたしばらく この鉋で遊べるでしょう。

台をよく見ると 上端の長手方向を大きく丸面取りして有ります。 普通ここまで大きく面取りしないのですが前の持主が自分で面取りした物か、当初から面取りして有ったのか。 こう言う作りは 関西の鉋に多い様に思いますが、調査不十分で良く判りません。 錆はそれ程酷くないので、まあ何とか使えると思います。 台の感じからすると、それ程古い物では無いだろうと思います。
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0573 三角輪の削り その2

2020-01-07 20:36:16 | Weblog
先日 土牛鉋の削りを行って気を良くして、また鉋削りがやって見たくなり、この鉋を取り出した。 台は自作した物だ。 刃をよく見るとどうも斜めに研がれて居る様だ。 そこで刃を引いて研ぎ直した。 更に裏が良くない様だ。 何度か研ぎ直しているが 良くならない。 それが原因なのか 引きが重い様に思う。 削って見ると一応削れる様だ。 前回は削り屑が真中で割れて居たが今回はそこは研ぎ落した様だ。 しかしまだ端の方に良くない部分が残る。  この鉋刃は 地金が良くない。 余り研ぎ易くない地金の様が。 その為なのか鎬面が砥石に密着しない。  やっとほぼ平面に近くなって来た。  これからもう少し研いで居れば 更に切れる様に思うが、余り期待できない。 どうも土牛の方が軽く引ける感じがする。 そろそろ諦めて 別の鉋を出して来るか。  こうして鉋削りは中途半端に終わる事が多い。
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0719 土牛鉋の削り

2020-01-04 17:37:20 | Weblog
この鉋については既に紹介した。 錆を落として 台を修正して 研ぎ直して削って見るが思わしくない。 台の下端を確認すると 刃口の頭部側に割れが有り、再接着して繕って有るが 刃を入れて置くとじわじわと膨れて来る様だ。  今回は下端を削り取って 再度均した。  これである程度は削れるようになった。 削って見ると 割と引きは軽い様に思う。  まだ薄くは削れて無いが 研ぎ直していれば 上手く削れると思う。

どうも台が変形して来る様なので、いずれは台を打ち直さないと駄目だろう。 しかしまあ結構切れる刃だと思う。  今は裏金も付けて 使える状態にしてある。  久し振りに鉋削りをやって見た。 もう削る材は薄くなり 新たな材料を調達する必要が有る。  檜で無くて 2×4SPFでも良いだろう。 今度ホームセンターに行って調達してこよう。  暫くやって無かったが、鉋削りも面白い物だ。

最近この鉋を使う事が多い。 今使うエゴの木を削って見ると結構良く削れる。 普通は軽く引ける一枚刃鉋を使うのだが、この鉋は裏が付いて居ても比較的楽に引ける様に思う。 何故上手く使えるのか良く判ら無いが 頼りになる鉋だと思っている。 こう言う鉋は後2から3丁有れば 良いのだが、そうも行かない様だ。(2020/4/15) 
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LEDランプ 点灯

2020-01-03 17:13:56 | Weblog
今日は快晴なので午前中 神社を三軒回った。 最初は近くの諏訪神社だが もう人はほとんど来てない。閑散としている。 次に大通りの向うに有る 熊野神社に行く。 この神社の裏手の本殿と覆い殿は傷みが酷く修復の寄付を求めて居る様だ。  参拝して賽銭を少し出した。  次に少し離れた小野神社まで行く。  境内が広くて気持ち良い。 3社廻って帰って来た。  良い散歩になった。  

さて既に製作済みのランプにLEDを取付て 電池を仕込む事にした。 LEDはホームセンターで購入した。3.5v 20mAと言う白色LEDが3個と抵抗3個セットになった物を買って来た。  電池は単三3本でLEDも3本パラに接続して40オームの抵抗を経由して 接続した。 これで点灯すると 少し暗いがまあ 実用では無く お飾り物なのでこれで良いだろう。

暗くした室内で点灯すると何となく雰囲気が出る。  LEDの配置をもう少し工夫して この白い筒全体が光るようにすればよかったかな。  今後改善しよう。 ランプは面白いのでもう少し別のデザインでまた作って見ようと思う。 
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mina perfonen/皆川 明 東京現代美術館

2020-01-02 22:00:15 | Weblog
今日は午前中 曇りで天気が良くない。 初詣に行く予定を変更して 昨年 新聞屋にもらった招待券を持って、東京現代美術館に行って来た。 正月 2日だが開館している。 結構人も多い様だ。 ミナ ペルホネンの名前は朝日新聞の連載で知っていた。 服飾デザインだけでなく、色々な創作活動を行っている様だ。 長く続く物、価値の不変な物を生み出すと言う考えでやっている様だ。  一時の流行で終らせたくないと考えて居る様だ。 デザインするとは こう言う物なのかと思った。 

例えば 電線を見ても、雲の形を見ても 面白いと思えばそれを記憶に留め、それをヒントに形を生み出している様に思う。 実際聞いた訳では無いが 自然に有る物が題材となっている様に思う。 その引出が多いんだろうな。


色々なアイディアが あふれて居る人の様だ。 2時間程見学して 帰途に着いた。  正月でレストランが開いて無くて 困った。  道路には人はほとんど歩いて無いのに、美術館は人が一杯で 不思議な感じだな。 正月にこう言う所に来る人は、多分皆川ファンでは無いかな。 
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内丸鑿 その4

2020-01-01 18:41:19 | Weblog
この鑿は 鋼が丸くこごんだ内側に付いて居る 彫刻鑿だろうと思う。 昨年12月中旬に 調布布田天神骨董市で入手した物だ。  一度既に紹介した。  その時は桂が無くて 探していたが引出を開けると錆びた桂が転がっていたので これを付けて見た。 やはり叩いて使うので 桂が無いと 柄が崩れてしまうので使えないからだ。  柄は既に短いが まだ交換せず桂のみ 付けた。  これで一応使える状態になった。

何度か研ぎ直しているが 丸鑿専用の砥石は無いので 上手く研げて無い。 取敢えず使える状態だ。 まあスプーンでも作る時に 使う程度なのでこれで良い。 持っていれば色々使う機会は有る。  正月から道具の手入れで過ごした。  明日は初詣に行こうかと思っている。  今日は人が多くて混雑するから 少し日をずらす方が良いだろう。  穏やかな正月を過ごしている。 天気もまあまあで良い。 それ程寒くも無いな。 
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