気楽にいきましょう!

バイク好きオヤジのひとりごと

FJ1200

2013年01月20日 | バイク
我が家にあるバイクの最古参、1988年型FJ1200です
友達が新車で購入した車体を4年落ちで手に入れて20年経ちました。

型式は3CV ヨーロッパ一般仕様のフルパワー車です

仕向け先がUK(イギリス)なので マイルメーターが付いています。
マイルメーターが付いている以外はキロ表示モデルとの違いはありません。

マフラーも換えていないのでスクリーン換えただけのフルノーマルに見えますが
20年も我が家にあるので それなりに手が入っています。

フロント周りは

最終型FJ1200のフォークにオーリンズ製スプリングを組んであり
FZR1000用のホイール、ブレーキキャリパになっています。
ローターはFJ1200の標準サイズ(300mm)です。
これによって リム幅が3インチから3.5インチに広がり
120/70-17のラジアルタイヤ装着が可能になっています。
ブレーキキャリパも 同径対向4ポッドから 異径対向4ポッドになります。

リア周りは

ホイールが標準の直径16インチから 幅4.5の18インチに代わり
標準の150/80-16のバイアスタイヤから
160/60-18のラジアルタイヤが装着出来るようにしてあります。

車体サイドに付いている黒い大きな部品は
ツーリング用ハードケース(クラウザー製)の取り付けステーです。

前後共ホイールやブレーキのデザイン、色までノーマルと同じなので
同じ型のFJ1200持っている人でも気づかないかもしれません。

リアサスは

オーリンズ製に換えてあります。
調整幅が広いので好みのセッティングにすることが出来ます。

パッと見はノーマルですが 足回りが全く違うので走りも別物です。
FJ1200のエンジンは 少し仕様が違ったものがXJR用として
今も生産されています。
まだしばらくは部品の心配も無いと思われます。

いくら良いバイクでも 部品が入手出来なければ乗れませんからね。
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FJ1200 整備

2013年01月20日 | バイク整備
暖かくなったらFJ1200の車検を取得するため整備を始めました
普通は全部バイク屋さんでやってもらうのでしょうが、
軽い整備は私でも出来るとバイク屋さんも知っているので
いつも「自分でやれることは自分でやってください」と言われます。

今日はリア周りを中心に整備することにします

何はともあれリアホイールを外します。

ホイールを外して ベアリングとハブダンパーをチェックします

問題なさそうでした。

リアのスプロケはチェーンのオイルで真っ黒です

かなり頑固にこびりついていますが

洗浄剤をかけてゴシゴシして

なんとかこの程度まできれいになりました
また直ぐ真っ黒になってしまうんですけどね。

ここまでやって リアホイールを車体に戻し次はブレーキです

パッドを外してピストンをチェックします

パッドの残りがほとんどありません

もちろん交換することにします。

最後にチェーンをグリースアップします

普通の機械用グリースを指に付けてチェーンに塗りこんでいきます。


いろいろ調べてみましたが、チェーンに使われている「Oリング」は
NBR(二トリルゴム)で出来ています。
ベースオイルが鉱物油で出来た市販のグリースが使えるはずです。

何でも値段で判断する日本人の悪い癖で 高いものが良いと思いがちですが
値段が高いグリースやオイルは耐熱性能を上げるため
ベースオイルに科学合成油が使われているものもあります。
科学合成油はOリングの材質であるNBRを侵すので使えません
自分で判断できない人は市販のチェーン用グリースを使うことをお勧めします。

リア周り 一通りの整備を終えて定位置に片付けました

この場所は屋根があって雨に濡れないので忍者とZRXも置くことにしました。
こちら側の駐車スペースは長さが11m近くあるので
バイクの前にロードスターと軽を縦置き出来るスペースも取れますし。

今日の整備はこれでおしまいです。
また日を変えて 次はフロント周りの整備をやる予定です。
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