一昨日の記事で 日本刀の事書いたんですが
その中で「よく切れる刀」って表現をして よく切れる刀の根拠って何?って
普通は疑問に思うはず
そもそも日本刀って 人を斬ることを前提に造ってあるので
「よく切れる」ということは 「人体がよく斬れる」ということです。
どうして試すかと言うと、実際に人間の体を斬るんですが
生きている人を斬るわけではなく
明治になる前の封建時代は 刑罰は死刑だけ
斬首刑が執行されたあとの死体が今より簡単に手に入ったので
その死体を積み上げて 一度に何人の身体が一太刀で両断出来たか?で
切れ味を試したということです。
実際に何人の死体が切れたかという事が 柄の中に入る茎の部分に刻まれ
それで「よく切れるか?」の判断出来るわけで
今考えると恐ろしい事ですけど 当時の侍は疑問に思わなかったんでしょう
それも昔の話 そんな隠れた歴史の話って結構あります。