もう消滅しそうな日本のラジコン
消滅する前に この先老後に遊べるだけの物を揃えようと考え
ラジコン用の装置をネットで探しています。
やっと手にいれた2種類(ブランド)の送信機
左がラジコン装置メーカーの「フタバ」製 2チャンネル送信機
右は「タミヤ」製の2チャンネル送信機
同じ2チャンネル(2ヶ所がコントロール出来る)の送信機ですが
外観は フタバ製→機械装置 タミヤ製→いかにも玩具というデザインです。
船や車のラジコンは スロットルと操舵の2ヶ所をコントロールするので
2チャンネルの装置で大丈夫
良く見ると スイッチ位置やコントロールスティック部のデザインが一緒
もしかして? と タミヤ製の送信機を分解して中を見ると
思った通り中身はフタバ製とほぼ一緒、基盤上の部品も同じ物が使われてます
これって、フタバが作ってタミヤにOEM供給している物ですね。
対象年齢の違いか、フタバのはネジ4本を緩めると簡単に分解出来るのが
タミヤのものは、外側のカバーが分解出来にくい構造になってました。
知識の無い子供に、安易に分解されては困るんでしょう。
今回分解したのは エンジンコントロール用にスティックを改造するためで
改造に必要な部品はこれ、フタバ用の純正部品
標準のスロットルスティックは 電動モーター用に出来ているので
手を離すと中立の位置にバネで戻る構造になってます。
それを、任意の位置で止まるようにします。
フタバ製の送信機の取説を参考にすると
コントロールスティックユニットのこの部品を取り外し
フタバ製の部品を取り付けるだけ
こちらは操舵用のユニットですが、ユニット自体は同じ部品です。
ユニット裏面に
準備しておいたフタバ製の部品を取り付けると
スティックが任意の位置で止まる ラチェット式に改造出来ます。
バネで スティックを中立位置に戻す用の部品は
取り外しています。
外側のカバーを元通りに組み付けたら 改造は終了
スロットル中立位置
スロットル全開状態
スロットル前閉状態、好きな位置で止まるように出来て
これでエンジン模型に使えるよう 送信機の改造が完了しました。
タミヤの送信機は いかにも玩具(おもちゃ)という外観ですが中身はフタバ製
フタバ製のほうの送信機も同じ改造を施しています
これで、エンジン模型に使える送信機が2つ準備できました。
活用するのは完全リタイヤして長崎に帰ってからなのでまだまだ先
老後の楽しみに向けて少しずつ準備しています。