ゴールデンウィーク初日に、吹田市立博物館で4月23日から6月5日まで開催されている「“田園都市”千里山~大正時代の理想郷~」に行ってきました。
特に今日は関連イベントとして「市民フォーラム」が午後から予定されていたので、天気も回復し行くなら今日が良いと想っていました。
千里山まちづくり協議会の有志として協力されていた、中野さんと誘い合わせて博物館の傍を通る名神高速道路の、吹田サービスエリアにある「大阪王将」で昼食をゆっくり摂った後訪れました。サービスエリアは外からも入れますので、ちょっとしたドライブの旅気分が味わえます。
展示は大きく英国のガーデン・シティーとして知られるレッチワースのゾーン、その影響を受けて日本各地で開発された郊外住宅地のゾーン、そしてメインの千里山ゾーンに比較され充実しています。大正から昭和初期の世界と日本の近代化に対して起きてくる、職・住環境の理想と実際の営みが立体的に紹介され、地域それぞれ展開の差異はあるにしても、興味深い街の歴史として感じられる展示になっていました。
五月女学芸員の司会で午後1時半から行われた「市民フォーラム」には、パネリストとして千里山自治会から藤木会長を始めとして安藤・岩橋・川崎・瀧・山本の各氏の、懐かしいエピソードやこれからの千里山に望むことなど、四方山話も尽きずあっという間に2時間が過ぎました。
明日も千里山の街の歴史についての講演があるなど、これからも盛りだくさんの企画があるようです。館長のご挨拶では今回の特別展は非常に好評とのことでしたので、ぜひ薫風の爽やかな連休に散歩がてら博物館を訪れてみてはいかがでしょうか。