千里山の街を歩いていたらこんなシンプルなベンチを見ました。
それは3本の木の棒板を2つのブロックの脚に、ボルトとコンクリートで一体化した簡易な構造(写真拡大)でした。
道路の側溝をカバーした金属の蓋板の上に設置され、清涼飲料水の自販機の空き缶入れとプランター・ボックスで囲まれた一服空間になっています。
千里山でも高齢化が進んでいますので、よく買い物などに出掛けられている知り合いの方が、途中で道端の側壁などに腰を下ろして休まれている姿を見掛けます。坂道の多い千里山はそんな体力の弱ってきた住民にとっては住み難い街になってしまうかも知れません。
千里山まちづくり協議会が以前に駅から第1噴水までの間に木製ベンチを6ヶ所設けたことがありました。メインストリートなので人目に付くからか余り利用されているのを見ませんが、それでも時々は坂道の途中で休んでいる方もおられます。
それはユーカリの木から製材した立派なベンチですが、今回見た簡易な構造のベンチであれば費用も少なく、もっと多くの必要な場所に置けるのではないかと想いました。
また千里山まちづくり協議会の定例会で情報提供しようかと想っています。